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2017年11月

11月22日(水)、介護福祉専攻2年生が「介護福祉研究発表会」を開催しました。


■科目名:介護福祉研究

 (担当教員:宮嶋潔准教授、中野愼夫教授、成瀬優知教授、毛利亘講師、宮城和美助教)


■授業科目の学習教育目標の概要:

自身で研究テーマを決定し、1年間を通して福祉に関する研究を、AD教員の指導をもとに取り組み、課題解決や実践現場のプロとしての研究法を身につける。

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今年度は5グループによる研究が行われました。現在の社会や介護現場を取り巻くさまざまな問題に焦点をあて、介護福祉士をめざす学生ならではの視点から調査研究が行われました。


≪研究発表一覧≫

「高齢者施設利用者の余暇の過ごし方について

 ~個別計画では利用者1人1人が望むレクリエーションが取り入れられているのか~」


「介護におけるコミュニケーションスキルの向上に向けた検討

~介護を目指す若者に欠けているスキルとは~」


「日常生活自立度と認知症周辺症状との関連性~介護保険利用者において~」


「ボランティア活動における苦情の解決案に関する考察」


「人手不足から響く介護職のストレスの実態

 ~バーンアウト尺度を用いたアンケート調査から~」




発表はパワーポイントを用い、丁寧に分かりやすく伝えました。研究内容は、施設や利用者の方、学生へのアンケートをもとに分析され、学生はその結果をもとに考察や提案を行いました。

また考察では、今回の研究を通して学んだことだけでなく、反省点や新たな課題を挙げるグループもありました。

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質疑応答では学生や先生方から多くの質問があり、発表者は研究を改めて振り返り回答していました。

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発表後には、各先生方より講評をいただきました。

「しっかりと研究をおこなう養成校は、大学と短期大学ぐらいです。自分たちは2年間短大で基礎知識・技術を学び研究として発表した!ということを誇りに思ってください。今後はこの経験を活かして、介護福祉士の重要性や意義について社会にぜひアピールしていってください。(宮嶋専攻長)」

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「研究とは、解決する問題の原因を探り、解決法を見つけ、評価するという作業です。これは特別なことではなく、これから社会でみなさんが考える方法です。また、グループワークでは協調・連携・分担を大切に、自分の役割も学ぶ機会になったと思います。聴いている人にも伝わる発表を心掛けて、これからもがんばってください(中野教授)」

「2年生はとても苦労していましたが、2年生以上に1年生には来年がんばってほしいと思います。発表の時は、噛み砕いて説明をするよう気をつけてください(韓准教授)」


「今後も、現場で疑問に思ったことを研究してほしいと思います。その際は、数値化するなど客観的な根拠をもたせ、丁寧に・正確にを心掛けてください(毛利講師)」

「想像以上にレベルが高くて驚きました。4月からがんばった成果が良く表れていたと思います。実習中に感じたことに関連したテーマがほとんどでしたが、これらは就職してからに繋がることばかりです。ぜひ現場に活かして改善に努めてください。(宮城助教)」



先生方からの講評の後に、優秀賞の発表がありました。
優秀賞のみなさんには、宮嶋先生より賞状が手渡されます。

【優秀賞】 おめでとうございます!!


HP_H29介護福祉研究発表会8.jpg発表テーマ:「介護におけるコミュニケーションスキルの向上に向けた検討

~介護を目指す若者に欠けているスキルとは~」




≪優秀賞を受賞した学生の感想をご紹介します。≫
(村田 京香さん)

とても嬉しいです。研究は大変でしたが、指導教員の中野先生の力を借りてがんばることができました。ありがとうございました。


(番口 友絵さん)

はじめての研究で大変でしたが、優秀賞をいただけて、がんばってよかったです。


(サルティン・マリアテリス・ヘンミレアさん)

研究になかなか参加できない時もありましたが、グループのみんなとがんばってよかったです。


(小嶋 佑也さん)

まさか優秀賞をいただけると思っていなかったので、びっくりしました。グループのみんなに感謝したいです。



(梶浦 一幸さん)

優秀賞をいただけて、よかったです。良い経験になりました。ありがとうございました。




学生たちはこの調査研究活動を通して、様々な気づきや仲間との協力の大切さ、達成感を経験することができたと思います。4月から介護福祉士として介護現場で活躍することになると思いますが、この研究で学んだことを活かし、頑張ってほしいと思います。



科目名:相談援助演習Ⅳ

担当教員:松尾祐子講師

授業科目の学習教育目標の概要:
本授業は、ソーシャルワーカー(社会福祉士)に求められる相談援助の知識と技術を実践的に習得する。具体的な場面を想定した実技指導(ロールプレイイング)を通して、総合的かつ包括的な援助方法を学ぶ。地域に対する援助方法を学習する。




この科目は1年の前期に始まり、2年間継続して行われる演習形式の科目です。社会福祉の知識(理論)を基に、実際の援助場面(実習)で活かすためのコミュニケーション力や相談援助力を身につけることを目指しています。

授業ではグループワークやロールプレイなどを取り入れ、学生が積極的に授業に参加しています。

今回の授業は、2年生が3~4人のグループとなり、対応が難しい複数の課題を抱える多問題家族の事例を考えました。その家族の住所を決めて、実際に利用できる福祉・介護サービスや医療制度などを調べました。

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そして、家族の状況、生活ニーズ、利用できる社会資源を模造紙にまとめ、発表しました。

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[ 学生の感想 ]

・多問題を抱える家族の事例を考えて、活用できる地域の社会資源を調べたのは初めてだった。地域にある社会資源を知る大切さを感じた。


・実際に支援する時は、療育手帳の申請場所や必要書類なども知っていなければいけないことが分かった。


・民間のサービスの場合は利用料がかかることに気をつけないといけないと思った。


・今回、射水市の障害者への就労支援施設を調べたが、一般就労に向けて訓練する場が少ないように思った。



 学生は講義系の授業で制度や福祉サービスを学んでいますが、実際の現場ではそれらの名前を知っているだけでは不十分です。その制度がどこで申請できるのか、手続きに何が必要なのか、また自分の住んでいる地域のどこにその相談機関があるかなどの知識が必要になります。まずは自分の住んでいる社会資源を調べて、少しずつ実践力をつけてください。



社会福祉専攻 講師 松尾 祐子

 11月14日(火)、看護学科2年生44名は「小児看護学援助論Ⅱ」の授業の一環として、西部保育園の避難訓練に参加しました。


科目名:小児看護学援助論Ⅱ

担当教員:堅田智香子准教授、若瀬淳子講師

授業科目の学習教育目標の概要:

・健康問題がある小児と家族の支援技術を身につける。

・「子どもの最善の利益」を考慮した看護技術と知識の統合ができる。
・小児看護学の臨地実習に向け準備ができる。



 今回の避難訓練は、「学生が小杉西部保育園で演習中に大地震が発生し、大津波警報が発令された」というシナリオで行われました。

 一部の学生が保育園にいる時に地震に遭い、地震の情報を聞いた残りの学生が避難の支援に向かい、園児全員を避難させます。


 あらかじめ教室に2~3名の学生がはいり、園児たちと交流していました。打ち解けたころに、地震がやってきます。園児たちは机の下にもぐり、頭を守りました。

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 地震がおさまった後、津波警報がだされました。園児たちは帽子をかぶり、先生の指示にしたがって保育園内の児童館へ避難します。

 学生たちも、園児の安全への配慮や、気持ちの変化に応じて安心できる声かけなどを考えながら、手をつないだり、抱っこしたりしながら避難しました。


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 全員の避難が完了すると、保育士の先生が、避難するときの注意点や今回の避難訓練の振り返りを、子どもたちにわかりやすく伝えていらっしゃいました。


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 そして避難訓練終了後、竹内園長先生からコメントをいただきました。

「小杉西部保育園では、地震・津波・火災・河の氾濫・不審者の侵入等、さまざまな場合を想定した避難訓練をおこなっています。だいたい月に1回程度の頻度です。

子どもたちは避難訓練に非常に慣れていますが、実際に自然災害や避難勧告があった際は、きっと不安な気持ちになると思います。何もないのが1番ですが、もし何かあったときはぜひご協力をお願いします」

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 避難訓練の体験を通して、声かけや安全を考慮した対応の難しさを学ぶことができました。学生たちにとって、かけがえのない体験となったようです。
 これからも保育園と連携を取りながら、子どもの理解を深めていきたいと思います。

看護学科 准教授 堅田智香子



「相談援助実習」は社会福祉の現場で、相談援助に係る知識と技術を学ぶことを目指しています。2年生は7月3日~8月5日の期間に25日間、障害者児者施設、高齢者施設、地域包括支援センター、病院などに実習へ行きました。

その実習を振り返りまとめた報告書をもとに、実習報告会が行われました。

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日時:10月25日(水)13:30~15:30

教室:1-301、303

参加者:実習先指導者、社会福祉専攻1・2年生

2つのクラスに分かれて、実習へ行った2年生全員がパワーポイントを作成し発表しました。発表の後には質疑応答の時間を設けました。

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2年生は実習指導者と1年生の前で、緊張しながら発表し質問に答えていました。

質疑応答を終えると、実習指導者の方より、温かい励ましの言葉や利用者との関係作りについてのアドバイスを頂きました。

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1年生は11月21日~11月25日にボランティア体験実習へ行きます。その前の発表ということもあり、真剣に発表を聞き質問していました。「利用者の方とどのようにコミュニケーションをとったのですか?」「サロンはどのようなことをしているのですか?」など質問していました。

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学生は実習中に指導者の方からお聞きしたことを、自分の言葉で報告書にまとめて発表していました。このように実習を通して福祉の理念や技術が受け継がれていることを感じました。

1年生は2年生の先輩から学んだことを活かして頑張っていってください。



社会福祉専攻 講師 松尾 祐子


 10月から看護学科に着任しました大永慶子です。

 私は臨床では精神科看護に10年間携わってきました。精神科にはいろいろな苦しみを抱えた患者さんがいらっしゃいます。

 その中でそれぞれの看護師がそれぞれの個性を活かし、自分自身を治療ツールとして患者さんに関わっています。看護師自身がツールとなるわけですから、看護学の修得だけでなく、これまでに経験したすべてのことが看護に活かされます。経験したことを全部、自分のどこかの引き出しに入れておくと、それが活かされる時が必ず来ます。


 私も本学でたくさんのことを経験し、皆さんと一緒に成長していきたいと思っています。よろしくお願いします。



 ところで、本学に着任して嬉しかったことの一つに、私の研究室から立山連峰がとてもきれいに見えることを挙げたいと思います。私は学生時代にワンダーフォーゲル部に所属していて、夏に剣岳から薬師岳までを縦走したことがあります。美しい立山連峰を見て、数十年前の楽しかった夏山を思い出しています。

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剣沢キャンプ場:1990年8月撮影



 今は山に行くことはほとんどありませんが、先日友人に誘われて井波の八乙女山に登ってきました。
 登り2時間、下り1時間なのでちょっとした気分転換にちょうどよい山だと思います。日の光がきれいで、少し紅葉した落ち葉をさくさく踏みしめる感触が心地よかったです。

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 臨床からは離れましたが、この経験もどこかで活かせることと思います。

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社会福祉専攻1年生の科目「ソーシャルワーク特講」の紹介をします。

この科目は「ソーシャルワーク実践の中でとくに注目されている取り組みや関連技術にスポットを当て、実践者による講義を聴くことで学習理解を深める」という目的で開講されており、外部の方も聴講等が可能な科目です。

今回は、介護職員が工夫を凝らしたレクリエーションを競う全国大会の「第1回全国レク1グランプリ」で初代王者として選ばれた卒業生砂田大輔さん(特養清楽園 相談員)を講師にお迎えいたしました。

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まずは短大時代の思い出や大学での様子を交えた自己紹介から始まりました。

そしてレクリエーションの学問的な意味の解説や、日々の実践が利用者の生きがいを見いだすことにつながっている話など、学生は興味深く聴いていました。



その後演習として、たくさんの用意されたキーワードの中から3つの単語(例えば「焼き肉」、「〇〇先生」、「未来」など)を選んで文章をつなげた自己紹介、背中に貼ってあるキーワードをいろいろな人とコミュニケーションをとりながら当てるゲーム、いす取りゲームなどを行いました。

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最初は表情や動きが固かった学生も、活動しながら学んでいくうちに全員が笑顔で夢中になり、中には笑いすぎて口の中を切った学生もいました。笑いすぎですね。


「楽しくなければ福祉じゃない」

これは当方が授業でお伝えしていることのひとつですが、砂田さんは日々の実践でそれを行っているそうです。

よいムードを保ちながら学生に伝授していくまでに成長された卒業生の姿は、授業を受けた学生全員に大きなインパクトを与えました。


終わったあとに何人かの学生に感想を聞いてみました。

「福祉のイメージが変わりました」

「生きる元気を再びつくりだす活動とはこれですね」

「終始笑いっぱなしでした」

「自分が自然に笑顔になっていくのがわかりました。これが実践の意味かも知れません」

「来てよかった。明日からがんばれそう(卒業生)。」


福祉にどのようなイメージをもっていたのか気になるところですが、参加したそれぞれにハピネスが訪れたのではないかと思います。

学んだことを将来に活かしてもらいたいですね。

この講義が良い刺激になりますように。

社会福祉専攻 教授 鷹西恒


 今回は、1年生の演習の様子を紹介します。基礎看護学担当の中田です。


 10月13日・20日「回復促進援助技術論」の授業で、「呼吸循環を整える援助」における喀痰吸引と体位ドレナージの演習を行いました。担当教員は今川先生、補助として柴田先生、中田で演習授業を行いました。


 まず演習前課題や教科書を再確認し、演習の内容と進め方の説明がされました。


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 3~4人のグループに分かれ、各ベッドでモデル人形を用いて、口腔内、鼻腔内、気管内の吸引を行います。

 はじめての吸引器の操作や吸引チューブの持ち方に戸惑いながら真剣に行っていました。教科書や課題シートで確認しながら交代で全員が体験します。

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 実際に吸引時間や挿入したカテーテルの長さを測定し、安全に行う方法を理解しました。

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 演習を終えての学生の感想では、

「吸引チューブの挿入は見えない部分を感覚だけで進めていくのが難しかった。」

「どうしたら挿入しやすいかをグループのみんなで確認しながらできて良かった。」

「吸引を行うことは患者さんの呼吸に影響するので、慎重に行わなければいけないと思った。」

「身体の構造に合わせて挿入することが難しく、解剖を頭に入れておくことが大切だとわかった。」

などがありました。


121gou-7.jpg 1年生は7月に基礎看護学実習Ⅰを終え、後期の演習の取り組み姿勢がずいぶんと良くなり頑張っています。

 「回復促進援助技術論」では、今後、経管栄養、採血、注射などの講義や演習授業が12月末まで続きます。基本的な看護技術の方法と根拠を、体験を通して理解して欲しいと思います。


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