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2017年7月

みなさま、こんにちは今回リレーメッセージを担当します村田美代子です。


このたびは九州北部での豪雨災害により、甚大な被害を受けられた皆さまに対して、心よりお見舞い申し上げます。

私の小学生の頃の「梅雨」の思い出に、雨がシトシト降る中で紫陽花の色鮮やかな記憶があります。一ヶ月ほど降ったりやんだり、傘と長靴がうっとうしく感じられ、気づくと一学期が終ろうとしており、逃げだしたくなる通知表もらいの日の、カラリと梅雨があけた後の青空のまぶしさをおぼえております。
しかし今年の梅雨は、九州北部豪雨被害をはじめ、全国的に最高気温が40度近くに到達するような記録的な猛暑など異常気象により梅雨のイメージが崩れてきております。


気候の変化により体調を崩しやすいこの季節、どうぞ皆様ご自愛ください。




さて今回は、7月22日(土)に行われたオープンキャンパスの体験授業において、学生スタッフとして協力してくれた看護学科3年生の様子をご紹介したいと思います。

体験授業は、私が担当しております母性看護学の授業から「母性看護学で学ぶ、妊婦の看護を体験しよう」と題し、「妊婦体験・新生児の抱っこ・お着替え体験」を行いました。
体験コーナーには母性看護学実習を終えた3年生の看護学生6名が、高校生や社会人の参加者37名の体験をサポートしてくれました。

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協力してくれた看護学生は参加者の方々に丁寧に指導したり、誘導したり、また実習で学んだいのちの尊さについて話をしてくれました。緊張していた参加者の方々は次第に興味を持って積極的に参加していました。

妊婦体験スーツを身につけた高校生の方はせり出たおなかを撫ぜながら守ってあげたくなりましたと話していました。赤ちゃんを抱っこした参加者も笑顔で赤ちゃんを見つめていました。

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看護学生がうまく参加者の笑顔を引き出してくれたようです。「看護を学ぶ」という共通のキーワードを持ち参加学生と看護学生との相互関係が育まれた成果と思います。


授業の終わりに看護学科3年生が参加者の方々に向けてひとことエールを送ってくれました。その内容を一部ご紹介します。


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■看護を学ぶことは大変でくじけそうになるけど、課題や実習をやり遂げた後の嬉しさがあります。皆さんもぜひ頑張ってください。

■高校生の頃は漠然と学習していたが、高校生のうちから学習習慣を身につけておくとよいです。

■医療系のドラマが放映されているので、今から関心を持ってみているとそこに向けた頑張りがイメージできるようになりますよ。

■進学する学校に迷ったけど、3年経って、ここの福短を選んでよかったと思っています。

■看護師になることはとても大変なことですが、実習を進める中で看護のやりがいを感じています。看護師は一生の仕事にするにはとてもやりがいがある仕事だと思います。



ひとことエールは打ち合わせをしたわけではないので、正直、学生は何を話すのかドキドキしていましたが、思わず参加者の方々と一緒に聞き入ってしまいました。そして三年間の看護学生の成長を嬉しく思いまた頼もしさを感じました。


来年で本学看護学科が開設し10年を迎えます。

「学びあう・教えあうことをつなぐ」ができる学風が築かれていると感じることができたオープンキャンパスでした。



7月11日(火)に上市高校の進路体験講座で、「マイノリティな悩みを抱える子ども‐多様な性と人権‐」というテーマで授業を行いました。
この授業には、福祉や保育・看護に興味をもつ1年~3年生の高校生(約50名)と先生方にご参加頂きました。

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最初に多様なセクシャリティについてマップを用いて説明しました。

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そして、本学の卒業生であり、当事者団体の「レインボーハート富山」で活動する梶木さんに、体験談を交えて学校生活における課題を話してもらいました。

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高校生は真剣な様子で聞いており、関心の高さが伺えました。

高校生にこのテーマで授業をするのは初めてのことで、卒業生と一緒に他県で行われている授業を参考に内容を考えました。

多くの高校生に参加して頂き、高校生や先生方とお話することができ貴重な体験となりました。ありがとうございました。

社会福祉専攻 講師 松尾祐子


■科目名:情報処理

■担当教員:中野愼夫教授

■授業科目の学習教育目標の概要:

近年の医療・福祉の現場において、電子カルテ等をはじめとして急速に情報化が進み、情報化スキルの必要性が高まっています。この科目では、コンピュータやネットワークの基本知識を学習し、各種ソフトウェアの基本的な活用能力を演習をとおして修得します。



今回は、7月12日(水)におこなった授業の紹介をします。

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テーマは、「Excelを用いた表およびグラフ作成」です。
まず説明しながら例題を全員で作成し、その後応用演習問題を出題し、作成したものを印刷して提出してもらいました。


毎回の授業の中で、習得できているかどうかを必ずチェックし、できてないところの修正を求めています。

Excelの作業は、経験の差によって学生一人ひとりの進み具合が異なります。かなり時間がかかる学生もいますが、学生同士で相談したり、また早く終わった学生がサポートをしたりするなど、協力しながら授業に取り組んでいました。

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また、学生たちはこの授業で、WordやExcel、PowerPointの使い方だけではなく、ネットの使い方やセキュリティーなど情報リテラシーについても、学んでいます。


介護福祉専攻 教授 中野愼夫


6月19日(月)から6月30日(金)の期間に幼児教育学科2年生の保育実習Ⅰ-②(保育所以外の福祉施設での実習)が行われました。
保育士資格を得るためには保育所で0~2歳児を対象に10日間、3~5歳児を対象に10日間、保育所以外の福祉施設での実習10日間が必要です。

保育所以外の福祉施設での実習では、乳児院や児童養護施設、福祉型障害児入所施設、障害者支援施設、就労支援B型事業所、生活介護事業所等で実習を行います。

様々な事情から保育園とは異なった環境で生活する子どもたちや、知的障害や発達障害等のある成人の方々が利用する施設での実習であり、対象となる方々と初めての関わりとなる学生が多く、事前指導の段階から不安がる学生が多くいました。


事前指導では、施設の様子や実習の進み方などを映像で確認し、施設を利用する方々の事情や心理状況、障害種別について学び、学生自身が実習を行う施設についての学びを深めていきました。

また、施設によっては車椅子を利用する方々いたり、直接、身体に触れ支援することもあることから介護福祉専攻の毛利先生より、利用者さんを支えたり、身体を動かす時の支援方法や車椅子を使用するときの基本知識を学ぶ介護体験を行いました。

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実習前や実習が始まった直後は、経験したことのない利用者との関わりについて不安や怖さを感じていた学生たちですが、実際に実習を行う中で、子どもたち一人ひとりとの関わりや障害のある方の日常の姿を知り、実習前に感じていた不安や怖さは、知らないということへの不安や怖さであることに気づきました。

福祉施設の機能や、職員の方々の工夫、そして利用者の方々にどのような事情や障害があろうが一人の人間として関わることの大事さを知る実習になりました。


幼児教育学科 助教 岡野宏宣




こんにちは。看護学科の北濱です。

みなさんは、「グリーフケア」という言葉を聞いたことがありますか?

死への準備教育の中で、「ターミナルケア」のひとつとして、遺された家族に対して行う「悲嘆へのケア」を指します。


ペリネイタル・グリーフケア検討会について

私は助産師です。病院で勤務していたころ、死産や新生児死亡などの赤ちゃんに多く接してきました。

10年ほど前より、石川県立看護大学の米田准教授を中心とした、周産期の死(流産・死産・新生児死亡)のケアに対して、周産期の死に関わる看護職同士、また他職種で、情報交換をしながらよりよいケアについて一緒に考え、ケアの充実を図る会に参加しています。


ぺリネイタルとは、周産期を指します。

周産期とは、広義では、妊娠してから生後4週間の時期を指します。狭義では、妊娠22週から、生後7日未満までの時期を指す言葉です。

テーマとして、

①困難な事例に対する具体的ケア方法を考えよう
②進んでいる施設のケア・連携を学ぼう

③赤ちゃんへのエンゼルメイク

など、年2回程度の研修会が行われています。



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今回は、地方独立行政法人 大阪市民病院機構 大阪市立総合センター 総合周産期母子医療センター 助産師:大蔵珠巳先生をお招きして、「事例で学ぶ中期流産・死産・新生児死亡への対応の在り方」講演に参加してきました。

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会場には、体重わずか数百グラムで生まれた赤ちゃんの産着の展示があり、亡くなった赤ちゃんに対しての慈しみの心や、親となるための支援について学ぶ機会となりました。

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2015年より、本学でも「富山周産期グリーフケア検討会」を立ち上げました。まだまだ活動は少ないのですが、石川・福井・富山と北陸3県で共同していきたいと考えています。



本講座の学習目標:「知」は「知識」ではない。大学での学び=「知」を理解する。


短期大学は、各分野の「職業教育」を行うだけでなく、高等教育機関=大学としての学び、すなわち幅広い「教養」=「知」を学び、「社会を生き抜く力」を身につけた人材を社会に送り出すことを使命としています。

大学での学びは、高校までの学びとは根本的に考え方が違います。なぜなら「知」とは、単なる「知識の獲得」ではないからです。多くの学生にとって、これまでとは異なる新しい「学び方」を学ぶ必要があり、そのため富山福祉短期大学では、1年生全員を対象に初年次教育として全ての学科で特別講座を開講しています。

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それでは、高校までの教育と大学での学びの違いとは何でしょうか?

高校までの教育では、基礎的な知識・技能を修得するために、すでに答えの確立された問題の解き方を学びます。一方大学の教育では、解決方法が確立されていない問題に対して、どのように解決方法をつくりだすのかを学ぶのです。

したがって、授業で説明を聞いて公式を暗記して・・・、といった学び方は通用しません。社会において課題となっている「問い」を発見し、関連する情報を収集し、解決策を多角的・協働的に考案し、つくりだした解決策を実践し、その効果を検証し、再び「問い」に立ち戻って解決策の改善を目指す、というサイクルを身につけることが「知」の修得です。



本講座では、そのような「大学での学び方」を理解するために、新しいアクティブラーニング・メソッドである「ポスターツアー」を用いて学びました。

このメソッドでは、まず学生を幾つかのエキスパート・チーム(専門家集団)に振り分けます。今回は、「ノートテイキング・チーム」「クリティカルリーディング・チーム」「プレゼンテーション・チーム」「レポート・チーム」の4チームを編成しました。各チームには講座前に予習課題が指示されています。


講座の第1ステップでは、各エキスパート・チームが与えられたテーマについての「ポスター」(発表資料)を製作します。

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次に第2ステップで、各チームからひとりずつ集めて、新たなチームを4つ形成します。つまり、新たなチームには各ポスターのエキスパートがひとりずつ含まれることになります。
そして各チームがポスターをひとつひとつ見ていく「ツアー」を行いますが、このとき、ポスターの説明役をそれぞれのエキスパートが担当します。したがって、一回りすると全ての学生が1回ずつプレゼンテーションを行うことになります。

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この「ポスターツアー」は、学生が能動的に課題に取り組むアクティブラーニングであり、事前に情報収集してきて、それぞれの問題について考え、チームで協働しながら制作し、各自がプレゼンテーションを行い、多様な意見を共有するという「知」の学びに要求される多くのものが含まれています。


社会福祉専攻の学生には、多くの科目でレポート課題が授業外学習として課されていて、日々2~3本のレポートを抱えて四苦八苦しています。そのほとんどが「調べてまとめる」タイプではなく、「調べて自分の意見を述べる」タイプのものです。「調べるのは良いのだけど、自分の意見を書くのが難しい」とか「苦手だ」という学生もいますが、こうした課題は、「知の作法」を身につけるための訓練として設定されているのです。ガンバレ!学生諸君!


社会福祉専攻では、学生の能動的な学び=アクティブラーニングを重視し、本当の意味での「知」の修得を目指して教育の質の向上に取り組んでいます。今後も、授業内容など積極的にご紹介していきます。



社会福祉学科 教授 竹ノ山圭二郎



今回のリレーメッセージを担当します、炭谷です。
7月1日(土)・2日(日)の2日間に「介護職員等による喀痰吸引等研修指導者養成研修」を受講しました。この研修は、本学が富山県からの委託を受けて実施しているものです。


115gou-2.jpg痰の吸引や経管栄養は医療行為に該当し、医師法によって医師・看護師等だけが実施できるとされてきました。

しかし以下の経過を経て、「認定特定行為業務従事者認定証」の交付を受けた介護職員や、平成28年以降に介護福祉士になる人は、厚生労働省令で定められた喀痰吸引等を行うことができるようになりました。


【経過】

平成15年:ALS療養者に対する家族以外の人による吸引が一定の条件下で容認

平成16年:特別支援学校で痰の吸引が容認

平成17年:在宅療養者・障害者に対する痰の吸引が容認

平成23年:「介護サービスの基盤強化のための介護保険法等を改正する法律」公布

       「社会福祉士及び介護福祉士法」の一部改正



しかしそのために、介護職員は定められた研修を受けることが、介護福祉士養成課程では医療的ケアの科目を履修することが必要です。

そして、定められた研修を行うためには、指導者が必要となります。その指導者を養成するための研修が、今回私が受講した「介護職員等による喀痰吸引等研修指導者養成研修」です。



本学看護学科では、教員全員が指導者となれるよう、毎年数名ずつこの研修会を受講してきました。そろそろ未受講者も少なくなり、では私も今後に備えて・・・と受講した次第です。
久々に受講生として看護学科の先生方の授業を受け、昨年まで学科長を務めたものとしてはとても新鮮でした。(若い先生方にはプレッシャーだったかもしれませんが・・・)


テキストを振り返りながら、あらためて本学の先生方が作成した「写真でわかる介護職のための医療的ケア」(インターメディカ)のわかりやすさに驚嘆しました。(手前味噌になりますが、私は作成に関わっていないので素直に認めたいと思います。)

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さすが介護福祉専攻の先生と看護学科の先生方が共同で作成しただけのことはあります。おまけに動画(DVD)も付いています。それで3,000円です。ご覧になりたい方は、図書館にもありますのでぜひご来館ください。


今年で看護学科も開設から10年目を迎えました。この10年の間に、訪問看護ステーションの設置や多職種連携授業の開始などを行っています。

あらためて、これからの地域包括ケアを支える看護職・介護職を育成するために、重要な資源を持っている短大であると再確認した研修受講でした。




ふくたんでは、社会福祉学科(社会福祉専攻・介護福祉専攻)と看護学科が設置されているメリットを活かし、学生時代から多職種と連携する力を養うために毎年合同授業を実施しています。

今年も、社会福祉専攻2年生・介護福祉専攻2年生・看護学科2年生を対象に、多職種連携授業を行いました。

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日時: 6月20日(火)

午前の部(1・2限目) 9:00  ~ 12:10 

午後の部(3・4限目)13:10  ~ 16:20 

参加学生:

社会福祉専攻2年(19名)

介護福祉専攻2年(27名)

看護学科2年(44名)

目的:

■他学科・専攻の学生とのディスカッションを通して、社会福祉士、介護福祉士、看護師それぞれの専門性や視点の違いを理解する

■多職種が連携しチームアプローチにする際に必要なこと(知識、技術、心構え)を理解する



今回の多職種連携授業には、射水市の地域包括支援センターや居宅介護支援事業の社会福祉士、介護福祉士、看護師資格をもつケアマネジャーの方々にファシリテーター(午前午後とも各8人)としてご協力頂きました。

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今回の授業は、病院から在宅へ退院予定であるAさんの事例を基におこないました。学生たちは、退院予定の高齢者の様々な情報を基に、「多職種連携に必要なこと、自分の職種の役割」というテーマで事前学習をし、合同授業に臨みました。


授業では5~6人が1グループ(チーム)となり、一人ひとり役割を決めました。学生の役割は以下のとおりです。

社会福祉専攻の学生: 医療ソーシャルワーカー、ケアマネジャー
介護福祉専攻の学生: 訪問介護員、ケアマネジャー
看護学科の学生: 本人、病棟看護師、訪問看護師



事前学習したものを持ち寄り、役割(医療ソーシャルワーカー、訪問介護員など)になった思いや、ほかの役割の方へ聞きたいことなどをグループで話し合いました。

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そして、事前学習と合同授業を通して学んだことを付箋に書き出し、グループで情報共有し、1枚の模造紙にまとめました。

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そして最後に、模造紙にまとめたことを発表しました。発表は各グループがポスターラリー方式で全員が発表を行いました。

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ファシリテーターの方々は、グループワークの進行を見守り、適度に助言して学生の気づきを促していただき、授業の終わりにはコメントを頂きました。

授業の最初は緊張感が漂い、静かに始まりました。グループ内での自己紹介をしている内に緊張感も和らぎ、お互いに役割についての話し合いが進みました。その後は、和やかな雰囲気の中でも活発な討論が行われました。



[ 学生の感想をご紹介します ]

普段生活しているうえで、病は突然襲いかかり、その日を境に入院生活を余儀なくされる。しかし、退院後、以前と全く同じ状況での在宅生活は困難になることがある事も、今回の授業を通して理解できた。

それぞれの専門職が退院後の患者に行える支援には限界がある。今回の多職種連携授業を通して、ひとつの専門職で抱え込む『独りよがりの支援』では無く、それぞれの専門職で患者を支援していく事こそ多職種連携に繋がる事が理解でき、改めて私自身の目標である看護師をめざし、この先も勉学に励んでいきたいと思った。

看護学科 2年 明法寺洋さん



他の専攻の学生と考え方や意見は違ったが、利用者様の願いを叶えるためにいろいろ考えていたことは同じであった。自分の都合に合わせるのではなく、利用者のためにいろいろな職種が連携していくことは大切なのだと学ぶことが出来た。

介護福祉士専攻 2年 梶原 彩楽さん



それぞれの専門職の視点が似ているところがあり、医療ソーシャルワーカーとしてどこまで踏み込めば良いか悩んだ。他のグループのまとめを見て理解が深まった。この授業を通して1人で抱え込まないことが大切だと思った。

病院で医療ソーシャルワーカーの実習が始まるので、それぞれの職種がどのような視点から支援をしていくのか学びたい、知りたいと強く思った。

社会福祉士専攻 2年 前野香織さん





多職種連携の第一歩として、「同じテーブルに座る」という目標を達成しました。事例を通して他の学科・専攻の学生と話をすることが初めての学生は緊張気味でしたが、終わった後の表情には達成感と笑顔がみられました。この経験が社会に出てきっと活かされることと思います。

学生のつたない発表に耳を傾け、温かく見守り、さりげなく助言してくださったケアマネジャーの方々に本当に感謝いたします。ありがとうございました。


担当教員:

社会福祉専攻 教員 松尾祐子
介護福祉専攻 教員 韓 在都
看護学科    教員 寺西 敬子



6月28日(水)・29日(木)、介護福祉専攻1年生が長野県へ宿泊研修に行ってきました。この取り組みは、今年で4年目です。

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≪スケジュール≫

6月28日(水)

◆学長に見送られ3号館前を出発

◆小布施SAにてお昼休憩

◆障がい者施設・高齢者施設を見学

◆宿泊先にて夕食と交流会

6月29日(木)
◆ビュッフェスタイルの朝食をとり宿泊先ホテルを出発

◆研修施設にてグループワークによる事後学習

◆軽井沢アウトレットパーク観光

◆短大へ到着!



今回の宿泊研修の主な目的は、先進的な取り組みを行っている、長野県の高齢者施設・障がい者施設の見学から介護や福祉に関する考えを深めることです。

◆障がい者施設の見学先

社会福祉法人 かりがね福祉会

・ライフステージかりがね

・風の工房 

・OIDEYOハウス


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障がい者施設では、一人ひとりの特性に合わせた活動を見つける事や、その方の習慣に合わせて環境を整えることを学びました。OIDEYOハウスや風の工房では、利用者の方々が手掛けた芸術性の高い作品や、細かくて色鮮やかな織物などに感心させられました。



◆高齢者施設の見学先

社会福祉法人 恵仁福祉協会 

・高齢者総合施設 アザレアンさなだ 

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高齢者施設では、施錠は絶対せず、ひとり1人に常に声をかけること、常に気にかけるという実践を知ることができました。そして、それらがその方の尊厳を守る事に繋がるということを学びました。

またサテライト型特養には、各居室に玄関があり地域や家族をいつでも感じられる事に驚きました。小規模多機能型施設では、実際の利用者の方々とお話しする機会もあり笑顔をもらいました。

それぞれの施設の見学中、学生の皆さんは職員さんの説明や感じたことをしっかりメモしていました。




夜は皆で食事を楽しみ、さらに交流会ではゲームなどを通じて大いに盛り上がりました。

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交流会は、宮嶋専攻長が準備した連想ゲームや、クラスメイトや教員名入りのビンゴを行いました。連想ゲームでは宮嶋ADが優勝し、豪華景品(長野のおみやげ)をゲット! ビンゴゲームでも上位入賞者に長野の名菓などがプレゼントされました。




2日目の午前中は、施設見学の事後学習を行いました。


はじめにアカデミックスキルズの書籍を用いて、大学生に必要な技術に関する講義を受けました。自らが考え・調べることによって、さまざまな課題や実態を整理し、その改善に向けて自分の意見を持ち、共有することが大切であることを学びました。

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次に施設見学を通しての学びから「あるべき福祉の姿」をテーマにし、ADごとにグループワークをしました。短い制限時間で、学んだことを模造紙にまとめて発表するのは、とても大変でしたが、グループで協力して、個別ケアや地域に根差した施設づくり、そして私たちにできる事、将来守り通していきたいこと等の意見交換をし、福祉のあるべき姿に関し考えを深めました。

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午後は、軽井沢のアウトレットで食事やショッピングを楽しみ、家族へのお土産を手に帰路につきました。


学生さんのコメントをご紹介します。

「貴重な経験や、クラスメイトや先生と絆を深めたことは、心に残る思い出となりました。」

「今回の施設見学で学んだことは今後の実習等で活かしていきたいです。」



たくさんの学びや交流と、とても充実した宿泊研修になったようでした。この学びを活かし、介護や福祉に対する思いを深めていってほしいものです。



介護福祉専攻 講師 毛利亘



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