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高岡市共催講座「地域で暮らし続けるために~自分をつくり、地域をつくる~」が行われました

 高岡市と富山福祉短期大学は、平成28年に包括協定を締結しました。今年度は、その取り組みの一つとして、共催講座地域で暮らし続けるために~自分をつくり、地域をつくる~を企画・実施しました。

 11月19日(月)、高岡市ふれあい福祉センターにて、主に高岡市民の方を中心に119名の方が受講されました。


高岡市・富山福祉短期大学 共催講座

テーマ: 「地域で暮らし続けるために~自分をつくり、地域をつくる~」


講師:  富山福祉短期大学 学長  炭谷 靖子

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 はじめに、高岡市福祉保健部 高齢介護課 課長 大江様よりごあいさついただきました。


 続いて、さっそく講座が始まりました。
 今回の講座では、普段学生の授業で活用している「クリッカー」を使用しました。リモコン型の機器で、アンケートに瞬時に回答でき、その集計結果をすぐ確認することができます。講座中は、アンケートでみなさんのご意見を確認しながら、話が進められました。


 まず、みなさんにとって「高齢者となる私の願い」はなにか、その願いを実現するためにどんなことが必要か、と問いかけられました。

 例として提示された炭谷学長の願いを叶えるためには、「健康づくり」・「地域づくり」・「介護予防」が必要でした。おそらく、みなさんの願いでも同様だと思います。


 次に、「最期のときをどこで看取られたいか」、アンケートをとりました。みなさんには、クリッカーで即座に回答をしてもらいます。

 「自宅」と答えた方が33.6%と1番多く、次いで「病院」「まだ考えていない」が28.2%でした。炭谷学長は、自宅で最期を迎えるためにはどのような心構え・準備が必要か、具体的な事例をあげながら丁寧にお話くださいました。

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 それでは、自宅で最期を迎えるためにも、高齢者の方が住みよい地域をつくるためには、何が必要なのでしょうか?


 厚生労働省では、「我が事・丸ごと」や「地域包括ケアシステム」の構築を進めています。

 「我が事・丸ごと」とは、地域住民が地域づくりを「我が事」として主体的に取組み、市町村が分野を超えた課題に総合的に「丸ごと」相談に応じる体制づくりのことです。
 また「地域包括ケアシステム」とは、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、「住まい」「医療」「介護」「予防」「生活支援」が相互に連携しながら在宅の生活を支えることをいいます。


 しかし、安心、安全、衛生、快適、便利なまちの仕組みが完備されていくにつれて、自力で≪いのちの世話≫をおこなう能力が喪失されているそうです。

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 地域で暮らし続けたいという高齢者の思いを実現するためには、今一度、地域の絆を紡ぐことが大変重要です。
 クリッカ―を用いながら、一人暮らし家庭への声掛けや見守りなど、それぞれ自分ができる範囲でできることをしていくよう、改めて確認をしました。
 

 最後にまとめとして、住み続けられる地域をつくるためには、①日常生活のできる環境を整え、交流の場をつくること、②積極的に声をかけ合い、愛のある地域包括ケアシステムを構築すること、③自立した生活の継続と制度の活用、④高齢者の自覚と覚悟に基づく、程良い見守りとケア の4つが必要だと強調されました。

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 質疑応答では、講演内で提示されたデータへの疑問や、今後の地域活動への担い手への不安など、いろいろな声が聞かれました。

 受講者の皆さんは、民生委員の方も多く、講座を熱心にきいていらっしゃいました。講師の紹介するエピソードやクリッカ―での回答結果なども大変楽しみながら、理解を深めていただけたようです。



≪受講者の声をご紹介します≫

・分かりやすく、地域包括ケアシステムとACP、地域参加への促しを話していただき、皆さん興味関心を高められたと思う。

・世の中が便利になったことで、"生きる力""地域のつながり"は薄くなっているのだろうと感じています。今後ますます人口が減っていくため、一人ひとりのつながりを持つことを意識して生きていくことが大事なのだと思いました。本日の講義は分かりやすく、その場でアンケートをとるのもおもしろかったです。ありがとうございました。

・自分の町内にも一人暮らしの人が何人かおいでます。そういう人たちを町内で見守っていきます。

・ひと昔前の地域の大切さ。一人ひとりができる範囲で、地域の為に何ができるかを考える時期にきていると感じた。

・参加型で会場の方の意識が可視化され、とてもよかった。自分のこととして考えるにはとても良いと思った。

・住みやすい・暮らしやすい地域にしていくためには、思い・思われの精神が大切だと思いました。



受講いただきありがとうございました。
今後も高岡市を始め、各自治体と連携して、皆さまに講座をお届けしていきます。
また受講をお待ちしております。



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