富山福祉短期大学

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ふくたんMEDIA

2021.02.27
卒業生関連
看護学科

卒業生が近況報告に来てくれました

Q.現在のお仕事の内容を教えてください

A.内科病棟に勤務しています。日々患者さんへ看護、日常生活の援助をしています

Q.なぜ現在のお仕事に就こうと思ったのですか

A.小さい頃から看護師を目指しており、自分が入院した時に看護師のみなさんにお世話になったとき“私も誰かの支えになりたい”と思ったからです

Q.現在の仕事のやりがいや大変なことを教えてください

A.一人で複数人の患者さんを受け持ち、個別性を考えながらケアをすることにやりがいを感じています。患者さんの笑顔を見るととてもうれしく感じています。

やはり知識や技術で自分の力不足を実感していますが、学びが多く楽しいです

2021.02.22
看護学科

リレーメッセージin看護190

短期大学は研究機関のため、短大の教員が研究テーマを持って研究し、発表をしています。私の研究テーマは「ロコモティブシンドローム(ロコモ)の予防」です。ロコモは、運動器の障害のため、立つ・歩く・走る・座るなど、日常生活に必要な“身体の移動に関わる機能”の低下をきたした状態です。進行すると介護が必要になるリスクが高くなります。

私は今年度、ロコモの研究結果をまとめ、第40回日本看護科学学会学術集会にてポスター発表をしました。東京で開催予定でしたが、今年度は看護の学会もLIVE配信ならびにオンデマンド配信となりました。また、本学の2年生が看護研究の授業の一環として学会に参加し興味のあるテーマについて、研究発表を聞いて課題レポートを提出しました。

 

  河相てる美

2021.01.06
授業紹介
看護学科

リレーメッセージin看護189

はじめまして。看護学科の泉です。富山福祉短期大学に助手として勤め始めてから、あっという間に3か月も経ちました。

私もまだまだ慣れずに右往左往していますが、高齢者看護学実習Ⅰが11月末から始まった2年生も1年次の基礎看護学実習Ⅰ以来の臨地実習で緊張や戸惑いがあるようでした。

実習施設へ行くことができたのは3日間ではありましたが、学生が現場に立つこと、人と関わることで今まで学んできた知識や技術を活かそうと学び、悩み、また学び、と成長している様子を間近に見ることができました。私は自分がどのように行動したら学生の気づきや経験を活かすことができるのかを学び、ともに成長していけたら良いな、と思っています。

2020.12.14
授業紹介
看護学科

リレーメッセージin看護188

看護学科 小倉です。

早いものでもう今年もあと3週間足らずとなりました。今年はカメムシをよく見かけたことからこの冬は寒波が予想されています。今週から一段と寒くなりそうです。今回は1年生の授業状況について取り上げたいと思います。

今年の1年生は入学時よりコロナ禍の影響を受け通常授業が受けられない状況でどうなることやらと思いましたが、時間割変更調整を行い、現在授業は予定通りに進んでいます。

本学の1年生後期の授業には疾病治療、病態生理学や看護学各概論の講義をはじめ、看護の実践技術に関する演習等専門的基礎科目が多岐にわたってあります。後期では専門知識を多く学び定着させる時期であります。また授業と試験が目白押しの状況にあるため、後期の1年生は試験と看護技術演習に追われているような状況です。そしてこの12月には後期授業の多くがほぼ終了しようとしています。今日の授業は疾病治療管理論でした。残り少ない授業をしっかり受けていますね。この講義ももうすぐ終講試験を迎えようとしています。

2020.12.04
授業紹介
看護学科

リレーメッセージin看護187

 日ごとに寒さが身にしみる頃となってまいりました。看護学科 小児看護学担当 古里です。

今回は、小児看護学援助論Ⅱで行った演習についてお話をいたします。看護学科2年生は11月後半にベビーマッサージとだっこ、頭囲・胸囲測定、バイタルサインなどの演習を行いました。新生児の人形を用いて、今まで授業で学んだことを振り返りながら、学生は一生懸命演習に取り組んでいました。慣れない演習内容のため、本を広げて教員の指導を受けながら頑張っていました。

演習を受けた後、学生から「新生児の抱き方やベビーマッサージ、おむつ交換など、自分が親になったときに必要となります。勉強になりました。」、「数分の関わりでしたが、愛着がわきます」、「実際に体験できるのでわかりやすい」などが聞かれました。また、新生児の服のタグの位置が自分たちと違うことに気が付き、その工夫に関心を持った学生もいました。

2020.11.12
授業紹介
看護学科

リレーメッセージin看護186

こんにちは。看護学科の尾山です。

いよいよ11月になりました。

寒くなったり、暖かくなったりと寒暖差が激しいですが、みなさん体調はいかがでしょうか。

体調を崩しやすい季節ですので、体調管理には十分に気をつけてください。

 

さて、福短看護学科では、3年生は11月2日から総合実習が始まり、病院での実習は11月9日から始まります。

最後の実習ということもあり、みんな気を引き締めて取り組んでいます。

 

今回の総合実習では、病院実習前に多重課題についてDVDを視聴し、グループでディスカッションを通して事前学習しています。

予定していた清拭を拒否された場合、2人の患者さんから同時にナースコールが鳴った場合、4人部屋の患者さんの対応をしなければならない場合など、どれも臨床の現場ではよくある事例です。

グループで意見を出し合い、どのように優先順位を考慮して時間管理を行っていくか、患者さんにどのような説明や対応を行っていくか、各自意見を出し合っていました。

活発な意見交換ができており、また、テーマをさらに深めてディスカッションに取り組んでおり、さすが3年生だなと感心しました。

2020.11.06
授業紹介
看護学科

リレーメッセージin看護185

こんにちは。毎日忙しくしている間に秋も深まり、後期も中盤に入りました。看護学科の授業も、より専門的、具体的な看護についての学びが深まってきています。

3年生は、10月末で全ての看護領域の臨地実習を終了し、残すは総合実習と看護師国家試験に向けた学習となりました。

看護学科では、学科全体で国家試験合格に向けて取り組んでいます。各領域の教員や担当のADが学生の学修状況や理解度に合わせて、アドバイスや相談に乗り支援しています。また、今回は外部の国試対策講座を2日間に渡って開催し、国家試験に向けての知識の整理・強化を行いました。

今年は、新型コロナウィルスの拡大の影響で、リモートでの講義となりましたが、どの学生もこれまでの実習で経験した体験や知識を振り返りながら、真剣に臨んでいました。

2020.10.12
授業紹介
看護学科

リレーメッセージin看護184

9月14日から、母性看護学実習が始まりました。

新型コロナウィルス感染防止のため制限はありますが、対策を徹底し、施設のご協力を得ながら、産婦人科病棟と外来、市町村保健センターでの実習をさせて頂いています。

残念ながら、今回は助産院での実習はできません。そのため、助産院を開設されている、開業助産師に来て頂き、開業までの経緯や業務について紹介して頂きました。

以下、その様子を紹介します。

富山県は母乳育児率が1カ月健診時では62.0%、3カ月健診では67.7%で、全国トップクラスということ、母乳の分泌を促す「桶谷式乳房管理法」は、故桶谷そとみ先生が高岡市で創始され、現在も桶谷式乳房管理法を取得した多くの助産師が活躍しているということをお話しされました。また、自宅の1室を助産院として使用されている様子や、子育てサークルやあかちゃんと一緒に参加するお茶会の開催など、独自の活動の様子を写真や動画で紹介されました。

学生は、地域の助産院は、母子や家族を支える身近な存在であり、地域で安心して母乳育児や子育てができるように切れ目なくサポートしているということを改めて学んでいました。

また、自己の強みを活かした幅広い活動をされている開業助産師に興味を持った学生もいました。

今回は実際の助産院には行けませんでしたが、貴重なお話を伺ったことで、学生は母性看護に対する関心と学びを深めることができたのではないかと思います。

看護学科 稲垣尚恵

 

 

2020.10.09
授業紹介
看護学科

リレーメッセージin看護183

看護学科の炭谷英信です。

本学では1年後期に富山コミュニティー論という講義を行っています。

自分たちが地域の課題を見つけそれについてどのように解決していくかというものです。

この講義はADごとに全学科で行うもので1月の発表会に向けて地域課題を探っているところです。

私のグループでは毎年射水市の地域おこし協力隊に関わっていただき、講義を進めています。学生たちが課題解決について実体験を踏まえながら進めています。

今回射水市地域おこし協力隊のお力もあり射水市議会議員の高畑吉成様に来学いただき、市議会議員とはどのようなものかを説明していただきました。

2020.09.18
看護学科

リレーメッセージin看護182

村井嘉寛

いつものように自宅でテレビに流れるニュースを見ていた。東京の都立A病院でコロナウイルスによるクラスターが発生し、看護師も感染したというニュースだった。何か聞き覚えのある病院で、私は妙に引っ掛かりを感じた。私はすぐに今年春から念願かなって東京都立A病院に就職したYさんのことを思い出した。私のAD学生で、小さい頃その病院の看護師さんがとても親切で看護師になるきっかけにもなった病院であった。ラインで直ぐに連絡を取ると、自分は新人研修中で感染していないが病院内はとても緊張した空気だと伝えてくれた。その連絡を受けてほっとした一方で、多くの卒業生が看護師として色々な病院で働いており、コロナウイルスに感染しないで元気で頑張っているのかとても心配になった。

 

コロナ感染の影響は福祉短大も例外でなく、色々な影響を受けることとなった。3月の卒業式は学校全体では行われず、学科ごとの縮小された卒業式となり、都合で欠席する卒業生もでた。入学式も全体では行われないで、短時間でガイダンスを含め済ませるという状況となった。せっかく入学しても対面授業が行えない状況で、ようやく4月下旬から、オンラインでの授業が開始された。その後、われわれ教員も慣れないオンライン授業にようやく慣れたころにコロナ感染が少し下火となり、対面授業が開始された。その影響なのか、今年の新入生の顔が覚えられない。今年は対面授業でも質疑応答などはしないようにしているうえに、マスクをしているので、皆同じ顔に見えてくる。これは高齢となった私だけなのでしょうか。年々その傾向が強くなっているような気もするが。今年の夏は特に暑い日が続き、熱中症で死亡する高齢者も多い。コロナ感染も高齢者が重症化しやすく、つくづく危険なお年頃になってしまったと愕然とする。少しでも残っている元気さを維持するために、ゴルフ場へ行く回数を増やそうかと今密かに企んでいる。

 

先日、東京から帰省したYさんが夏休みで私の研究室を訪ねてくれた。看護師にやりがいを感じ、とても周りのスタッフにも恵まれ元気で頑張っていることを話してくれた。後輩にもぜひ東京都立A病院がとても良い病院であることを伝えて欲しいと言っていた。現状に満足して頑張っている姿を見ることができたことはとても幸せだった。こんなコロナ禍の時代だからこそ、一人でも多くの使命感を持った看護師を育てようと思う。そんな強い気持ちを持った人が福祉短大に多く入学してくれることを願っている。

2020.08.26
看護学科

リレーメッセージin看護181

こんにちは。看護学科の亀田です。

 今年はいつまでも雨が続くなぁと思っているうちに、やはり暑い日差しがやってきました。マスク必須のこの夏、体調管理がより一層大事になりますね。

  さて、入学してから半年も経っていない1年生ですが、7月の下旬から基礎看護学実習Ⅰに行ってきました。新型コロナウイルスの影響で病院実習は例年より短い期間になりましたが、実習前から健康管理、感染予防を行い、県内7か所の病院で実習させていただきました。

 病院・病棟の役割や機能、特徴についてのオリエンテーション、実際に患者さんに行われている援助、多職種との連携、患者さんとのコミュニケーションなどの見学や体験を通し、看護師に必要な知識・技術・態度について学びました。

 初めての病院実習でとても緊張したと思います。それでも優しい表情で患者さんに接している姿があり、患者さんを想って、自分は次にどのような行動をすればよいか一生懸命考える姿がありました。病院実習を通して、病院の方々だけでなく患者さんにも育てていただいているのだな、と改めて感じました。

 そして、実習最終日には病院グループ毎に学んだことを発表して学びを共有しました。どのグループも見やすくわかりやすいように工夫されており、全体で学びを共有することで看護師になる決意も新たになったのではないでしょうか。

 看護師になるための勉強はまだ始まったばかりですが、今回の実習で得たことを忘れず頑張ってほしいと思います。私も学ぶ姿勢を忘れず、サポートしたいと思います。

2020.08.07
看護学科

リレーメッセージin看護180

こんにちは!看護学科の高田です。

いよいよ8月になりました。今年は、うっとおしい梅雨で、前線が毎週・・・きておりました。豪雨災害も今年も続き被害がたくさん出ていて心が痛むことが多いですね。

看護学は実践の科学といわれています。対人関係職であるため、人間を対象にした知識と技術(行為)ができることが求められます。そのため、互いの身体を使いながら、技術を身に着ける学習が特徴であり、今回、遠隔授業ではその技法が使えず、教員全体で協議し、できるだけリアルに想像可能な授業の展開を目指して取り組みをしました。6月15日から、対面授業を開始し、互いの身体を使い、技術を学習する時間がもてるようになり、ほっとしています。しかし、ここでも3密の限界があります。対面であっても距離を持たなければいけないのですが、演習という技術では、より近距離で行わなければならず、フェイスシールドを用いての演習を実施しています。

今回は、基礎看護学実習Ⅰが7月27日から2週間の予定で、スタートするにあたり、看護技術を修得できるよう実習前に技術試験を実施しました。身体の状態をアセスメントできるバイタルサイン(主に体温、血圧、脈拍、呼吸測定)と医療事故で最も多い移動に伴う援助である車いす移動を試験項目として設定しています。