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性の多様性について小学校で授業を行いました!

今年度、射水市公募提案型市民協働事業に「学校における性の多様性に関する理解促進事業」が採択されました。その一環で、教員と学生が、市内小学校で授業を行いました。

本事業では、性の多様性について、教職員が見識を深める機会づくりと、子ども達の学びの機会づくりを合わせて行い、全ての子どもにとって居心地の良い環境作りの一助になることを目的にしています。

1月15日に片口小学校の協力を得て、5年生35名に「いろいろな性について学ぶ」をテーマに行いました。授業の様子を紹介します。

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『ワークシートで学ぶ‐多様な性と生』の本の一部をアレンジして作成したマンガを基に、「同性の子を好きと言った友達にどんな言葉をかけるか」について意見を交わしました。

8つのグループに分かれ、短大生が一人ずつグループに入りました。グループで話し易いように、「えんたくん」という半円形段ボールと、勇気がでる「魔法のマイク」を持って行きました。

学校における性の多様性1.jpg
「一人一人違っていい」という肯定的な意見がある一方で、中には否定的な声もあり、学生達は様々な声に耳を傾け、「『気持ち悪い』と言われた子はどう思う?」などと問いかけていました。

学校における性の多様性2.jpg

参加した学生の感想をご紹介します。


・肯定的な意見が多く、子ども達より大人の方が偏見をもちやすいのではないかと思った。


・様々な性について理解している子が多く驚いたが、「1クラスに2人くらいいるとされる」という話をすると子ども達は驚いた様子だった。理解することと身近に感じることと違いを感じた。理解することは受け入れることの一歩だと思うので、今回の授業をきっかけに色々考えてほしいと思った。


・「一般的な恋愛とは違う」という捉え方や、「病院へ行った方がよい」という意見もあったが、早い段階から性の多様性について学ぶことや、当事者の人がいることを伝えることで差別や偏見を減らせると思った。


・小学生が元気いっぱいで楽しかった。何も染まっていない純粋な意見が聞けて勉強になった。



学生達はこの授業のために、マンガの場面の寸劇の練習をしたり、小学校での授業を想定してグループワークのシミュレーションをしたりと、時間をかけて準備をしました。学生にとっても、性の多様性について考える機会になったのではないかと思います。

学校における性の多様性4.jpg

「性は生」といわれ、子どもが産まれるとよく聞かれるのが「女の子?男の子?」という言葉です。このように、生きることに密接した性も多様であると知ることは、生きることも多様であるという柔軟な考えにもつながるのではないかと思います。

性の多様性については、中学校の道徳や高校の家庭科や公民などにすでに記載されていますが、次年度からは小学校の「保健体育」の一部の教科書に記載されることになりました。


この事業は今年度で終わりますが、もしご協力頂ける小中高校がありましたら、出張授業という形で続けていきたいと思っています。ご連絡頂けると幸いです。

また、この事業に様々なアドバイスをくださった射水市の学校教育課の方々をはじめ、授業にご協力頂いた片口小学校の先生方や参加してくれた子ども達に深く感謝いたします。


社会福祉専攻 准教授 松尾 祐子


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