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地域・一般の方へ

 高岡市と富山福祉短期大学は、平成28年に包括協定を締結し、今年度の取り組みの一つとして、共催講座を企画・実施しました。今回はその初めての講座となります「思いやりと思いこみ~障がいをより理解するために~」の様子をご紹介します。
11月24日(金)、高岡市ふれあい福祉センターにて、主に高岡市民の方を中心に88名の方が受講されました。

高岡市・富山福祉短期大学 共催講座
テーマ:「思いやりと思いこみ~障がいをより理解するために~」

講師:社会福祉学科 社会福祉専攻 専攻長・教授 鷹西 恒


 はじめに、高岡市福祉保健部次長 西本様よりごあいさついただきました。

 続いて、講座が始まりました。
 鷹西教授の自己紹介では、ご自身が事故に遭って障がいをおった時の実体験や想いについて語られました。そういった体験を経て、それまでご自身が持っていた考え方の狭さに気がついた、という話がありました。
高岡市共催講座(全体).jpg高岡市共催講座(先生21).jpg
 障がい者だけでなく、現代を生きる子どもたちを例にとって、多様性についての説明もありました。

 「思いやり」は大切なことであり、その気持ちの連鎖が福祉活動そのものです。しかし、「よかれと思って」という行動にも、よく観察した方がよいことがあります。具体的に例を挙げて、障がい者当事者の本音についてお話くださいました。
 例えば、「多目的トイレ」という名称がついたトイレも、少し前までは「身障者用トイレ」という名称でした。障がいを持つ方の中には長時間お手洗いを待つことが困難な方もいる中、「多目的トイレ」という名称にして、身障者専用という意味合いをあいまいにし、使用できる対象者を広げたことで、逆に使いにくくなっている現状もあるという話もありました。

 「よかれと思って」していることが、先入観という「思い込み」になっている場合もあります。また、好意でしているとしても「喜んでもらいたい」と期待してしまっていることもあります。そのようなエピソードも語られました。
高岡市共催講座(先生とスライド).jpg高岡市共催講座(先生1).jpg
 自身が「思い込み派」になっていないか、チェックできる項目も紹介されました。

 自己決定と権利擁護についての話もあり、高岡市が実施している合理的配慮の紹介もありました。

 障がいを持つ人たちが自己決定をできるように、支援者がするべき配慮や障がいを持つ人たちの本音についても話がありました。意思決定を支援する際には、必ずその人の力を引き出せるチャンスがあります。一緒に悩んで困ってみることもとても大切なことです。

 途中途中で、興味深い動画なども織り交ぜながら、分かりやすく話がありました。最後に、障がいは特別なことではなく、社会の側に障がいがあるということ、過度の思いやりが思い上がりにならないよう気をつけながら、障がいについて考えていってほしいとお話がありました。

 質疑応答では、視覚障害の方の支援をした際のエピソードとその時どのようにすればよかったのか、という質問などがあり、先生からは、本人に支援が必要かどうかの確認をすることが大切であるということと、支援が必要かを見極めるには35秒の観察が有効であるという話がありました。

 受講者の皆さんは、民生委員の方も多く、講座を熱心にきいていらっしゃいました。講師の紹介するエピソードや動画なども大変楽しみながら、障がいについて、より理解いただけたようです。



 受講者の声をご紹介します。

・先生の実体験を踏まえたお話、大変興味深く、聞かせていただきました。皆が生きやすい社会につながればよいと思います。自分もそのためにできることを行いたいと思います。

・支援者には、無意識に「ありがとう」といわれるのを期待している、という言葉にはっとした。このことを意識しているだけでも、何か変われるだろうか。今後も謙虚に頑張りたいです。

・自分の思い込みの強いのがよくわかった。

・障がいのあるなしに関わらず、自分の意思決定は自分でするべきであろう。決定するための手がかりになるもの、考え方、方法などをお互いに理解しあい考える必要がある。お互いに相手の立場を考えられるようなゆとりが今の時代に欠けており、大切にしたい。

・講師の先生のお話がとても明確でおもしろかったです。

・高齢者・障害者の心を知ることができた。今後もこのような講座をお願いします。

受講いただきありがとうございました。
今後も高岡市を始め、各自治体と連携して、皆さまに講座をお届けしていきます。
また受講をお待ちしております。


富山福祉短期大学では、臨床美術士の方を対象にプログラム研修会を実施しています。

2017年度も、全7回を企画しました!

ぜひご参加いただき、スキルを磨く機会となさってください!

今年度は、今までのように多くのプログラムを学べるものや、ひとつのプログラムを集中的に学べる研修会をラインナップしました!

参加者は、実際に1つの参考作品を制作することができ、取り上げられる全てのプログラムのライセンスが給付されます。


★2017年度 第6回プログラム研修会

色鉛筆アートプログラム研修会 No.17-24 

どこの施設にでもあるような画材で臨床美術を実践したいという要望にお応えして、色鉛筆という身近な画材で実施できるカリキュラムを開発しました。さまざまな画材を揃えることが難しい現場でも、色鉛筆を主にして実践することができるプログラムです。

【日時】     2017年12月10日(日) 10:00-12:00 

【場所】     富山福祉短期大学 4号館2F 造形室

【研修内容】  №.17 「きゅうりを描く」 
         №18  「フォルメンパズル」
         №19  「抽象画 ・葉っぱのフロッタージュ」
         №20  「くるくる回して描く三角形」★参考作品制作
         
№21  「うずまきからの出発」
         №22  「ピーマンの線描画 」
         №23  「針金のフロッタージュ」
         №24  「線と色のクロッキー 」
【講師】     岡野 宏宣
【持ち物】    色鉛筆(12色以上)・スティックのり・新聞紙・ティッシュ・ 
         ウェットティッシュ・日本臨床美術協会会員証・単位集積記録表(コピ)
【対象】     臨床美術士5級取得以上で日本臨床美術協会資格認定会員の方   
          ※会員証の有効期限をご確認ください。

【申込期限】  2017年11月28日(火)

【取得単位】  3単位

【受講料】   16,200円 (15,000円+消費税8%)

           ※本学本科卒業生及び履修証明プログラム修了者は1割引の14,580円と
             なります。申込時にお申し出ください。

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★2017年度 第7回プログラム研修会

モノトーンアートプログラム研修会No.7-9 

-シンプルな素材を使ったアイデアプログラムー 

墨・木炭・鉛筆などを基本の描画材に使用したアートプログラムです。
臨床美術士5級以上の方を対象に高齢者から子どもまで幅広い年齢層に対応できる内容になっており、実施時間は90分以内です。どなたでも入手しやすいモチーフや素材、オイルパステルなどの基本画材を使いますので、すぐに現場で実施することが可能です。シンプルでありながらも素材やモチーフの魅力を最大限活かし、じっくりと制作することが出来るプログラムになっております。

【日時】      2017年12月10日(日) 13:30-15:30 

【場所】      富山福祉短期大学 4号館2F 造形室

【研修内容】  №7 「アナログレリーフ 楽しい顔」 ★参考作品制作            
          
№8 「つながる輪」
          №9 「墨で描くキラキラピーマン」

【講師】     岡野 宏宣

【持ち物】   脳いきいき丸筆(青・10号)・丸筆(黄緑・4号)・新聞紙・
         ウェットティッシュ・筆洗・ティッシュ・はさみ・
         日本臨床美術協会会員証・単位集積記録表(コピー)

【対象】     臨床美術士5級取得以上で日本臨床美術協会資格認定会員の方   
          ※会員証の有効期限をご確認ください。

【申込期限】 2017年11月28(火)

【取得単位】  3単位

【受講料】    16,200円 (15,000円+消費税8%)

         ※本学本科卒業生及び履修証明プログラム修了者は1割引の14,580円と
          なります。申込時にお申し出ください。

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■申込み方法

①申込期限(11/28火)までに、

 お電話・FAXもしくはHPからお申込下さい。

 富山福祉短期大学 共創福祉センター 事務局 

 牧田・山崎

 TEL: 0766-55-5567/FAX: 0766-55-5570


HPからはこちらから

【研修会のキャンセル料について】

締切日の翌日以降、研修会への参加をキャンセルされた場合、教材等準備や事務手続きの都合上、受講料の30%をキャンセル料(振込手数料含む)として頂戴します。あらかじめご了承いただけますようお願いいたします

②受講料のお支払い(銀行振り込み)

 受講料はお申込期限(11/28火)までに下記振込先にお振込ください。

振込先  富山信用金庫 射水営業部 (普通) NO.0144562

口座フリガナ トヤマフクシタンキダイガクトクベツ

口座名  (学)浦山学園 富山福祉短期大学 特別会計 理事長 浦山哲郎

※専用の振込用紙はありませんので、自動振込機等で各自お振り込みください。

※振込票をもって領収書に代えさせて頂きます。ご自身で保管をお願いいたします。

その他詳細については、こちらのチラシをご覧ください。→H29第6-7回臨床美術プログラム研修会チラシ2901210 .pdf
H29プログラム研修会12月 .pngH29プログラム研修会12月_裏面 .png

■お問合わせ先

 富山福祉短期大学 

共創福祉センター事務局 牧田・山崎

 TEL 0766-55-5567





富山福祉短期大学では、地域に開かれた大学を目指して、平成29年度は39講座を予定しています。大学としての教育・研究の資源を積極的に活用し、福祉・看護・教育の多彩な企画をご用意しました。

なお、当大学の地域つくりかえ講座は、富山県民カレッジ連携講座として申請されており、希望される方には県民カレッジ講座修了単位として認定されます。

第35回は「看護技術再確認 観察~実践に活かすフィジカルアセスメントの基礎~」と題し、看護師の方を対象とした講座を開催します。

看護の基礎技術である観察に焦点を当て、シミュレータ(フィジコ)を活用して、
フィジカルアセスメントの技術を確認します。
フィジコは医療現場で出会う患者さんの代表的な訴え、症状を総合的に
学べるシミュレータです。
今回は呼吸音・心音・腸音聴取を中心に学習してみませんか。


日にち 平成29年11月25日(土) 

時間   10:00~12:00

場所  富山福祉短期大学 5号館 3F 看護実習室1

対象  看護師の方

定員  20名

受講料 500円

   ※当日受付にてお支払いください。


是非ご参加ください!

お申込はこちらから

FAXでのお申込用紙→35_チラシ_看護技術(堅田・中田)291125 .pdf
看護技術再確認.png
ご案内PDF→35_ポスター_看護技術(堅田・中田)291125 .pdf


【お問合わせ先】

共創福祉センター事務局

牧田・山崎

TEL:0766-55-5567

富山福祉短期大学では、地域に開かれた大学を目指して、平成29年度は39講座を予定しています。大学としての教育・研究の資源を積極的に活用し、福祉・看護・教育の多彩な企画をご用意しました。

なお、当大学の地域つくりかえ講座は、富山県民カレッジ連携講座として申請されており、希望される方には県民カレッジ講座修了単位として認定されます。

生涯学習やご自身のスキルアップのために、是非ご活用ください。

お申込をお待ちしています!!

第34回の講座は、高岡市との共催講座となります!!!

「思いやりと思いこみ~障がいをより理解するために~」と題し、主に高岡市民の方(その他も可)を対象とした講座を開催します。

相手のことを思ってやったことが、裏目にでてしまったことは誰でもあります。

差別や偏見をもつことなく、自然に障がいのある人について理解する方法を楽しく学びましょう。

会場は、高岡市ふれあい福祉センターでの開催となります。

日時 平成29年11月 24日(金) 14:00~15:30

場所 高岡市ふれあい福祉センター 1F 多目的ホール

対象 主に高岡市民の方(その他の方も可)

定員 100名

受講料 無料


お申込はこちらから

FAXでのお申込用紙→34_チラシ_思いやりと思いこみ(鷹西)_291124.pdf
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ご案内PDF→34_ポスター_思いやりと思いこみ(鷹西)_291124.pdf

【お問合わせ先】

共創福祉センター事務局

牧田・山崎

TEL:0766-55-5567

【本講座は、高岡市との共同開催講座です】

高岡市担当課:社会福祉課障害福祉係




富山福祉短期大学では、地域に開かれた大学を目指して、平成29年度は39講座を予定しています。大学としての教育・研究の資源を積極的に活用し、福祉・看護・教育の多彩な企画をご用意しました。

なお、当大学の地域つくりかえ講座は、富山県民カレッジ連携講座として申請されており、希望される方には県民カレッジ講座修了単位として認定されます。

生涯学習やご自身のスキルアップのために、是非ご活用ください。

お申込をお待ちしています!!

第30回、33回、37回は、「きときとアート塾『頭ひらめき、心ひらめき、アートを楽しむ』」(臨床美術体験教室)を開催します。

右脳を活性化し、認知症の予防、心のケア、子どもの創造性の育成に効果がある「臨床美術」のアートプログラムを体験できる講座です。

第30回は、『紅葉の風景』、第33回は『蕪を描く』第37回は『雪化粧する樹木のアートプログラムを行います。
臨床美術を体験し、リフレッシュできる楽しい時間を過ごしましょう!


日にち・対象 『紅葉の風景』     平成29年10月20日(金)高齢者・一般
         『蕪を描く』       平成29年11月17日(金)高齢者・一般
         『雪化粧する樹木』  平成29年12月15日(金)高齢者・一般

時間   10:40~12:10

場所  富山福祉短期大学 4号館2F 造形室

定員  20名

受講料 各回1,500円 (材料費1,000円・受講料500円 ) ※当日受付にてお支払いください



是非ご参加ください!

お申込はこちらから

FAXでのお申込用紙→30_33_37_チラシ_きときとアート塾(北澤) .pdf
きときとアート塾_後半.png
ご案内PDF→30_33_37_ポスター_きときとアート塾(北澤) .pdf

【お問合わせ先】

共創福祉センター事務局

牧田・山崎

TEL:0766-55-5567



平成29年度、射水市公募提案型市民協働事業の一つとして、富山福祉短期大学により提案された「森であそぼう!里山さんぽ」事業が採択されました。
本事業は、自然体験型保育を通して、人、物、自然などに触れ、興味や関心を広げていくことで、子どもに様々な心情をもたらし、自ら関わろうとする意欲を促すことを目的にしています。
子どもも大人も、五感をフルに働かせながら自然の恵みを体いっぱいに感じ、感覚を磨きながら多様な経験を積み重ねていくことにより、探求心や想像力、環境と関わる姿勢や態度を身に付ける機会を提案します。

平成29年10月28日、一般向けの第3回(今年度の最終回)となる「小枝のパチンコづくり」が、富山県自然博物園ねいの里で開催され、子どもとその家族・学生あわせて53名が参加しました。

集合は、藤井先生が吹く小さなオカリナの音で行っています。自然に親子が輪になって集まってきました。
集合してすぐに、今回のスタッフ紹介がありました。今回は、富山森のこども園のスタッフさんに加えて、富山福祉短期大学の学生が参加者兼スタッフとして、一組一組の家族につく形で行われました。
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学生スタッフから、危険な動植物について、回避する方法を楽しく歌で練習しました。
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また、藤井先生から、今回はドングリをたくさん集めて、それを小枝のパチンコで飛ばして遊ぶこと、ドングリの種類の紹介などがありました。
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早速、ドングリ拾いがはじまりました。街中ではなかなか見つけれられない珍しいまんまるドングリや、イガイガ帽子をかぶったドングリ、細くて食べられるドングリ、緑色のドングリ、芽が出始めているドングリなど、子どもたちは、お兄さん・お姉さん先生とおうちの方と一緒に、夢中で拾い集めていました。
ドングリ拾い全体.jpgドングリ拾い.jpgドングリ拾い2.jpg
山道を歩いては拾い、めいっぱい時間を使いながら、ドングリ以外にも、小枝やまつぼっくり・木の実なども集めていきます。
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炭焼き小屋の前まで来ると、子どもたちと学生スタッフとのじゃんけん大会をし、お菓子がくばられ、ホッとする時間となりました。
じゃんけん1.jpgじゃんけん2.jpgお菓子.jpg
続いて、拾ってきたドングリを飛ばすための小枝のパチンコづくりの説明がありました。
二股に分かれた小枝に、皮布に輪ゴムを通したものをくくりつけます。
パチンコづくり説明1.jpgぱちんこづくり2.jpg小枝1.jpg小枝2.jpg

制作した子どもたちから、ハロウィーンのカボチャや魔女、「カンッ」と音のでる金物の的などに向かってドングリを飛ばします。子どもも大人も夢中になって的に当てて遊びました。
的1.jpg的2.jpg的3.jpg的4.jpg
続いて、炭焼き小屋でつくられたカボチャのスープを満喫しました。
スープ1.jpgスープ2.jpgスープ3.jpg
最後に参加者全員で記念撮影です。
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現在は、自然体験が身近でできにくい時代であり、親世代や保育士の方であっても経験が少ないということが多々あります。こういった自然体験の機会は、子どもはもちろん、大人や保育士を目指す学生たちにとっても、貴重な経験となります。なんといっても、子どもたちの活き活きした笑顔をみることができ、意外なたくましさや成長が育まれているのが分かりました。
本事業は、キャンセル待ちが出るほど射水市の皆さんにご好評をいただきました。

本事業の取り組みは、報告書の形で射水市に報告されます。
こういった自然体験を通して、子どもたちに様々な心情が湧き、自ら関わろうとする意欲が助長されていきます。その目的をもって、この事業を射水市に提案しました。射水市内にも自然あふれる公園が多く存在しています。この取り組みが、市内に広がり、身近な自然の中で子どもも大人も様々な体験をし遊ぶことが、"特別のこと" でなくなっていくことを願い、今後もこうした機会をご提案していきます。

たくさんのご参加、ありがとうございました!!!

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富山福祉短期大学では、映画『ケアニン~あなたでよかった~』上映会を開催しました。
ケアニン上映会様子.jpg
「介護、看護、医療、リハビリなど、人の『ケア』に関わり、自らの仕事に誇りと愛情、情熱を持って働いている全ての人」に向けられて制作された映画で、主人公の新人介護福祉士である青年の体験・成長を通して、介護の仕事・その魅力について知ることができる映画です。

富山福祉短期大学は介護福祉士を養成する短期大学です。今回、この映画を通して、本学学生および地域の皆さまにも介護職のやりがい、「人に最期まで寄りそうこと」について、考える機会としていただきたく、無料での上映会を企画し実施しました。

10/6(金)には学生向け、10/7(土)には地域の方々向けに行い、合計215名の方が、映画を鑑賞しました。

学生たちは、自らがその職に就くであろう福祉の現場を、同じ世代の主人公を通して見て考えることができ、貴重な体験となりました。

一般の方々は、福祉関係者だけでなく、福祉について知りたいという方々も多くいらっしゃり、介護職だけではなく、自らの人生や家族との関わりも考える良い機会としていただいたようでした。

涙なしには見られない、大変すばらしい映画でした。
是非、より多くの若者たち、保護者の方々、福祉に従事する方々、高齢のご家族をお持ちの方々など、幅広く見ていただきたい映画です。

鑑賞された方々の声をご紹介します。

【学生】

・介護福祉士と出会い、いろいろなことがあって変わっていく認知症のおばあさんの息子の様子が印象的だった。ハートが伝わるってこういうことなんだと思った。こんな風に利用者さんと向き合う介護者ばかりだったら、素敵だと思う。

・とてもよかった。介護福祉士の人はすごいと感じた。

・遠方に住んでいる認知症のひいおばあちゃんに会いたくなりました。

・涙が自然に流れてくるときもあった。いろいろなことを考えさせてくれる映画だった(家族とか、介護とか)

・私の中で、介護のイメージがまた、変わりました。見て良かったです。

・とても良い映画でした。認知症の方に対する考え方をもう一度見直すことができました。自分も将来看護師になったら、しっかりと人に向き合える人になりたいと思います。今日はとても良い映画を上映してくださりありがとうございました。

【一般の方】
・主人公が成長していく姿や家族の心情の変化を観ているうちに、自分も利用者に寄り添いながら関わっていきたいと一層感じました。

・この映画を見て、ケアニンを目指す若者が増えてくれたら嬉しいです。

・自分も過去に3名看取りをしたことがあるが、しっかり寄りそえていただろうか、とか、死に近づいているおばあちゃんたちの顔を思い出したりした。日々の思い出も思い出すきっかけになった。やっぱり介護っていいなと改めて思いました。

・私自身、介護関係の職に就くことを目指しているのですが、介護という仕事はただ利用者の方と向き合うだけではなく、家族や利用者の方の人生と向き合う仕事だということを改めて実感しました。

・介護はただ大変だと思っていたけど、関わり方一つでこんなにもやりがいのある仕事に変わるということに気づけた。

・泣ける映画でした。介護職へのイメージがガラリと変わったような気がします。ストーリーが笑えるところもあり、泣けるところもあり、とてもいい映画でした。こんないい映画があったと周りの人に言いたくなりました。


ご来場ありがとうございました。

映画『ケアニン』を是非周りの方々にもご紹介ください。今後の一般公開情報は、こちらをご覧ください。

今後も、ケアニンの仕事を理解し、目指す人が増えていくように、その力となれるように、富山福祉短期大学も介護福祉士の養成を続けていきます。皆さんも、是非、映画『ケアニン』そして地域のケアニンたちを応援していきましょう。富山福祉短期大学も応援していきます。



10月2日(月)から、【第6回とやま臨床美術展】が高周波文化ホールにて開催されています。

初日のオープニング企画:保育園児と地域の高齢者の方の「臨床美術」共同制作(交流会)の様子をご報告します!

地域の高齢者の方13名・下村保育園の園児のみなさん12名と一緒に、大壁面に臨床美術の共同作品を描く企画を行いました。これは、射水市内の保育園で臨床美術教室を実施する事業「心わくわく。感性が目覚める臨床美術教室」(射水市公募提案型市民協働事業 事業責任者:幼児教育学科 助教 岡野 宏宣)の企画の一つでもあります。

まず、墨汁を動物や虫の軌跡に見立てて、大壁面に線を描いていきました。「カブトムシ」や「ゾウ」、「ネコ」など、さまざまな生き物が跳んだり跳ねたりしているのをイメージして描いていきます。
臨床美術交流会(軌跡).jpg臨床美術交流会(軌跡2).jpg
今度は白く残ったところに、オイルパステルでカラフルな色を入れていきます。
臨床美術交流会(子ども1).jpg臨床美術交流会(子ども2).jpg臨床美術交流会(子ども43).jpg臨床美術交流会(子ども5).jpg臨床美術交流会(大人1).jpg臨床美術交流会(大人2).jpg
続いて、更に異なる色を入れたり、合わさった色を手で擦ったり、墨の線の上にも色を入れていきました。
臨床美術交流会(みんなで1).jpg臨床美術交流会(みんなで2).jpg
一人ひとりの描く線と色が重なり合い、混ざり合い、ワクワクするような情熱的な作品が仕上がりました。
臨床美術交流会(完成).jpg
園児の皆さんは、始めからイキイキと描き、オイルパステルを入れる頃には、高齢者の方と交ざって集中して描いていました。高齢者の方は、その園児の皆さんの元気な姿を見て顔をほころばせながら、ご自身も夢中になって曲線や美しい色を加えていかれました。

最後に、園児さんには作品のどこの部分が好きだったか感想を伺いました。
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地域の高齢者の方からの声をご紹介します。

・みんなで描いてとても楽しかった。

・棟方志功の絵のような作品になって感動した。

・色の組み合わせが楽しかった。

・画家になったような気持ちになった。

最後に、それぞれが握手をして挨拶をしました。会場には、元気な、心がほっこりするような光景がみられました。
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この元気いっぱいの作品は、臨床美術展の期間中、中央に展示されています。
臨床美術交流会(記念撮影).jpg
是非、皆さんも足をお運びください!

日時:2017年10月2日(月)~10月9日(月)

平日:13:00~17:30  土日祝:10:00~17:30(最終日16:00まで)

  ※平日は午後開催のみ                  

会場:高周波文化ホール(新湊中央文化会館)

住所:富山県射水市三日曽根3-23

TEL:0766-82-8400

主催:とやま臨床美術の会

共催:富山福祉短期大学

後援:高岡市・射水市





富山福祉短期大学では、富山県ひとづくり財団からの助成を受け、今年度も臨床美術に興味のある一般の方を対象に「地域いきいき・臨床美術セミナー」を開催しています。

9月30日(土)に、第2回となる氷見市でのセミナーが行われました。氷見市と共催のセミナーとして実施し、45名の方が受講されました。その様子をご紹介します。

日にち:平成29年9月30日(土)

時間: 14:00~16:00

会場: 氷見市ふれあいスポーツセンター

講師: 富山福祉短期大学 幼児教育学科 教授 北澤 晃

内容: "頭ひらめき、心きらめき、健康づくりアート"のすすめ(30分)
    アートプログラム(80分)
    「線と色のコラージュ」

今回も、本学 幼児教育学科 教授 北澤 晃 先生と、臨床美術士4名の方を講師として実施しました。

はじめに、氷見市地域包括支援センター所長 七分様よりごあいさついただきました。
七分様より、昨年氷見市と富山福祉短期大学で締結した連携協定のお話や、本学が取り組む臨床美術について、ご紹介をいただきました。

続いて、さっそくセミナーが始まりました。まずは、臨床美術についての説明です。
臨床美術はアートプログラムを行うことで、右脳が活性化し、認知症の予防や子どもの創造性の育成、大人のメンタルケアに効果が期待できるものです。
絵の描き方や内容によって、脳の活性化する部分や程度が異なるという説明がありました。
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会場の参加者に対して、「絵を描くのが好きか」という問いかけがあると、一般的には少ないものですが、若干多い1/4くらいの方の手が挙がりました。一方、「絵を見ることが好き」という問いかけには多くの方の手が挙がりました。
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また、臨床美術のプログラムの紹介がありました。プログラムは数多くあり、いくつかの作品例が示されました。

続いて、「のばして混ぜる色遊び」のプログラムで少し体験をしてみます。
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好きな色を指で伸ばして制作しました。臨床美術がどのようなものかわからなかった受講者の方々も、偶然にできる抽象画を実際に制作してみました。セミナー開始時には少し緊張してみえた表情もありましたが、制作後にはグループごとに見せ合うなど、笑顔が見られました。どれも鮮やかで、ひとつとして同じ作品はなく、小さな作品でしたがどれも存在感がありました。
臨床美術セミナー氷見市(伸ばす手元).jpg臨床美術セミナー氷見市(伸ばす作品).jpg
続いて脳の仕組みや脳がどのように時間を捉えていくかがポイントであり、臨床美術のプログラムは「共時性」~今行っていること、今を感じること~を大切にできるように、結果に捕われないようにつくられているプログラムであるという内容の話がありました。
さらに、臨床美術を継続して行った受講者の「いきいき観」が上昇しているデータ(更に研究・実証途中)も示されました。

続いて、「線と色のコラージュ」を制作しました。制作中は音楽が流れ、五感である聴覚も自然に刺激されています。五感を全て使って描くというところも、臨床美術の特徴のひとつです。いつの間にか、音を立てるほどオイルパステルを集中して動かして描く参加者が多くみられました。
「今」に集中していく受講者の作品に、臨床美術士が声かけを行います。
臨床美術セミナー氷見市(コラージュ説明).jpg臨床美術セミナー氷見市(臨床美術士フォロー).jpg
さらに、作ってきた作品にはさみを入れて「つくりかえる」という工程もあり、受講者の皆さんは驚きながらも、出来上がった作品が想像を超えるものになることを体験していました。

臨床美術では、最後に必ず鑑賞会を行います。作品全てについて、どなたの作品なのかを確認し、臨床美術士によって、その良いところが述べられます。
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この鑑賞会を含めて、臨床美術のプログラムが成り立っています。受講者の皆さんも、実際に作品を褒められるという体験をしていただき、その効果を体感していただきました。

左脳では描けない(形ありきではない)美しい抽象画が並んでいました。こういった意図しては描けない絵を自身が描くという新しい自分との出会いや喜びを、是非時々生活に取り入れていただき、地域の活性化にもつなげていっていただきたいと思います。

受講者の声をご紹介します。

・初めて体験させていただき、大変充実した時間をありがとうございました。右脳モードが苦手な私でも、すてきな作品になりました。また機会があれば、参加したいと思います。

・自分には絵を描く才能は無いと思っていました。いわゆる食わず嫌いが少し改善されたかな・・・

・描き始めると楽しくて、手が止まらなくなりました。

・とても楽しかったです。評価しない表現、すばらしいと思いました。

・夢中になれた時間に感動。仕上がった作品に感動。

・初めて見た世界、大変申請で帰って委員会で話してみようと考えています。

・子どもでもできる簡単な作業を通して、はじめて出会った隣の方々とも会話がはずんだことを意識できて驚きました。楽しかったです。

・こうしたアートを楽しむことができることに感動した。

・臨床美術とは初めて聞いたので少し不安でしたが、脳の働き方について学びよかったです。

現在、臨床美術は、高岡市・射水市・南砺市・砺波市の地域包括支援センターやサロンに導入されており、地域からのご依頼も多くなっています。氷見市においても、是非地域の活性化のために、活用されることを期待しています。今回の受講者の皆さんには、今回のセミナーで得たことをお役立ていただきたいと思っています。

また、富山福祉短期大学では、「臨床美術のプログラム」を体験したい、というご要望も承っています。本学で開講される地域の方向けの講座や出張授業もご用意しています。興味のある方は、是非ご用命ください。




2017年10月2日(月)~10月9日(月) 高周波文化ホールにて、富山福祉短期大学 共催、高岡市・射水市の後援により「第6回 とやま臨床美術展」を開催いたします。

今年で6回目を迎える「とやま臨床美術展」では各地の地域包括支援センターやコミュニティーセンターで開かれている介護予防講座に参加された方々の作品をはじめ、「とやま臨床美術の会」会員の臨床美術士がそれぞれの現場でセッションし、参加してくださった方々の作品及び制作の様子を展示します。


日時:2017年10月2日(月)~10月9日(月)
平日:13:00~17:30  土日祝:10:00~17:30(最終日16:00まで)
  ※平日は午後開催のみ                  

会場:高周波文化ホール(新湊中央文化会館)
住所:富山県射水市三日曽根3-23
TEL:0766-82-8400
主催:とやま臨床美術の会
共催:富山福祉短期大学
後援:高岡市・射水市


また昨年度に続き、保育園児と高齢者による共同作品を制作し展示します。

毎年好評をいただいている臨床美術体験(無料)では、初めての方でも臨床美術士と一緒に楽しく制作でき、作品もお持ち帰りいただけます。

是非お誘いあわせの上ご来場ください。

臨床美術展ハガキ(表)_.png臨床美術展ハガキ(裏)_.png

■お問合わせ先

富山県射水市三ケ579

富山福祉短期大学内

とやま臨床美術の会

TEL:0766-55-5567

とやま臨床美術展 担当:岡野 宏宣

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