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2010年12月

▼山ほど積まれたテキストの記憶には辛いものがあります。しかし、ある時、テキスト(『テクスト』)の語源を知り、『テクスト』という言葉は気になる言葉の一つになりました。『テクスト』は英単語のtextが日本語に取り込まれた言葉ですが、文章・文脈を意味する言葉で、転じて「教科書」を指す言葉として使われるようになりました。しかし、本来は「言葉によって編まれたもの(織りもの)」という意味を持ち、ラテン語の「織る」が語源です。

 

▼したがって、こうして回を重ねてきたブログは、私の「言葉の織りもの」であり、まさしく、私がつくり出した『テクスト』です。井筒俊彦氏は、著書『意味の深み』の中で、次のように書いています。

「この織りものの小さな織り目の一つである私は、私なりに刻々に織り変えられていくこの『テクスト』に、ささやかながら何かを織り足していくのである。」

 

 また、次の詩を読むと、「生きること」は『テクスト(織りもの)』なんだと、しみじみ思います。私たちはみな、何かを刻々と織り足しながら『テクスト』(「自己物語」)を生きていく存在ということなのです。

 

▼「四つ葉の幸せ」  藤川幸之助 (『まなざしかいご』,中央法規,2010.8.10)

 

 

四つ葉のクローバーは

見つけると幸せが訪れると言う。

小さい頃から

いくつもいくつも

四つ葉のクローバーを見つけては

母がしおりを作ってくれたが

幸せはそうやすやすとは訪れなかった。

 

幸せとは訪れるものではなく

心の中に見つけるものだ。

そう気付いて

四つ葉のクローバーを見つけるように

心の中に幸せを見つけ続けた。

認知症の母との一日一日の中でも。

 

クローバーについては続きの話がある。

五つ葉は金銭上の幸せ。

六つ葉は地位や名声を手に入れる幸せ。

七つ葉は九死に一生を得るといったような

最大の幸せを意味すると。

五つも六つも七つもいらないなあと思う。

四つ葉で十分だと思う。

 

母のしおりには言葉が添えられている

「四つ葉を手にするより

四つ葉を見つけることを楽しみなさい」と。

「四つ葉」を「幸せ」と置き換えて

母の言葉を読んでみる。

 

▼私の『テクスト』にも、私の母が「しおり」のように、何度も何度もはさみ込まれています。

そのことについては、次の機会に心を込めて、この『テクスト』に織り足したいと思います。

=休暇に伴う校舎閉館のお知らせ=

富山福祉短期大学では、下記の期間を年末年始休業とし、校舎を閉館させていただきますのでお知らせいたします。

 

<閉館期間>

●平成221229日(水)~平成2314日(火)

尚、上記期間にいただきましたお問合せ(FAX、メール等)に関しましては、平成2315日(水)以降、順次お返事させていただきますのでご了承くださいませ。

よろしくお願いいたします。

 

=資料請求者のみなさまへ=

資料請求をいただきましてありがとうございます。

お待たせして申し訳ございませんが、15日(水)以降、順次対応させていただきますのでよろしくお願いいたします。

 

「直前入試説明会」や「キャンパスナビ(個別見学会)」お申込につきましては、休業期間中もお待ちしています。

 

「第3回直前入試説明会」開催日程:122日(土)13301600(予定)

☆詳細については、こちらをご覧ください→ 3回NS案内.pdf

☆お申込については、→こちら

平成221227日(金)富山県立小杉高等学校と本学との高大連携事業の修了式が行われました。

 

高大連携授業として、7月から1227日の6ヶ月に渡り、保育に興味のある23年生の計14名の生徒が35時間の「保育と表現技術」の授業を受けました。

 

修了式では、本学の幼児教育学科 石津学科長より、修了証書が手渡され、生徒のみなさんを激励しました。

P1120489.JPG小杉高等学校 伊藤敏幸校長からのお話をいただいた後、代表の生徒さんから本学教職員へお礼の言葉もいただきました。

 

P1120493.JPG保育士・幼稚園教諭への決意を胸に、本学で学んだ知識を活用していってほしいと思います。

幼児教育学科では、小杉西部保育園の園児を招いて毎年クリスマス会を開いています♪

 

     日  時:平成221221日(火)13001500

     場  所:富山福祉短期大学4号館保育実習室

     招待対象:小杉西部保育園 年長児26

     企画運営:幼児教育学科1年生56

 

当日は、学生たちが飾り付けをした巨大ツリーや手作りの可愛らしい装飾で園児たちをお迎えしました。

この企画は、「学生が企画運営するクリスマス会」として、幼児教育学科(児童福祉専攻)が開設されて以来続く、行事です。

 

P1120411.JPG P1120417.JPG『アンパンマン体操』で体を動かし、『あわてんぼうのサンタクロース』を大合唱、グループに分かれて学生と園児が一緒になってクリスマスツリーを楽しく『工作』。時間が経つに連れて学生と子どもたちは仲良くなりたくさんの笑顔で保育室がいっぱいになりました。『工作』の後は『ハンドベル』『パネルシアター』と続き『パネルシアター』のお話の最後には暗い会場の中鈴の音が聞こえ、サンタクロースとトナカイが登場!!園児たちからは歓声がおこりました。

園児たちはサンタクロースからプレゼントをもらって、一緒に写真撮影もしました!!

 

P1120466.JPG今回は1年生が主体となって大きな企画に取組み役割を決め練習を重ねて本番をむかえました。思うように行かなかった点や反省すべき点もあったようですが、園児たちのうれしそうな笑顔に学生たちも満足そうな様子でした。

 

素敵なクリスマスになりますように・・・・・・・。メリークリスマス♪♪ ツリー.JPG

児童福祉専攻の学生がファミリーパークでクリスマスコンサートを行いました♪

 

     実施日 平成221219()12001230

     場 所 富山ファミリーパーク

 

P1120314.JPG P1120324.JPG富山ファミリーパーク・クリスマスイベントから、昨年に続きコンサートの依頼をいただき、児童福祉専攻2年生で総合演習(音楽・山本ゼミ)のメンバー8名が出演しました。好天に恵まれた会場で、学生たちは伸び伸びと楽しく「ミュージックベル」「トロンボーン」「サクソフォーン」「ピアノソロ・連弾」「コーラス」の演奏をしました。誰でも知っている多彩なプログラム「ジングルベル」「ディズニーメドレー」「ジブリメドレー」の演奏に、訪れた約100名のファミリーから大きな拍手をもらっていました。

P1120334.JPG

看護学科1年生による、「高齢者看護学実習Ⅰ」報告会が行われました。

 

     実施日:平成221217日(金)

     学習教育目標の概要:

   1.     施設で生活する利用者と関わるなかで、高齢者の特性を理解する。

   2.     高齢者の生活を支援する方法と看護が果たす役割について学ぶ。

     発表テーマ:「施設で生活する利用者と関わり、高齢者の特性について学んだこと」

①利用者とのコミュニケーションや実施したケアを通して気づいた、高齢者の特性について

②利用者に行ったレクリエーションを通して、高齢者の特性に対し配慮したこと

 

 

グループごとにパワーポイントの発表資料を作成して報告を行い、質疑応答し合いました。

 

P1120293.JPG P1120298.JPG P1120299.JPG発表内容は、実習で学び体験したことが具体的に分かるものでした。

例えば耳の聴こえにくい利用者の方には、言語的コミュニケーションだけではケアが十分ではなく、非言語的コミュニケーションである表情や視線、手を触れるなどの方法を使って接することが大切というものです。またバイタルサインなど、視覚的な情報以外の身体状態も把握するよう注意し、施設利用者の方々一人ひとりの体調や症状に合わせて、コミュニケーションの方法を工夫していました。またレクリエーションでは、利用者の方々に危険がないように、利用する道具や座る場所などにも気を配ったと報告がありました。

 

利用者の方に対し、人生の先輩として接し「人生とは、経験である」という言葉を教えてもらった学生もいました。

 

看護師としての今後の課題も、実習を乗り越えたからこそ出てきた深く具体的な内容でした。

自分自身の課題を乗り越え、一人ひとりの目標に向かって頑張って欲しいと思います。

▼ブログ29で、『起承転結』について書きました。私自身もこのブログを、▼印四つで書き続けてきました。『起承転結』は文章の構成法の一つですから、必ずそうでなければならいということではありません。しかし、私の提案を受け止めて『①起②承③転④結』で書き続けてくれた高校生から、次のような言葉をもらいました。

「私にすれば①~④を付けることは、おまじないなのです。①~④を付けて書かないと、作文を書いているうちに、自分でどこまで話が進んだか分からなくなることがあります。①~④の番号を付けながら、自分のまとまりを切り換えることができます。私は本当に、この作文技法に出会えて感謝しています。」

 

▼私は、「つくりかえ作文技法」と称して、あなたに積極的に、この書き方を勧めることは、何か他の可能性を奪うのではないかと自省してみたこともあります。しかし、私自身このブログで、この方法を繰り返すことで、より個性的な考えを自らつくっていけるという確信を得ました。

私は、冬が間近に迫った秋晴れの日に『噴水』を眺めながら、思いました。

「もし、噴水の『水の出口』が広かったらドボドボとした形でしか水は出てこないだろう。ただ水は溢れるだけで、青空に勢いよく飛び散っていくことはできない。狭い窮屈なところを我慢して通過することで、私たちもまた、個性的に生きられる世界を広げることができるはずだ。」

middle_1289107421.jpg ▼私が、自己完結的に思いを綴るのであれば、この第三段落目でまとめてもよいと思います。しかし、『転』と言われるこの段落で、私は他者の言葉に耳を傾けることで、もう一歩、自分の考えに踏み込み、まだ気付いていない自分の考えや新しい語り方に出会って来ました。 

溝上慎一氏は、『自己形成の心理学 他者の森をかけ抜けて自己になる』の著書の副題について、次のように書いています。

「自己形成は他者との出会いや出会い方に大きく依存する。良くも悪くもさまざまな他者と出会うことで人は自己世界を形成していく。それを『他者の森をかけ抜ける』というイメージで理解したいと考えた。」

また、「読んで、話して、書くという作業」については、次のようにも書いています。

「書き手の『私』と読み手の『私』は同じ自分のなかにいる『私』でありながら、別物である。よい読みをする者が良い文章を書いたり良い理論をつくったりするとは必ずしも限らないが、良い文章を書いたり良い理論をつくるためには、よい読みが必要である。(略)

読んで、話して、書くという作業を激しくくりかえし、それぞれの『私』を成長・発展させることである。単純だが、結局私たちにできることはそれしかない。そうして徐々に、自分なりの自己論が仕上がっていくのである。」

 

▼私は、『起承転結』で書くという噴水口のような過程を経て導き出す考えの中に、「他者の森をかけ抜けて自己になる」という、その「自己」があるのだと感じています。特に、第三段落である『転』の世界は、『深い深い他者の森』であり、そこをかけ抜けることが社会的な『私』となっていく方途に違いないと思うのです。

 

参考書:溝上慎一,『自己形成の心理学 他者の森をかけ抜けて自己になる』,世界思想社,2008.10.3

児童福祉専攻2年生による実習報告会が行われました。

 

     実施日:平成221215(水)12

     報告内容:6月に実施した保育実習1-2(入居型福祉施設実習)及び910月に実施した保育実習Ⅱ(保育所実習)、保育実習Ⅲ(通所型福祉施設実習)

     学習教育目標の概要:

   「保育実習Ⅰ-②」入居型の児童福祉施設等での実習を通して、利用者の理解を深め、施設の人的・物的環境や保育士の職務内容について具体的に理解を深める。

   「保育実習Ⅱ」保育所における実習を通して、そこで生活する乳幼児、特に3歳以上児の生活や遊びの姿を理解し、保育の方法について具体的に学ぶ。

   「保育実習Ⅲ」通所型の児童福祉施設等での実習を通して、今までの実習体験をもとに、さらに個別の子どもや利用者とのかかわりを深め、具体的な援助の方法について学ぶ。 

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今回の報告会では、2年生の実習者を代表し、保育実習Ⅰ―2で6名が、保育実習Ⅱ・Ⅲで6名の計12名が発表を行いました。発表者は、実習時の体験の中から事例を選び、それに対する考察を発表し、他の学生からの様々な質問に答えていました。

それぞれの発表内容からは、学生が実習に真剣に取り組んだ姿が伝わってきました。

施設の利用者の方や園の子どもたちの言動は、必ずしもポジティブではないものもあります。ただし、どの言動にも理由があり、真剣に向き合い寄り添うことで、より適切なかかわりや支援について学ぶことができました。こうした実習体験を通して、学生たちは大きく成長していました。

ときには発表の中で、子どもたちからもらった手紙を紹介し、涙ぐむ姿も見られました。

このような経験を実習で得たことで、学生たちは将来の職場で大きく活かして行くことでしょう。

よい保育者・教育者として羽ばたいてほしいと思います。

また、今回先輩の報告会に参加した幼児教育学科1年生は、今後の実習への大きな励みと参考になったと思います。

 

1210日(金)午後6時半から、Uホールにて『学友会主催のクリスマス会』が開催され80名以上の学生が参加しました。

 

今回のクリスマス会は1年生メンバーが中心に企画運営をし、2年生も今までの経験を活かしサポート役として盛り上げました。

 

P1120106.JPG会場は、吹奏楽サークルの「クリスマス」「アンパンマン」などの曲の演奏があったりする中、教室とはまた違った雰囲気の中でビンゴゲームや抽選会、また各テーブルのお菓子の争奪戦でも盛り上がりました!!

普段は授業や課題、実習で忙しい学生たちも、学科専攻の枠を越えた楽しい交流会となりました。 P1120138.JPG P1120153.JPG P1120181.JPG

(想像力によってつくり出される世界)

 

▼「ソーダ水の中を貨物船が通る」の一文を読んで何のことだか分かりますか?

まだ私が高校1年生だった頃、ユーミンは松任谷由実ではなく荒井由実という名前でした。そして、ユーミンの『海を見ていた午後』という曲を、私は高校の文化祭での友人の弾き語りで初めて聴きました。その歌詞の中に「ソーダ水の中を貨物船が通る」という表現があったのです。私は、絵を描くことが好きだったので、その情景をイメージし、絵に描きながら、想像力によってつくり出される世界というのは、こういうことなんだと衝撃を受けたことを今でも覚えています。つまり、「ソーダ水」と「貨物船」という組み合わせは、普通に想像する世界では絶対に結び付きません。私は、その時に思いがけないイメージの結合によって新しい世界が誕生するということを知ったのです。この有り得ないイメージの結合は、次のような文脈(歌詞)の中で物語として表れます。

 

▼『海を見ていた午後』

 

あなたを思い出す この店に来るたび

坂を上って きょうも ひとり来てしまった

山手のドルフィンは 静かなレストラン

晴れた午後には 遠く 三浦岬も見える

ソーダ水の中を 貨物船が通る

小さなアワも 恋のように 消えていった

 

あのとき 目の前で 思い切り泣けたら

今頃二人 ここで海を見ていたはず

窓に ほほをよせて カモメを 追いかける

そんなあなたが 今も見える テーブルごしに

紙ナプキンには インクが にじむから

忘れないでって やっと書いた

遠いあの日

 

▼人はいずれ後になって、様々な要素を結合できるようにするために、その個々の要素を予めバラバラにして意識の底に蓄えていると言います。ですから、過去の要素を組み替えて新しい意味を加えることもできるし、未来の物語を自分の夢に応じた組み合わせで思い描くことも出来るのです。 

ノーベル化学賞を受賞した鈴木章名誉教授や根岸栄一特別教授らが発見した「クロスカップリング」も、有り得ないとされている要素の組み合わせによってつくり出された世界だと言えます。クロスカップリングとは、触媒を使って2種類の物質の炭素同士を結合させ新しい物質をつくり出すことです。思いもよらない組み合わせによって新しい世界が誕生することの奇跡を、私たちはノーベル化学賞受賞の偉業によって知りました。

このクロスカップリングの奇跡は、私たちの心の中でも常に起きているのだと思っています。「イメージはクロスカップリングするのです」などと飛躍させても、私は科学者ではないので許してください。そして、人間の意識がつくり出す世界の可能性は、だからこそ計り知れないのだと思うのです。

 

▼意識の底に沈殿しているイメージの種を自在に組み合わせてみる。そこには想像力によってつくり出される新鮮な世界が自在に広がります。こうして私が言葉で紡ぎ出している世界も、ユーミンの「ソーダ水の中を貨物船が通る」という歌詞とノーベル化学賞受賞という無関係なイメージのクロスカップリング反応によってつくり出されたのでした。

 

平成22127日(火)幼児教育学科で、1年生を対象として『就職・編入学ガイダンス2010』が行われました。

 

このガイダンスは、全ての学科の次年度卒業予定者を対象とし、本格的な就職活動・編入学に向けた「今年度の進路状況」「就職活動の流れについて」「進路を考えるにあたって」「編入学について」の説明をし、何が重要でどのようなタイミングでどのような活動を行うべきかを知ってもらう目的で行われました。

P1120091.JPG P1120089.JPG 

受講学生は、今年度の求人情報リストや先輩方の内定先リストに興味深げに目を通し、自分たちのこれからの就職活動へ向け真剣な表情でメモを取りながら聞き入っていました。

このガイダンスにて学んだことを十分に活かし、それぞれの希望する進路内定を勝ち取ることができるように頑張ってください。

平成213月卒業生の進学・就職内定100%、平成223月卒業生の進学・就職内定98.4%の高い進路内定率に引き続き、100%を目指して今年度の2年生・3年生も積極的に活動しており、11月末現在で、進学・就職内定率が70.4となりました。

本学は「福祉」「看護」「教育」の総合短期大学であり、ほとんどの学生が各分野の専門職への就職を希望しているので、ほとんど経済不況に影響を受けることはなく進路内定しています。

また【福短】では、キャリア開発・支援課が中心となり、全学挙げて、学生一人ひとりへのきめ細やかなバックアップを行っています。

    

現在内定をいただいている主な進学・就職先をご紹介します。

 

<編入学先>

石川県看護大学看護学部看護学科、新潟青陵大学 看護学科

 

<就職内定先>

◆県内

射水万葉会、万葉福祉作業所、福寿会、ケアホームなんと、つくしの家、ふなん苑、だいご苑、エスポワール小杉、砺波市(保育士)、南砺中央病院、なでしこ保育園、魚津保育会、西光苑、市野瀬保育園、社会福祉法人フォーレスト八尾会、はまなす苑氷見 他

◆県外

アリス保育園(石川)、金沢市立病院(石川)、佛子園(石川)、みやまの里(新潟)、信楽園病院(新潟)、クレイドルやけやま(新潟)、糸魚川市・保育士(新潟)、長野市民病院(長野) 他

▼ブログ28で、私が『twitter』の世界に関わり始めた時のことを書きました。私は教育学を学んでいるので、社会で起きている現象について教育社会学的な視点から理解するためにも、その世界に関わってみようと思うのです。始めた時には、どちらかというと不信感がありました。実際に試してみると『twitter』にも良い面と悪い面があり、当たり前のことですが結局は「使い方」によるのだと思いました。『twitter』を始める時には、多くの人は「よくわかりませんが、とりあえず始めました。」と呟きます。私もそうですが、誰かに教えてもらってから始めるというよりも、適当にやってみて、やり方を見つけ出し、出来ることを増やしていく人が多いようです。だからでしょうか、『twitter』の世界は好奇心に溢れているようにも感じます。

 

▼私が、「お互いがもっている好奇心に溢れた気持ちを大事に学び合おうか?」と呟いたことで、『まなびあい大学』が開学しました。『twitter』の呟きから誕生した大学(学びの場)ということで、テレビや新聞でも取り上げてもらいましたが、何がきっかけであったかということよりも、私にとっては『まなびあい』という言葉に寄せる私たちの思いが大切なのです。

文化人類学者の原ひろ子は、著書『子どもの文化人類学』の中で、カナダの極北に住むヘヤー・インディアンには、「教える」という文脈が存在しないことを、次のように紹介しています。

 「驚きは、1961年夏から3か月にわたる予備調査のときから始まりました。総人口350人ほどのヘヤー・インディアンのうち、若者たちの中には英語を話す人もいます。彼らに、『英語は誰にならったの?』と聞くと、『自分でおぼえた』という答えしか返ってきません。「どういうふうにしておぼえたの?」と聞くと、『そりゃあ、しゃべってみるのさ』ということです。ムースを射とめて来た男に、『ムースをどうやって射とめるかを教えてくれた人は誰なの?』と聞くと、『え?自分で上手になったのさ。初めてムースを射とめたのは15歳のときだったよ』といった具合です。ムースの皮をなめしているおばさんに『このなめし方をどういうふうにしておぼえたの?』と聞いてみると、またしても『自分でおぼえたんじゃよ』という答えです。」

このようなことから、ヘヤー・インディアンの自己物語には、「教えよう・教えられよう」という意味自体が存在しないということが分かります。

 

▼原ひろ子は、次のようにも書いています。

「私は、『教えよう・教えられよう』とする意識的行動は、人類に普遍のもの-つまり、どんな人間社会にも存在するもの考えていました。ところが、ヘヤー・インディアンの人々とつき合ってみて、この考えを修正するにいたりました。そして、『学ぼう』とする意識的行動は人類に普遍的といえるが、『教えよう・教えられよう』とする行動は、絶対普遍のものではないと考えたくなってきたのです。さらに、現代の日本を見るとき、『教えよう・教えられよう』という意識的行動が氾濫しすぎていて、成長する子どもや、私たち大人の『学ぼう』とする態度までが抑えつけられている傾向があるのではないかしらという疑いをもつようになりました。しかし、現代のような分業がすすんだ技術社会である日本において、私たちの生活から『教えよう・教えられよう』という意識的行動を除いてしまったら、途端に日本文化は崩壊してしまうでしょう。けれども、同時に『学ぼう』という態度が阻害されていった場合、どういうことになるでしょうか。」

 

▼まなびあい大学がどのような経過で始まったにせよ、私が『まなびあい』という言葉に寄せる思いは、『教え合う』という文脈とは違うところにあるのです。そして、『教える』という意識的行動をも『学び』へと変換していく場所にしたいと思います。第1回まなびあい大学の参加者は27名でした。第2回目は45名でした。この『まなびあい』は、きっと続けていけると思っています。

 

参考書:原ひろ子,『子どもの文化人類学』,晶文社,1979.2.28

1127日(土)に「第2回直前入試説明会&保護者説明会」を開催いたしました。

 

当日は、本学の「入学試験・願書提出の注意点」説明や「面接試験について」など入学試験に直結する内容のプログラムを準備させていただきました。また、各学科・専攻説明や入試対策として「小論文対策講座」が行われ、参加者のみなさんは、真剣な顔で課題に取り組んでいました。終了後のアンケートでは「説明がとても詳しかった。小論文の書き方について詳しく聞けて、自分にとって役に立ちました」「自分が希望するコースの内容についてとても詳しく話しをしていただけたので、もっと興味をもつことができた」などの感想をいただきました。

 

P1110910.JPG P1110894.JPGまた、『保護者説明会』では、「富山福祉短期大学の目指す教育について」丁寧に説明させていただき、キャリア支援(就職・進学)の説明や学費に関する説明も詳しくさせていただきました。保護者アンケートでは「入学後の心配点をまず説明していただけたことがありがたかったです」「社会人として役立つ人を育てていくという方針、続けていくことは大変だが誰にでもチャンスがあるという考えに同感した」などの感想をいただきました。

 

P1110878.JPG 

★次回は122日(土)13301600を予定しております★

 

 

お申込については、→こちら

 

※「保護者説明会」に参加希望の方は、コメント覧に「保護者説明会参加希望」とご記入ください。

 

※『自己推薦入学試験』『社会人・学卒特別入学試験Ⅱ』入学願書の受付を開始しています。

 

出願期間:平成221130日(火)~1213日(月)

入学試験:平成221218日(土)

合格発表:平成221221日(火)

     『自己推薦入学試験』は併願受験可能です。

     『社会人・学卒特別入学試験Ⅱ』には、【奨学金制度】があります。(詳しくは募集要項にてご確認ください)

 

富山福祉短期大学では、入試・相談窓口を開設し、入試に関する疑問や質問にお答えいたします。

お気軽にご相談下さい。

TELFAXで!   TEL.0766-55-5567FAX.0766-55-5570

メールでのお問い合わせは こちら

【福短】では、キャリア開発・支援課が中心となり、全学挙げて、学生一人ひとりへのきめ細やかなバックアップを行っています。見事内定を得た学生たちを紹介します。

 

看護学科3年 宮林 しのぶさん(高岡龍谷高校卒)

 

宮林 しのぶ(看).JPG内定先 高岡市民病院

 

<宮林さんへの一問一答>

 

Q. 就職内定おめでとうございます。今のお気持ちは?

A. 安心しました。うれしすぎる!!あとは国家試験に向けて頑張りたい。

 

Q. 就職活動を振り返って思うことは?

A. 実習と両立しながら、病院訪問、就職説明会、就職試験と自主的に動き回らなければならず、大変だった。けれど、友達の支えや先生方のアドバイスで乗り切れたと思う。

 

Q. 就職活動で大変だったことは?

A. 実習しながら、就職活動をしなくてはならなかったこと。実習中で、就職試験に向けての学習ができなかった。

 

Q. 内定を勝ち取った要因は何だと思いますか?

A. 2年生の時から、国家試験の勉強に取り組んできたことが、就職試験に活かせたのではないかと思う。

 

Q. どんな看護師を目指しますか?

A. 礼儀正しい人。挨拶が出来る人。明るく元気な人を目指したい。

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