富山福祉短期大学

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ふくたんMEDIA

授業紹介 社会福祉学科

授業紹介 富山コミュニティー論
 
本学では全学科の1年生が後期に地域課題の解決に向けて取り組む授業として「富山コミュニティー論」があります。
今回は社会福祉学科1年生の中村ADの授業の様子を紹介します。
 
社会福祉学科中村ADでは、5名の1年生が自ら取り組みたい内容を考え活動してきました。
取り組んできたものとして、「心のバリアフリー」と「発達障がいの子どもたち」と「公園」に着目しました。
 
なぜ、この3つのキーワードに着目したかといえば、実際の声として発達障がいを持つ子どもたちが、その障がいの特性によって公園の選定に困っているとの声を聞いたからです。
 
そこで、中村ADの1年生たちは、先ずはバリアフリーや発達障がいについて調べ、その後本学近辺には発達障がいの子どもたちを支援している放課後等デイサービスが数カ所あるため、本学近辺の公園の現状を把握するためにフィールドワークを実施しました。
 
フィールドワークを実施した後は、自らで公園の改善点などを考えました。
かし、自分たちだけでの考えだけでは「果たして本当にこの公園の改善点でいいのか?」の疑問も生じ、実際に放課後等デイサービスチャレンジャー様の協力を得て意見交換をしました。
 
ここでも1年生たちは「意見交換をしたけど、意見交換だけで終えていいのか」と考え、次の行動に移しました。
 
 
 
 

 
 
 
学生のコメント
 
フィールドワークについて
実際に自分たちの目で公園の現状を観察したところ、思っていた以上に危険な箇所があり、改善しなければならないと思いました。私たちのテーマは発達障がいの子どもたちをターゲットにしているので、そういった視点から見ると、より危険が多いと感じました。また私たちが実際に行った公園は住宅街の中にある場所が多くトラブルが起こる可能性が高いのではないかと感じ、少しでも子どもたちや保護者、支援者が安心して利用d系る公園が必要だと思いました。
 
放課後等デイサービスチャレンジャー様との意見交換について
支援者の皆様との意見交換を通じて、安全を求めて危険を全て改善しようとすると、社会に出た時に今まで無かった危険を回避する判断能力が身につかなくなってしまうという葛藤があるということを知りました。実際に支援している方々から話を伺うと私達が気づけなかった改善点も見つかり、実際の現場の声に耳を傾けることの重要さが分かりました。
 
射水市市役所社会福祉課への要望書提出について
初めての経験で大変緊張しました。社会福祉課の方たちも、私たちの要望の話を真剣に聞いてくださり、どこまで私たちの要望が叶うかは分かりませんが、少しでも発達障がいの子どもたちや保護者、支援の方たち、地域の方々に貢献出来たらと思いました。
 
 
富山コミュニティー論では、学生たちが自ら地域課題が何かを考え、その疑問から地域課題の解決に向けて実践的に取り組む科目です。
 
 
 
是非、高校生又は進学を考えている社会人のみなさん、ふくたんで将来役に立つ実践的な学びを一緒にしませんか?
ふくたんでもみなさんをお待ちしております。