こんにちは! 看護学科の高田です。
7月23日から始まった東京オリンピック、無事8日に終わりました。コロナの中にあって賛否両論でしたが、次々のメダルラッシュ。感激のあまり涙したり拍手したりと気持ちが上向く時間をもて、とびっきりの笑顔になれたような気もします。
コロナはデルタ株、南米ペルーで確認された新型コロナのラムダ株など、変異株が生まれています。今後も何より、個々が感染予防策を自己の責任のもとに管理することが求められています。
さて、今年も新入生を迎え、あわただしい日々を過ごしています。コロナ渦中ではありましたが、実習施設である病院のご厚意から、看護学生の学習のためと感染の危険性が高くなる実習でしたが、実習の許可をいただき、新入生である1年生の貴重な体験になりました。
7月26日から8月6日の2週間にわたり、基礎看護学実習Ⅰがスタートしました。最初は緊張で固くなっていた学生も、患者さんや看護師さんたちとのかかわりから、たくさんの学びを得ていました。一番の学びは、看護師を目指す自分に必要なことは何かという問いに、ほとんどの学生が「患者さんを知ろうとする思い」ととらえていました。
看護は、患者さんひとりひとりにあったかかわりが求められます。千差万別。対象を知れば知るほどその人にあった看護につながります。本質を学んでいるといえました。
実習最終日に、各々の学びを共有化するための報告会をもっています。報告会をもつにあたり、学んだことをグループで討議し、それをパワーポイントでまとめ、他者に伝わるように発表したり、他のグループの発表内容に質問したりと初めての課題に精いっぱい取り組んでいました。発表会は、会場準備、司会進行も学生主体で全員で行いました。
終了後、ほとんどの学生が「看護師になりたい」という思いを明確にでき、今後の学習の意欲につながっているようでした。
私も、一緒に看護をみつめ、共に学んでいきたいと思った楽しくもうれしい時間でした。
看護学科 髙田亮子