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【授業紹介】『在宅看護学概論』特別講義(看護学科1年生)

◆科目名:在宅看護学概論

◆日程:2019年 1115日(金)

◆講師:村下 秀則さん

     (株式会社ALSRelation 訪問介護事業 自薦サポートセンター 代表取締役)

◆学科専攻:看護学科1年生


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15日(金)、在宅看護学概論では、特別講師として村下 秀則さん(株式会社ALSRelation 訪問介護事業 自薦サポートセンター 代表取締役)より講義を受けました。


 在宅看護学は、地域に住むあらゆる健康レベルの人々が、その人らしく住みなれた地域で暮らし続けることを支援することを目的としています。広い視野で長寿、少子高齢社会について考え、地域と在宅という場の特徴を捉え、あらゆる人々が住みなれた地域で暮らし続けるための支援のあり方と看護の役割について学び、理解することを目標としています。


 講義では初めに、村下 秀則さんの自己紹介から、ALSとはどんな病気なのか説明を聞きました。ALS(筋萎縮性側索硬化症)は、運動神経系(運動ニューロン)が選択的に障害される進行性の神経疾患です。初期症状は人にもよりますが、手にあらわれることが多く、進行すると自分の意思で身体を動かすことが難しくなり、歩行や話す、食べるといった行為が困難になります。ただ、意識ははっきりしており、精神的な働きは全く障害されないことも大きな特徴です。

 村下さんは、初期症状や、その後の進行具合、そして、そのときの気持ちや感情、最初は、落ち込んで生きる気力がなくなったこと、でも、県外で障がい者の会に参加した時に、前向きに頑張っておられる人を見て、前向きに過ごしたいと思ったことなどを自身の経験に基づいて学生たちに話してくださいました。


 重度障害者は、居宅において、入浴や排泄、食事等、生活全般に常時介護が必要となります。通常、介護事業所では、派遣するヘルパーを誰にするかは事業所で決めており、利用者本人が自分に一番必要な介助を構築することが難しくなります。常時介助が必要であるにも関わらず、ヘルパーの人材不足で長時間の利用が難しかったり、急なサービスを受けられなかったりするため、希望通りの派遣が受けられないといったこともあり、村下さんは、「自分のように困っている人がいるはず。」と一念発起し、重度訪問介護に特化した事業設立を目指したとのことでした。

 そういった背景から現在事業所では、自薦ヘルパーを更に普及し、通常の介護事業所で補いきれない問題解決を目指しています。自薦ヘルパー制度とは、重度障害者に24時間連続してヘルパーを使えることを想定して作られた制度です。村下さんからは、この制度を最大限活用するためのポイントや、重度障害者の在宅看介護の注意点なども説明していただきました。

 また、自薦ヘルパーの方から自薦ヘルパーの制度や心構え、村下さんと共に目指す在宅生活について話がありました。そして、株式会社ALSRelation 訪問介護事業で働かれるお姉さんからも家族としての思いを聞かせて頂きました。

 
 学生からは、「すごく辛い思いや苦労があると思うが、前向きな姿と言葉に感動しました。」、「病気になっても、自分の夢をしっかりもって、前を向いて進んでおられることが伝わりました。」、「家族の人の思いも聞け、今後に役立てたいです。」などの感想がありました。


 村下さんはこの先もさらに多くの夢を持ち、それを実現するために活動しておられます。

学生たちはそんな村下さんの話を真剣な表情で聞き入り、今の自分にできることは何かを考えるきっかけとなる講義になったのではないかと思います。今回の講義を通して、これから先自分自身の夢に向かって突き進んでいってほしいと思います。

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