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2017年10月

 「富山コミュニティー論」は、全学科の1年生が必ず履修する科目で、地域の課題を理解することが学習の目標となっています。幼児教育学科では、地域の子育ての課題、あるいは、地域の子育て支援の課題を理解することを目標としています。

 私のグループの学生は、学生たちが意見を出し合い、子育て支援センターを利用する保護者にアンケートなどを実施し、子育て支援の課題を明らかにするという目標を決めました。

 そこで、子育て支援センターの機能をグループで調べるなどの準備を行い、射水市子ども子育て総合支援センターを実際に見学しました。

 まず、センター長の齋藤先生から、センターについてご説明をしていただきました。

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 その後、センター利用者の方が集まり、「ふれあいタイム」が始まりました。最初は、保育士さんによるパネルシアターです。子どもたちだけでなく、お母さんたちも期待の表情です。保育士さんは、子どもたちの反応を受け止めながら演じていました。

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 体操の時は、学生も一緒に動きます。

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 これらの他に、ふれあい遊びもあり、親子でスキンシップを楽しめる工夫がありました。

 ふれあいタイムが終わり、利用者の方々は、思い思いの活動を楽しみます。緊張がほぐれた学生も、子どもと遊び始めます。また、お母さんとお話をさせていただく学生の姿も見られました。

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 翌週の授業では、学生たちがそれぞれの気づきを発表し、学びあいました。

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 保護者と子どもだけで遊ぶ、子ども同士が関わる、保護者同士がかかわる、といった多様な利用形態が可能である、などの意見が交わされました。


 次の作業は、この体験をもとにアンケートを作成することです。これからが大変ですが、保護者の思いを、少しでも、実感できる機会となればと思います。また、地域が保育士に期待していることを感じ取ってほしいと思います。自分たちが学んでいることの意味がより明確になりますし、こうして頑張って自分をつくっていくことが、同時に社会に貢献していくことになるのですから。

 センターの先生方、利用者の皆様、ありがとうございました!


幼児教育学科長 教授 石津孝治





 幼児教育学科2年生が「保育内容(環境)」の集中講義として、国立立山青少年自然の家にて「幼児期における自然体験活動指導者研修」に参加してきました。あいにくの雨模様でしたが、自然の中を散策したり、子どもたちと一緒に自然を使ったアクティビティを楽しんだり、充実した3日間の研修となりました。

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■ 日 時 : 10月13日(金)~10月15日(日)

■ 場 所 : 国立 立山少年自然の家

■ 対 象 : 幼児教育学科2年 53名


 今回の研修は、富山大学の学生24名と合同で行われました。ふくたんの学生と富山大学の学生が4~5名のグループとなり、自然の中で子どもたちと行うアクティビティを考えて実施します。



 1日目は、事前に一人ひとりが準備してきた「自然の中で子どもたちと行うアクティビティ案」からディスカッションして1つを選び、実際に子ども達と活動できる内容に改良していきました。

 各グループで担当領域が決まっており、アクティビティ案はその領域の内容で検討します。


・運動   (自然の中でしかできない、体を使った動きや活動)

・人間関係 (子ども同士で相談する等、協力して活動するもの)

・造形   (自然物を使った共同制作活動あるいは自然環境を活かした共同制作活動)

・身体表現 (体を使った表現。例えば動物になりきって動く等)

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 2日目には、アクティビティ作りを行いました。3日目本番の降水確率が高かったので、雨天を想定し屋内でできるアクティビティとし、落ち葉や木の実など必要なものを森で散策しながら集めました。また、活動に必要な道具や材料も、手づくりで準備しました。

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 そして、いよいよ子どもたちにアクティビティを体験してもらう最終日!

 学生が考えたアクティビティをいくつかご紹介します。

☆運動「もりをたんけん!!サーキット」

カラフルな落ち葉の帽子をかぶって探検に出発! ツルの縄跳び、ススキの的投げ、小枝のケンケンパ、最後は葉っぱの山の中でお宝探し。

☆人間関係「しりとりの森」

仲間と協力しながら森の中に隠されたしりとりカードを探し、カードを並び替えてしりとりを完成させる。

☆造形「落ち葉スタンプですてきな旗を作ろう!」

好きな葉っぱや木の実を選んで絵の具を塗り、大きなチームの旗にみんなでスタンプする。

☆身体表現「忍者になって巻物を手にいれよう!」

忍者になって森の中を敵にみつからないよう動物に変身しながら、隠された巻物を探す。

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 活動案を考えるときはなかなかイメージしづらいようでしたが、他のグループと相互参観してアドバイスし合ったり、リハーサルを繰り返して改良するポイントを見つけたり、必要な道具を考えて作成したりすることができました。
 本番では1つのアクティビティを3つの子どもグループが体験するため、1回終わるたびに学生同士が話し合い、実施するたびに工夫され、子どもが楽しめる内容へと細かな変更がなされていました。


 出会ったばかりの他大学生とチームを組んで、短期間のうちにアクティビティや指導案を作らねばならず、しかも講師陣からはたくさんのダメ出しが出るので、大変な「産みの苦しみ」だったと思いますが、その分得られた学びも大きかったことでしょう。 富山大生との交流からもとてもいい刺激を受けることができたと思います。

 これからも自ら自然と触れ合う直接体験を増やして、子どもたちと一緒に自然を楽しめる保育者になってほしいと願っています。


幼児教育学科 助教 岡野宏宣、藤井徳子


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こんにちは。今回のリレーメッセージを担当する蘭です。

私は9月20日、9月28日(A日程)と12月19日、12月25日(B日程)に「看護職員認知症対応力向上研修会」の講師を務めさせていただくことになりました。
この研修は、①認知症患者の入院から退院までのプロセスに沿った基本的な知識や、認知症に対する実践的な対応力を習得すること、②医療機関内等での認知症ケアの適切な実施、③マネジメント体制を構築できる看護師を養成することを目的としています。

対象者は、県内の急性期病院等で指導的な役割を担う者、看護管理者または、指導的役割を担う者であり、且つ同じ医療機関等の職員に対して伝達講習が行える者。A日程、B日程それぞれ50名程度が受講します。



120gou-2.jpgわが国では、高齢で認知症をもつ入院患者が増加し、認知症患者の在院日数がますます長期化しています。

認知症を有する高齢者は、一般的な加齢変化などの転倒要因に加え、危険な状態を察知し回避する注意能力障害、パーキンソンニズムによる歩行障害や脳血管障害による運動障害を併せ持った人が多く、非常に転倒のリスクが高くなります。
さらに、入院中は生命の影響を及ぼすラインやドレーン類の挿入、創部の安静による臥床が必要となりますが、認知症の診断を受けている高齢者は、睡眠障害やせん妄などを随伴しやすく、現状や術後安静の指示を理解できないことも少なくありません。

このような場合、患者の安全を守る方法の一つとして身体拘束を選択する場合があります。しかし、身体拘束は患者の人権を侵害する行為で、2次的な健康障害を起こしやすく、患者の順調な回復過程を妨げることに繋がります。現場の看護師は、患者の安全と患者に与える弊害の狭間でジレンマを感じ、認知症やせん妄状態の患者への対応に大変苦慮しています。


120gou-3.jpgそこで、認知症やせん妄に関する基本知識や適切なアセスメントや対応力を習得し、各施設の実情に応じた認知症への対応方法を検討し、適切なマネジメント体制を構築することや、自施設の看護職員へ認知症に関する基本知識などの伝達講習をできることが本研修会の目標になります。



私の担当はマネジメント、人材育成に関することで、施設全体および部門ごとのマネジメント(人員、環境、情報管理等) の実践的な対応方法および、スタッフ研修計画策定や教育技法等の教育技能を習得することをねらいとしています。

認知症ケアマネジメントの柱 である 1) 医療安全の推進、2) 認知症ケアの充実と入院長期化の回避のための方法論を紹介するとともに、各施設および部署の状況に合わせた方法を開発・普及できるように教育のプロセスや指導案について講義しました。
堅苦しい内容ですが、教育論を語る時に欠かせない山本五十六の話や身体拘束の代替方法やせん妄対策や抗精神病薬について事例を用いて説明し、受講者が興味・関心を持ち、実践で生かせるように工夫しました。

これからも現場に貢献できるような研修、研究に携わっていきたいと考えています。




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