富山福祉短期大学

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ふくたんMEDIA

2023.12.06
授業紹介
看護学科

大規模災害訓練への参加

11月9日に真生会富山病院で行われた大規模災害訓練に、看護学科1年生23名と看護学専攻科5名が参加しました。

この訓練は、突然の災害が発生した場合に、病院職員・患者の安全確保と医療の継続の判断をすること、傷病者の受け入れに速やかに最優先治療群~軽症群をトリアージして、適切な治療エリアに運搬し適切な治療を受けられることを目的とされていました。呉羽断層地帯において、震度7の地震が発生し、射水市内、多方面より傷病者の受け入れ要請がある設定でした。

 地震発生から10分後には、病院の正面にトリアージポストが設置され、傷病者の受け入れが開始されました。

2023.12.01
卒業生関連
看護学科

卒業生が遊びに来てくれました!

・氏名:庄司 光汰さん

・卒業学科:看護学科

・卒業年度:2023年卒業

・現在勤務先:済生会横浜市南部病院

 

Q.現在のお仕事の内容を教えてください。

A.救急病棟で様々な疾患を受け入れ対応しています。covid-19(新型コロナウイルス)やインフルエンザなど感染症にも対応し、入院から退院・転棟まで幅広い役割を果たしています。

 

Q.なぜ現在のお仕事に就こうと思ったのですか。

A.人のために働く仕事で魅力を感じたからです。

 

Q.現在の仕事のやりがいや大変なことを教えてください。

A.救急病棟なので、急に患者さんが入院されるため、初期対応は大変ですが、やりがいでもあります。

 

Q.富山福祉短期大学を卒業して今思うことは?

A.先生方が優しいので、勉強や就職など相談がしやすかったなと感じます。

 

Q.今後の目標を教えてください。

A.いつかは、富山に帰ってきたいと思っているので、経験を積んで知識や技術が豊富な看護師になりたいと思っています。

 

Q.ふくたんへ入学してくる高校生や、在学生に向けて、メッセージをお願いします。

A.看護師の仕事はつらいことや大変なことが多いイメージがあると思いますが、看護師になってみてそれ以上に楽しいことややりがいを感じる仕事であり、誇れる仕事だと実感できます。看護師目指して頑張ってください!

 

庄司さんは当時の本学紹介パンフレットにも載っていただき、恥ずかしそうに撮影に臨んでいたことを昨日のように思い出します。

当時から毎日楽しそうに大学生活を送っておられましたが、現在新人看護師、初めての一人暮らしで大変であるにも関わらず、「毎日が楽しいです!」と満面の笑みでいろいろお話を聞かせくれました!

仕事とプライベートを両立して全てを楽しんでいる庄司さん!本学で学んだ卒業生がこんなにもいきいきと働いている姿が見れて大変うれしく思います。

またいつでも元気な顔を見せに来てください!

 

2023.11.29
授業紹介
看護学科

アメリカ心臓協会(AHA)主催の心肺蘇生(BLS)研修が実施されました。  ~看護学科2年生全員がBLSプロバイダー(国際ライセンス)に挑戦~

11月26日(日)久しぶりの快晴に恵まれた日曜日の早朝、北陸ACLSサイトのサイト長である大鋸先生の全面協力のもと、当大学でアメリカ心臓協会(AHA)に準拠した心肺蘇生に関する講習会が開催されました。

この講習会はHeart Code® BLSというオンライン学習とスキルトレーニングを組み合わせた新たなコースとして注目を浴びています。看護学科では、山元学科長が掲げる「あなたは大切な人を救えますか」という、愛のテーマを実現するために、このコースを授業の一環に組み込みました。

学生の皆さんは受講前には戸惑いを見せていましたが、インストラクターから的確なスキルチェックを受けながら心臓マッサージの手技やAEDの使用方法、呼吸管理を学び、国際ライセンスであるBLSプロバイダーを取得して意気揚々と自宅に帰っていきました。頼もし~い!

2023.11.28
図書館

図書館の本を読む-読書のたのしみ No.33

『認知症世界の歩き方』筧裕介(かけいゆうすけ) ライツ社 2021年9月発刊
 この本は認知症になった人の立場から書かれた本である。著者が実際に100名の認知症になったご本人からインタビューを行い「語り」を蓄積することから始めている。それをもとに、認知症のある方が経験する出来事を「旅のスケッチ」と「旅行記」の形式で、誰がみてもわかりやすくなっている。「ご本人の頭の中を覗いているような感覚」で、認知症のことを楽しみながら学べる一冊です。
 認知症のある方ご本人からは、自分の口では、あまりうまく説明できない。相手にもすぐに理解されない。でも、この本を読むことによって認知症の世界をわかってくれる人が多くて良かった。その家族からも、ご本人からみえている認知症の世界を理解し、寄り添い、ご本人と心地よく過ごすためにヒントを教えてもらったということである。
 介護に携わる方々には認知症の世界を学ぶヒントとなる1冊です。ぜひ、図書館で確認下さい。

2023.11.22
ボランティアセンター

ボラコ活動

♪ボラコの活動報告です♪

今回は11月11日(土)に高岡で開催された、高岡市ボランティア広場での活動をご紹介します。

本学ボランティアセンターから6名のボラコが参加し、子どもたちがワクワクしながら楽しむキッズコーナーを担当しました。

キッズコーナーでは、魚釣り、フリスビー投げ、箱の中身はな~にのコーナーを設けて参加した子どもたちと一緒に楽しみました。

2023.11.06

2023.11.5 富山マラソン看護学生ボランティア

11月2日(木)、11月5日(日)に行われます富山マラソンの壮行会が行われました。

長谷川学長、山元学科長から激励の言葉をいただきみんなで調和を高めました。

今回のボランティアは、日頃授業で看護技術を学んでいる看護学生限定のもので、

看護学科1年生26名、2年生11名、教員1名の総勢38名のワンチームです。

当日は、ランナーを応援しながら頑張ってきます!!

2023.10.31
図書館

図書館の本を読む-読書のたのしみ No.32 図書サークル生編

『障害を持つ息子へ ~息子よ。そのままで、いい。~』著者名:神戸金史 出版社:ブックマン社

 この本には、自閉症を持つ息子と、それを支える家族のリアルな日常が細やかに記されています。語りに入り込んでいくかのような書き方なので、読み手である私も第三者的目線ではなく、まるでこの家族の一員になったかのような感覚になります。自閉症児を育てることは難しくて自閉症児の母親は「この子を殺して私も死のうと思ったことが何度もある」と話しています。そして現実に何人もの保護者が育てにくいと悩んでいるそうです。
 自閉症児の育てにくさの主な要因は、その子との関わりの難しさや発達段階に見合った援助の取りにくさの他に、他者からの視線が挙げられます。親はどうしても「他人の迷惑になる」という考えから子どもに強く当たってしまうこともあります。それを見た第三者は何も知らないのに心無い言葉をかけます。そして親の受けるストレスは多くなり、虐待や無理心中に繋がるのではないでしょうか。
障害や病気などの情報が手に入りやすいこの現代社会でさえ、このような悲しい出来事は後をたちません。
 
私はこの本を読んで第三者的な目線ではなく、家族の目線で物事を捉え直し、保育者になる一人として障がいを持つ子どもや保護者にどのような支援ができるのかを考えようと思いました。(本の画像はありません)