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リレーメッセージin看護165

看護学科で解剖生理学などの基礎医学を担当している村井です。リレーメッセージは8回目となりました。今回は自分が大事にしている言葉のひとつについて書きます。

その時に何を悩んでいたかは今となっては定かではありませんが、その本を購入していました。確か自分が大学生だった頃だと記憶しています。D.カーネギーの「道は開ける」という本で、その本の中にあるフレーズを今でも覚えています。リレーメッセージin看護165-1.jpg人間の悩みの多くは「過去の悔い」と「未来への不安」であり、悩みから抜け出すためには、その両方をブロックして「今日を生きる」ということが書いてありました。そして、「未来への不安」には、起こりうる最悪のことを想定し、その最悪のシナリオを受け入れることだと書いてありました。いつも自分に悩みがあるときにはそうするようにしています。この言葉が頭にあることの影響かもしれませんが、これまでどん底まで落ち込むことなく、最後には開き直ることが出来て、それなりに幸せに生きています。

看護学科は今年で12年目を向かえ、開学メンバーの私も12年目になりました。この短大はアドバイザー(AD)制度があり、毎年何人かの学生をAD学生として担当しています。ひとりひとりの学生と深く関わることから、学生にとって教員からの影響が強くなることがあると感じています。中には私がADで迷惑な学生もいたかもしれませんが。その点では教師としての責任を強く感じますが、これまでにAD学生以外にも多くの学生と関わり、その関わりを通して私が感じることは、自分に自信を持てないで悩んでいる学生が少なくないことです。そういう学生に接するとき、私は必ず「自分が幸せになる道」を探しなさい。そして、私の大事にしている「今日を生きる」という言葉を伝えます。自分が幸せになるためには、自分自身を大事にすること、自分に自信を持つことがとても大事なことだと伝えます。人は幸せになるために、あるいはなりたいと思い生きています。幸せになるために、必ず幸せになるための目標を持ち、そしてそれを達成するために努力しなければならないと伝えます。

看護師は、死を迎える患者に対応することがあります。生と死について考えないといけない局面です。「今日を生きる」の言葉を思い出してもらいたいと思います。この言葉は、老いを向かえつつある私自身への生きる道しるべとなる言葉でもあると最近しみじみ感じています。
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村井嘉寛

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