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2017年8月

 8月19日(土)に高岡市のUホールで開催された「とやまの木とおうち・からだの不思議」(とやま健康・省エネ住宅推進協議会主催、委員・看護学科炭谷教授)の催しに看護学科1年生6名がボランティアとして協力してくれました。その様子をご紹介します。


 健康と住まいの環境を考えるきっかけづくりとして、小学生の親子を対象に「温度で変わるからだの不思議」をテーマに「寒冷刺激で血圧はどう変化するか?」の実験体験を行いました。この体験には3家族小学生5人と保護者が参加して下さいました。


 はじめに看護学科 炭谷先生より、心臓の働きと血圧のしくみについて説明があった後、参加した子供たちは水が入ったペットボトルを心臓に見立て、自分が心臓になったつもりで血液を押し出す体験や、氷水に足を浸す前後の血圧変化を電子血圧計で実際に測定する実験を体験しました。


血圧測定1.jpg
 看護学科の学生達はイベント開催に向け、対象となる小学生が理解できるポスターや体験内容について教員と相談しながら考え、ポスター作成や教材準備に取り組みました。

 イベント当日は、笑顔で子供たちに声を掛けて緊張をほぐし、子供たちはからだへの関心と実験の好奇心を存分に発揮してくれていました。


血圧測定2.jpg


 またメインテーマである寒冷刺激による血圧変化の実験では、学生達が被験者となりました。測定者となった子供たちに、やさしく丁寧に電子血圧計の使い方や測り方を指導しサポートしてくれたことで、参加した子供たち全員が積極的に実験を遂行することができました。 


血圧測定3.jpg
 協力してくれた看護学生も、相手が分かるように伝えることの難しさや自分のサポートで子供たちが血圧を上手く測れた時の嬉しさなど、体験を通して多くの学びと喜びがあったようです。

 そんな姿に看護学生としての成長を感じ、これからの学習や実習において様々な経験を積み磨かれていくことだろうと頼もしく感じました。

看護学科 北山



117gou-1.jpg 解剖生理学などの基礎医学を担当している村井です。

 さて、世の中で人に感動を与える生き方をしておられる方は何人かおられますが、確実にその範疇に入る日野原重明先生について書きたいと思います。


 日野原先生は著名な医師で、看護教育にも熱心に取り組まれた先生ですが、先月7月に105歳でお亡くなりになられました。100歳を過ぎてからも精力的に活動しておられ、多くの方が名前は聞かれたことがあると思います。

 8月3日付けの読売新聞で、吉田修氏(天理医療大学長、京都大学名誉教授)が亡くなられた日野原先生について書いておられます。その記事の中で、日野原先生が影響を受けた人物がいたことを私は初めて知りました。カナダ生まれで、アメリカ医学の発展に尽くしたウイリアム・オスラー博士です。


 吉田氏によれば、臨床内科医のオスラー博士は科学者として病気を治すだけでなく、患者を癒し慰める人道主義的な医療を実践し、生涯に1200もの本や論文を書き、アメリカや欧州の臨床医に大きな影響を与えたと述べています。

 日野原先生は亡くなられた時は聖路加国際病院名誉院長でしたが、聖路加国際病院が連合国総司令部(GHQ)に摂取されていた時代に、軍病院の図書館になっていた聖路加国際病院の図書館でオスラーの文書に出会い大変興味を持たれたそうです。そして、そうした文書からオスラーの教えを学び、その教えを実践されたということです。

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 日野原先生は、聖路加看護大学(現在:聖路加国際大学)で看護教育に携われ、今では日野原先生の考えに影響を受けた多くの看護師の皆さんが、その考えを広め実践しています。

 看護教員としてあるいは病院の指導者として、看護学生や看護師に接し、知識・技術だけでなく、医療人としてどうあるべきか、模範となるような医療人でいられるように努力することの大切さを伝えています。私も看護教育に身を置く者として、そうした考え方を心に留め、看護学生の教育に当たらなければと思っています。


 日野原先生は、先人の良い教えを謙虚に学ぶ姿勢を持たれ、そして、そのことを実践された方なのだと思います。私は、100歳を超えて生きていたとしても日野原先生のように精力的に活動しているとも思えませんが、せめてそうした姿勢を生きている間は大事にしたいと思っています。



社会福祉専攻1年生を対象に地域つくりかえ学「卒業生のつくり、つくりかえ、つくるに学ぶ」の講義が行われました。

この講義は昨年3月に本学を卒業し、4年制大学に編入学して学ばれている草島瑞季さん(日本社会事業大学福祉援助学科4年生)をお招きして行いました。

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まずは短大時代の思い出や大学での様子を交えた自己紹介から始まりました。

次に予めお伝えしてあった以下の内容についてお話してもらいました。

「短大で一番苦労したことは?」
「短大でどのようなことを『つくりかえ』ましたか?」
「相談援助実習でのエピソードを教えてください!」
「編入学について(活動の時期、きっかけ、試験対策など)」

「大学生ライフは?」

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短大で苦労したのは難しいレポート課題や、学習時間の使い方だったそうです。


また、在学中に「つくりかえ」ることができたと感じるのは、「サークル」に入ったことで、歴史研究サークル、車いすバスケサークル、障がい児支援サークルの3つで活動することによって、自分の興味関心の幅やポジティブな考え方ができるようになったとのこと。

相談援助実習でのエピソードとしては、利用者さんのニーズがわかって嬉しかったり、日を追うごとにコミュニケーションが取れるようになったことを実感できたことが思い出に残っているということでした(イケメン職員に気をとられたことも・笑)。


編入学の話題では、志望したきっかけや、実際に行った試験対策の話になると、1年生たちはよりいっそう真剣に聞き入っているようでした。

「予想問題が的中したときは『やったー!』と思いました」
「都心が近いので勉強だけでなく、遊びも充実している」

「福祉のアルバイトがたくさんあるので現場でも学べる」

なんとも充実した大学ライフを語ってくれました。

HP_社福つくりかえ学3.jpg

講義終了後も1年生と長い時間話し込んでおられ、在校生の興味関心の高さを感じました。

1年生それぞれに今後の進路などを考える際の参考になったのではないかと思います。

社会福祉専攻 教授 鷹西恒



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