HOME » » 学科トピックス » 看護学科 » リレーメッセージin看護―127

リレーメッセージin看護―127

こんにちは、今回リレーメッセージを担当します看護学科の小出です。

127gou.png新しい年が始まって もう二ヶ月半が過ぎてしまいました。

新年早々からの大雪で、公共交通機関がストップしてしまい、本学の授業が3回も休講になりました。私が本学に着任してから10年となりますが、大雪で休講というのは記憶にありません。

近年は、地球の温暖化とか、暖冬ということばを聞く機会が多かったので、今年の冬は、久しぶりの大雪でした。「たいへん!」という思いをしましたが、本来の富山の雪というのは、こんなもんだったと思い出しています。

しかし、山形県の大蔵村の積雪は4メートル40cmを超えたと聞き驚いています。




さて今回は、学生たちの授業について紹介します。

1年生の後期の授業の中に、「富山コミュニティー論」という科目があります。
富山コミュニティー論は、実際に地域に出向き、主体的に地域課題と向き合い、解決策を検討していく科目です。

学生たちは9月中旬から、AD単位で地域課題を見つけ、フィールドワークや交流活動を行ってきました。その活動成果を12月21日に報告会で発表しました。その中の1事例をご紹介します。

********************

【テーマ】

ダウン症のある方とのかかわりで学んだこと



【目的】

ダウン症の方のある方との3回の交流活動を通して、ダウン症や障害に関する理解を深め、正しい知識を伝える。災害体験を一緒に疑似体験することによって、どのような支援や配慮が必要かを学ぶ。



【交流の概要】

学生たちは、日本ダウン症協会富山支部のダウン症のあるご本人たちと交流する機会を得ました。ダウン症の方のある方1名につき、学生一人がペアとなり活動を共にします。学内での事前学習と交流会で仲良くなり、3回目には「四季防災館」へ出かけ、消火器体験・風雨災害体験・煙体験など、災害を疑似体験しました。特に地震体験では、阪神・淡路大震災や東日本大震災で実際に起きた揺れの体験ができ、ダウン症のある方が戸惑って固まる場面もありました。学生たちは落ち着いて、励まし支援することができました。

127gou-5.jpg


非常食作りも体験しました。レトルトカレーとパックご飯を使い、ただ温めて食器に移すだけの簡単な調理でも、ダウン症のある方にとっては支援を必要とする場面となります。参加者全員で非常食をいただき、一連の体験と交流を笑顔で終えました。学生がダウン症のある方に触れ合い、実際に支援する経験を持てたことは大変有意義でした。

127gou-6.jpg

【学生の感想】
ダウン症のある方と関わるのは初めての経験で、最初はどう接してよいかわかりませんでした。しかし、少しずつ緊張は解けて仲良くなり、何に気を付けたらよいのかも、関わりを通してわかるようになっていきました。
知識はもちろんですが、本人との関わりそのものを大切にしていけばよいのだと感じました。これは、ダウン症のある方との関わりに限ったことではありません。特別な意識をもって関わるのではなく、関わる中で気づいたものを大切にしていきたいと思います。

127gou-4.jpg
********************


看護学科の学生たちは、日頃はダウン症のある方と交流する機会がほとんどありません。そんな中、今回の合同学習・交流を体験することによって、ご本人たちの笑顔に触れ、回を重ねるごとに仲良くなり、共に喜びました。
学生がダウン症を知り、防災体験を通じて災害弱者に対してどのような支援や配慮が必要かを学ぶという目的は、達成されました。医療福祉を志す学生が、早い段階で交流と支援を体験でき、有意義な授業となりました。

学生たちは、富山コミュニティー論でこのように地域で実際に学びを深めています。来年の1年生が地域でどのように学んでいくのか、これから楽しみです!



アーカイブ

オープンキャンパス
資料請求
共創福祉センター
福祉短大ボランティアページ
富山福祉短期大学図書館
ふくたん日和(教職員ブログ)
学生マイページ
学校法人 浦山学園 学園本部
富山福祉短期大学訪問看護ステーション
富山情報ビジネス専門学校
金沢中央予備校

Copyright © 2004 Toyama College of Welfare Science. All Rights Reserved.