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2017年3月

社会福祉専攻では、社会福祉を専門的に学ぶことと同時に、介護の知識と技術を身につけることをすすめています。その一つとして、通常の授業とは別に「介護初任者研修」を実施し、資格を取得できる仕組みを整えています。


■研修内容

研修時間:24日間(130時間)

研修期間:平成28年12月26日(月)~平成29年3月15日(水)

特に実習を希望する学生には受講を強くすすめています。講義と演習形式で介護の基礎をしっかりと学び、学生たちは24日間の長い研修を終えました。今年度の修了生は15名です。

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修了書をいただいた後、介護労働安定センターの中島様から、「長期間の研修・試験、お疲れさまでした。本日を迎えられたのは、皆さんの強い意志と努力があったからこそだと思います。ぜひ自分のことを褒めてあげてください。さらなる向上心をもって、これから福祉分野で活躍していってください」とのお言葉をいただきました。


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その後、社会福祉専攻の先生方よりそれぞれご挨拶がありました。


竹ノ山先生 「皆さんが手渡された修了書は、努力が形になった結果です。学びを形にすることが、人生を切り拓く力になります。どうぞ保護者の方に自慢してください」


鷹西先生 「長きに渡り、おつかれさまでした。資格をとった自覚と誇りをもってください。皆さんはもう有資格者です。バイト、就職で十分に活かしてください」


松尾先生 「皆さんにとって短大で初めての資格ですね。これからは、有資格者として扱われることになります。知識・技術を維持して、これから活かしていってください」




初任者研修では、ベッドメイキングや着脱、移動・移乗、食事介助、足浴など、さまざまな演習を体験しました。学生たちは先生から助言をいただきながら、利用者役と介助者役を体験し、和気あいあいとした雰囲気で取り組み、学びを深めました。

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今回の初任者研修で学んだことは、知識・技術だけではありません。相手に対する思いやりや配慮、声のかけ方、コミュニケーションのとり方など、社会福祉分野で活かせることも多く学びました。この研修で得たものを、今後の学校生活・社会人生活で活かしてもらいたいと思います。


※介護職員初任者研修とは

介護を行う上で必要な基本的知識と技術を身につける研修で、平成25年3月をもって廃止されたホームヘルパー2級に代わる資格です。福祉現場への就職の際のエントリー資格として、多くの求人票に募集される資格で、高齢者施設、障害者施設、病院、訪問介護事業所において介護業務を行うことができます。



108gou-1.jpgこんにちは。

108回を担当します小児看護学・基礎看護学の堅田です。

春めいた季節になりました。

こちらの短大に来て早いものでもう1年になります。学生さんと真剣に向き合い授業や実習で泣いたり、笑ったり、怒ったりとあっという間の1年でした。学生の若い力に後押しされ、共に成長できた年でした。


3年生は3月19日に晴れて51名が本学を卒業し、様々な思いを抱きながら新たな道に進みます。教職員はその晴れやかな姿に喜びの涙を浮かべ、卒業生を送りだしました。

同時に在校生は進級し、悔いのない学生生活を過ごせるようさらなる努力を続けてくれることを期待しています。




今回は私ごとですが、興味関心が強い、小児におけるホスピスの現状についてご紹介します。小児ホスピスについて少しでも興味を持って頂ければ幸いです。


子ども向けのホスピスは、1982年に英国オックスフォードに設立された「ヘレン&ダグラスハウス」をきっかけに世界的に広がりました。


「ヘレンハウス」は、ヘレンちゃんという脳腫瘍の女の子と、その家族がきっかけで出来た施設です。6カ月入院した後、治療ができない状態になり自宅で過ごしていたヘレンちゃん。コミュニティーナースとして働いていたシスターフランシスが訪れ、ご両親の疲労困憊した状態を心配し、ヘレンちゃんを少しの間預かりました。そのことが、ご両親が心身を立て直すきっかけになったということで、ヘレンちゃんのご両親の意見を取り入れながら、同じような子どもと家族の為にヘレンハウスを創設しました。

ヘレンハウスは、医療者以外にも多様なスタッフ・ボランティアが一緒に働いています。子ども達が安心して楽しく過ごせるように、病院のようでなく、明るく温かく開放的な雰囲気です。また同時に、他界した子どもの家族、親御さんや兄弟のこころのケアなども行っています。


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医療の進歩に伴い、過去には若くして亡くなった子どもが長生きするようになり、15歳までを対象としているヘレンハウスでは子ども達や家族のニーズにあわなくなってきました。

2004年、隣接地に16歳から35歳までの若年成人を対象とした「ダグラスハウス」が設立されました。

ダグラスハウスは、ヘレンハウスと同様に様々な職種のスタッフが入っていますが、施設内にはバーがあったり、ミュージックルームがあったり、温水のジャグジーあったりと、少し大人になった子どものニーズに合わせたものになっています。

現在ではその2施設を合わせて「ヘレン・ダグラス・ハウス」と呼ばれるようになりました。



成人向けのホスピスは、末期がん患者などの緩和ケアを主眼とした終末期医療のための施設です。一方子ども向けのホスピスは、限りある人生をよりよく生きるための施設であり、家族の看護負担を軽減しリフレッシュしてもらう「レスパイト(小休止)ケア」の機能を併せ持った施設です。イギリスでは、ヘレン・ダグラス・ハウス設立以降、地域住民の寄付によって現在52ヶ所の小児ホスピスが設立されています。



日本に初めて小児ホスピスができたのは2012年です。英国のヘレンハウスを真似て、大阪に「TSURUMI こどもホスピス」が設立されました。

「TSURUMI こどもホスピス」の施設の一部は、広く市民に開放されています。重い病気を持つ子どもと一般の子どもが隔たりなく共に遊び、難病児の家族と地域住民が日常的に触れ合う地域交流の拠点としての役割を果たすなど、地域全体で難病の子どもとその家族を支える基盤となることを目指した施設です。

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今回リレーメッセージにて英国初、日本初の小児ホスピスを紹介しました。

高齢者における緩和ケアは法に基づき制度化されており、住み慣れた場所で最期を迎えたい高齢者には社会資源や施設も多くありますし、最後の時をどこでどのように過ごしたいかを選択することも可能になりました。

しかし日本においては、小児の緩和ケア・ホスピスではその必要性を感じながらも歩みはゆっくりであり、他国より立ち遅れている状況は否めません。先駆的に小児ホスピスが進められているイギリスやドイツなどの現状を知った上で、私たちに合った小児ホスピス設立が望まれます。

命が限られた子ども達にとって、そして家族にとって、その子が最後の時を過ごすのは家庭で、家族が一緒に過ごせることが望ましいことです。

小児ホスピスは家庭に代替する場所ではなく、レスパイト等の機会を提供することで家庭を補完する、支える役割を担っているのだと思っています。


今回のリレーメッセージを通して小児ホスピス・緩和ケアの状況を理解して頂き、そのような状況にある子どもやその家族に心を寄せる機会となればうれしいと思います。



幼児教育学科1年生(3人)が、地元 戸破地区の子ども達の運動イベントにボランティアスタッフとして参加しました。

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生涯学習の一環として、毎年開催されているそうです。子どもや親子など沢山の方が参加され、楽しくニュースポーツをされていました。

ニュースポーツとは、「ニュー・コンセプチュアル・スポーツ」の略称です。

ルールが簡単で、誰でも楽しむことができる、日本において新しいスポーツです。

今回は、「キック・ザ・ターゲット」と「フリスビー的当て」を行いました。

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参加スタッフの声

Aさん:ニュースポーツは初めて見たのですが、年齢に関係なくみんなが楽しくできる運動で楽しそうでした。

Fさん:子どもだけでなく、親子で参加されている方が多かったので緊張しましたが、大きな声で挨拶をするうちに自然に溶け込むことができました。

Mさん:私の地元だったので、知っている役員や地域の方がいて懐かしくなりました。今後も、地元の活動や、子どものイベントなどに積極的に参加したいと思いました。


幼児教育学科 講師 小川耕平


児童養護施設「ルンビニ園」で事例検討会が開催され、私も、心理療法の担当者として参加させていただきました。先生方も多様なシフトがある中、基本、全職員の方が参加してくれるのです。

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児童養護施設には、幼稚園児から高校生までの子どもたちが入所しています。先生方は保育士資格を持った方が多く、本学幼児教育学科の卒業生も3名が活躍しています。また、在学生は実習でもお世話になっています。


事例検討会(ケースカンファレンス)とは、子どもの理解を深めるために、参加者が自由に意見を述べ合う場です。

卒業生はいつも、皆、発言してくれます。しかも、しっかりと、自分の考えていることを全職員の前で伝えるのです。3人とも学生時代から知っている私としては、「成長したなあ」、と感動せずにはいられません。


事例検討会のあとで、卒業生2人に児童養護施設の保育士としてのやりがいを聞きました。

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外澤さん(左) 対応が難しい子どもがいたとしても、関わっていくうちに落ちついていきます。子どもが成長し、変わっていくことを実感することですね。

木場さん(右) 子どもから学ぶことですね。子どものおもしろさ、優しさ、たくましさ、にいつも心打たれます。そして、自分も成長できるのです。


「子どもから学ぶ」とは、まさにその通りです。私も授業で時々学生にそう言います。私自身は、子どもとの心理療法的な関わりの中で、子どもが深い苦悩と苦闘していることに気付かされます。そんな時、子どもたちに対して、心から畏敬の念を抱くことができるのです。このような感覚が、援助的な人間関係に必要だと思っています。

卒業生の皆さんは、「自立」支援の工夫だけではなく、その存在そのもので、子どもに寄り添うことができるようになってきていると感じています。子どもが「自立」する道を歩んでいくまでの拠り所であり続けてほしいと願っています。

幼児教育学科長 教授 石津孝治


 3月6日(月)1限目、久しぶりに介護福祉専攻1年生が福短に帰ってきました! 介護福祉専攻の実習の中で最も長い4週間の実習(2/6~3/3)を終え、その振り返りのため登学する実習帰学日です。

  今回の実習では、高齢者施設において初めての介護過程の展開(受け持ちの要介護者に対しての介護計画を立案)やレクリエーション、夜間実習などを行いました。




 実習主担当 毛利先生の「お帰りなさい!」で振り返りの授業がスタート。まずは実習で学んだことや喜び、困難だったことなどをグループになり意見交換しました。
 クラスメイトとの久しぶりのグループワークは普段の授業よりも活発に、そして能動的に臨んでいました。更に次年度の1年生に向けてのアドバイスなども話し合いました。

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 グループワークで出された実習における"喜び"についての意見です。


・利用者の方の笑顔や毎日してくださる挨拶が本当に喜びだった。


・身体介助をした際、実習当初は険しい表情だったが、後半にはとても穏やかな表情で私の介助に応じてくれた。


・実習終了の次の日に、記録を取りに施設へ行ったら、職員さん利用者さん達が私を探していたと聞いたとき。ちょっと淋しいような嬉しいような。




 2限目には、実習中に巡回担当(専攻教員が1週間に一回以上実習先に訪問し助言や指導をします)だった先生ごとに分かれ、実習事後報告会を行いました。



 いつも学生の皆さんには、この介護実習Ⅱ-①を乗り越えたら、絶対に強くなれる!成長する自分を思い描きながら頑張ってくるよう話しています。 実習を終えて久しぶりに会った1年生の皆さんは、生き生きとして達成感に満ち溢れた表情をしていました。

 今後1年生の皆さんは進級し、次のステップの実習(障害者施設など)に向けて準備をしていきます。 介護福祉士の金の卵たち。1年後には大きな翼を広げ、福短を羽ばたいていくことでしょう。



介護福祉専攻 講師 毛利亘


はじめまして、社会福祉専攻の松尾祐子と申します。

短大では相談援助演習、実習指導、高齢者福祉などを担当しています。早いもので短大に勤務して10数年になります。以前は精神科病院や高齢者施設で相談員をしていましたが、教員生活の方が長くなりました。富山生まれです。

私が高校生の頃は、富山県内に福祉を学べる学校がなく大学は県外へ行きました。富山福祉短大がH9に県内初の福祉の短大として創設され20年になりますが、このように県内で福祉が学べる時代が来るとは想像できませんでした。

短大の中でも社会福祉専攻が最初に設置され、その後、介護福祉専攻、幼児教育学科、看護学科ができ、短大全体の卒業生は2,000人を超えています。今ではどこの福祉施設に行っても卒業生がいる状況です。

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この社会福祉専攻の駅伝メッセージは、月に1回、社会福祉専攻の先生が、たすきをつないで1年間42,195kmを走る気持ちで、学校での出来事や授業を紹介します。どうぞよろしくお願いいたします。(現在3km地点)



今回は社会福祉専攻の特徴を3つにまとめてみました。

①いろいろな事が学べる

社会福祉専攻では社会福祉だけではなく、心理や臨床美術、介護・医療に関する科目もあり、少人数クラスで幅広く学べます。

②居心地がよい

福祉や心理を学びたいという気持ちが同じなため、気が合う人がきっと見つかると思います。社会人の入学生の方も毎年おられ、様々な経験をした方と学ぶことは楽しいです。


③4年生大学への編入ができる

すぐに県外の4年生大学に行くという決心がつかない人も、とりあえず2年間福祉を学びながら進路を考えることができます。


5月27日(土)に授業の様子などを紹介するオープンキャンパスを開催します。よかったら見に来てください。

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