富山福祉短期大学

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ふくたんMEDIA

2023.02.20
図書館

図書館の本を読む-読書のたのしみ No.16

『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』 川内有緒/著 集英社インターナショナル
全盲の白鳥さんと美術館巡り?作品を見る?どうやって?
タイトルを見た全員が思うことですよね。
著者は友人マイティに白鳥さんを紹介され、一緒に美術館巡りの旅に出ます。
作品の前で、絵の大きさ、描いてあるもの、形、色合いの説明、受けた印象をそれぞれ話します。全盲の白鳥さんに伝わるように、言葉を選んで説明することによって、より細かく作品を見ていることに気づきます。
日頃、美術館にはあまり縁がありませんが、読後には、作品の見方が変わるような気がして、美術館を訪れてみたくなりました。
白鳥さんは、「読み返すことのない日記」として散歩しながら写真を撮っています。
ついには、美術館でその写真を展示することになります。
全盲であることを不自由と思わず、自分のやりたいことにまっすぐに取り組む白鳥さんの姿に、障害ってなんだろうと改めて考えさせられました。(司書2)

 

2023.02.14
オープンキャンパス関連

2月11日 学科説明会・進路相談会を開催しました

2月11日(土)、学科説明会・進路相談会を開催しました。

今回は、学科説明、ミニ体験授業、キャンパス見学を行いました。

学科説明では学科での学びやカリキュラム、取得できる資格についてなど詳しくご説明させていただきました。また、看護学科はVRを使用した看護体験や社会福祉学科は価値観について、幼児教育学科は幼児期の発達についてなど、ミニ体験授業を通し、分野について深く知っていただきました。

2023.02.07
授業紹介
社会福祉学科

社会福祉学科 富山コミュニティー論「報告会」

全学科の学生が履修する富山コミュニティー論では、主体的に地域の課題を学び、その解決のために必要な目標を設定し、具体的に「ひと・こと・もの」(地域社会)に関わる行動に移し、自分を「つくり、つくりかえ、つくる」実践力を高めることを目標にしています。

今回、社会福祉学科の学生達は、本学と射水市との包括連携協定に基づき、介護の人材不足等、射水市の地域課題に対して活動に取り組み、連携・協力していただいた方々をお招きし報告会を実施しました。

2023.02.07
授業紹介
専攻科看護学専攻

専攻科看護学専攻 論文発表会

2月2日(木)、専攻科看護学専攻の論文発表会が行われました。

本学では今年度より、看護学科の卒業生などを対象に、新たに「専攻科看護学専攻(1 年制)」を設置しております。実際に看護師として働きながら学ぶことができ、より実践力の高い学士看護師を育成しています。

今回は、第1期生の皆さんが4月から進めてきた研究について、論文発表を行い、教職員や在学生も参加しました。臨地実践研修から感じとったことをテーマに、深く分析・研究されており、大変興味深い内容でした。

2023.02.07
授業紹介
幼児教育学科

幼児教育学科 総合演習発表会

幼児教育学科2年生の皆さんによる、総合演習(ゼミ)の発表会が行われました。

本学では、音楽表現演習、幼児体育演習、造形表現演習、幼児教育演習(自然保育)、幼児教育演習(コーチングコミュニケーション)、保育心理演習の6つの分野から、各自の興味や関心にあった分野を選び、深く学んでいます。

今回は各分野の総合演習での学びをグループや個人で設定したテーマごとに発表し、また、1年生もオンラインで視聴しました。

2023.02.07
図書館

図書館の本を読む-読書のたのしみ No.15

でんしゃにのって

とよた かずひこ(著) アリス館

この絵本は、うららちゃんが、おばあちゃんのところへひとりで電車にのって会いに行くというお話です。おばあちゃんと会う駅は「ここだ」という駅です。「ここだ」駅に着くまでに車掌さんが「つぎは△△だー」と告げる駅には△△という動物が乗り込んできます。つぎの駅にはどんな動物が乗り込んでくるのか期待してしまいます。こうして、いろんな動物が乗り込んで電車が満員となり、最後に降りようとする「ここだ」駅に乗り過ごしそうになるうららちゃん。でも、みんなの親切もあり、無事、目的の「ここだ」駅につきました。駅の名前が面白いし、繰り返しが心地よく最後の最後まで楽しめる絵本です。

 

2023.02.06
図書館

図書館の本を読む-読書のたのしみ No.14

『ライク・ア・ローリング公務員 まち思う 故に我あり』 福野博昭/著 木楽舎
高卒で奈良県職員を42年間勤めたスーパー公務員福野博昭さんの回顧録。
バリバリの関西弁の口語体で書かれており、勢いがあるのでさくさく読めます。
著者の仕事はとにかくパワフル!ブルドーザーで一気に道なき道を作っているよう。
奈良公園のゴミ問題を解決するために勝手にゴミ箱を撤去、当時、公衆トイレは和式が標準の時代に洋式に変更、東大寺の大仏前の景観をよくするために奈良公園の電柱地中化等、気が付いたことは即実行。まあ、よくも次から次へと思いつくもんだなと感心することしきりです。
管理職についてもデスクワークよりも、とにかく現場に出向いて自分で情報を仕入れる。
いろんな部署を渡り歩いていますが、どこにいても仕事が面白くて仕方ない。タイトル通り、立ち止まることのない著者の仕事に対する姿勢には、ただただ感服するばかりです。
帯文に「早めのドラマ化を希望します(笑)」とありましたが、本当にそう思える1冊でした。(司書2)