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2016年6月

特別講座:「大学での学び方:アカデミックスキルズ」

本講座の学習目標:「知」は「知識」ではない。大学での学び=「知」を理解する。


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 福祉の総合短期大学である富山福祉短期大学には、教育において2つの使命があります。 1つは、社会福祉学科、看護学科、幼児教育学科それぞれの分野において専門職として通用する人材を養成する「職業教育」です。 もう1つは、高等教育機関として、①知識・技能、②主体性・多様性・協働性、③思考力・判断力・表現力のいわゆる「学士力」、すなわち幅広い「教養」=「知」を学び、「社会を生き抜く力」を身につけた人材を社会に送り出すことです。



 大学での学びは、高校までの学びとは学び方が違います。なぜなら「知」とは、単なる「知識の獲得」ではないからです。多くの学生にとって、これまでとは異なる新しい「学び方」を学ぶ必要があり、そのため富山福祉短期大学では、1年生全員を対象に初年次教育として全ての学科で特別講座を開講しています。



 それでは高校までの中等教育と大学という高等教育での学びの違いとは何でしょうか?
 
 中等教育では基礎的な知識・技能を修得するために、すでに答えの確立された問題の解き方を学びますが、高等教育では答えの分からない問題、解決方法が確立されていない問題に対してどのように解決方法をつくりだすのかを学ぶのです。したがって、授業で説明を聞いて公式を暗記して......、といった学び方は通用しません。社会において課題となっている「問い」を発見し、問題の本質を理解し、関連する情報を収集し、解決策を多角的・協働的に考案し、つくりだした解決策を実践し、その効果を検証し、再び「問い」に立ち戻って解決策の改善を目指す、というサイクルを身につけることが「知」の修得です。



 本講座では、そのような「大学での学び方」を理解するために、高校などでも用いられる「ジグソー法」を応用した新しいアクティブラーニング・メソッド「ポスターツアー」を用いて学びました。

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 このメソッドは2つのステップから構成されます。まず学生を幾つかのエキスパート・チーム(専門家集団)に振り分けます。本講座では、「ノートテイキング・チーム」「クリティカルリーディング・チーム」「研究成果の発表・チーム」「プレゼンテーション・チーム」「レポート・チーム」の5チームです。そしてこの講座の開講案内と同時に各チームの事前課題が指示されています。
 講座の第1ステップでは、各エキスパート・チームが、与えられたテーマについての「ポスター」を製作します。

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 次に第2ステップで、各チームからひとりずつ集めて、新たなチームを形成します(ここがジグソー法的)。つまり、新たなジグソー・チームには各ポスターのエキスパートがひとりずつ含まれることになります。そして各ジグソー・チームがポスターをひとつひとつ見ていく「ツアー」を行いますが、このとき、ポスターの説明役をそれぞれのエキスパートが担当します。したがって、全ての学生が1回ずつプレゼンテーションを行う機会を持つことになるわけです。

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 この「ポスターツアー」は、学生が能動的に課題に取り組むアクティブラーニングであり、事前に情報収集し、問題について考え、チームで協働しながら制作し、各自がプレゼンテーションを行い、多様な意見を共有するという「知」の学びに要求される多くのものが含まれています。


 社会福祉専攻の学生には、多くの科目でレポート課題が授業外学習として課されていて、日々2~3本のレポートを抱えて四苦八苦しています。そのほとんどが「調べてまとめる」タイプではなく、「調べて自分の意見を述べる」タイプのものです。「調べるのは良いのだけど、自分の意見を書くのが難しい」とか「苦手だ」という学生もいますが、こうした課題は、「知の作法」を身につけるための訓練として設定されているのです。ガンバレ!学生諸君!

 社会福祉専攻では、学生の能動的な学び=アクティブラーニングを重視し、本当の意味での「知」の修得を目指して教育の質の向上に取り組んでいます。今後も、授業内容など積極的にご紹介していきます。

社会福祉学科 教授 竹ノ山圭二郎



 6月21日(火)・22日(水)、介護福祉専攻1年生が長野県へ宿泊研修に行ってきました。この取り組みは、今年で3回目です。

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≪スケジュール≫

6月21日(火)

◆障がい者施設・高齢者施設の見学

◆交流会

6月22日(水)
◆グループワークによる事後学習

◆軽井沢観光


 今回の宿泊研修の主な目的は、先進的な取り組みを行っている、長野県の高齢者施設・障がい者施設の見学です。当日の施設見学の様子を、学生の感想も交えてご紹介します。


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 長野県に到着すると、まず地域に根ざした障がい者施設と高齢者施設を見学しました。

◆障がい者施設の見学先

社会福祉法人 かりがね福祉会

・ライフステージかりがね

・風の工房 

・OIDEYOハウス


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◆高齢者施設の見学先

社会福祉法人 恵仁福祉協会 

・高齢者総合施設 アザレアンさなだ ※平成28年度 日本介護福祉学会大会開催事務局 


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 障害者は、耳からよりも目からの情報のほうが入りやすいこと、高齢者を支援をする際に、一番危険で大事なのが、入浴、トイレ、食事だと教わりました。これらのことを実習で気をつけ、活かしていきたいと思います。




 夜は皆で食事を楽しみ、さらに食後は交流会で楽しみました。

 交流会は、介護福祉士の国家試験に必要な専門用語をかるた方式で競うゲームや、黒ひげ危機一髪を行いました。

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 2日目の午前中は、施設見学の事後学習を行いました。


 はじめにアカデミックスキルズの書籍を用いて、大学生に必要な技術に関する講義を受けました。自らが考え・調べることによって、さまざまな課題や実態を整理し、その改善に向けて論じることが大切であることを学びました。

 次に「施設見学を通して、学んだこと」をテーマとし、ADごとにグループワークをしました。90分という短い制限時間で、学んだことを模造紙にまとめて発表するのは、とても大変でしたが、グループで協力して優秀賞をとれてよかったです。

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 午後は、軽井沢のアウトレットで食事やショッピングを楽しみ、帰路につきました。


 貴重な経験ができたことやともだちと絆を深めれたことは、心に残る思い出となりました。今回の介護研修会で学んだことは今後の研修等で活かしていきたいです。

 他県の特色ある施設見学、たくさんの学びと交流が楽しかった充実した宿泊研修でした。



≪学生のコメント≫


 私は他県の高齢者施設や障がい者施設を見学する事は初めての経験でした。

 今まで高齢者施設や障がい者施設には、何度かボランティアに行ったことがあります。しかし、今回の施設見学では、家庭的な雰囲気と地域に密着した小規模施設や事業所を幾つも見学しました。常に個別ケアを取り組んでいました。そして、全てのお部屋に玄関があったり、カギをかけない取り組みは、とても印象に残り、勉強になりました。

介護福祉専攻1年 田島菜摘さん

科目名:相談援助実習指導Ⅰ

担当教員:鷹西恒教授、松尾祐子講師、村田泰弘助教



 この科目は、実習に向けて必要される知識や技術を、各分野の先生や実際の実習先の指導者から学ぶ科目です。

 今回はかみいち総合病院の地域医療連携室の萩原美紀子さんに来て頂きました。最初にかみいち町の紹介をされた後、「病院は何をしているところ?」というテーマをグループで話し合いました。「入院するところ」「薬をもらうところ」「赤ちゃんが生まれるところ」「死ぬところ」などの様々な意見が出ました。

 萩原さんは、学生の発表に合わせて、病院の役割の変化や2025年問題などについて説明されました。改めに病院について考えさせられる内容でした。



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 その後、かみいち総合病院が取り組む在宅医療やナイトスクール、在宅における看取り体制について紹介されました。写真なども見せて頂き、地域の人々の人生を医療面から支えるかみいち総合病院の温かさと熱意が伝わってきました。

 病院について理解した後、その中で働く医療ソーシャルワーカーの仕事についてグループで話し合いました。そして医療ソーシャルワーカーと看護師が連携して、在宅生活に不安をもっている患者さんの気持ちに寄り添いながら、退院に向けて支援する場面の寸劇を見ました。学生は寸劇を通して、ソーシャルワーカーの役割を見て学び、病院で実習することのイメージがつかめたのではないかと思います。


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≪学生の感想≫

・医療ソーシャルワーカーが病院の内外でどのように業務を担い、福祉職としてどのように医療や患者に貢献しているのか学ぶことができました。寸劇を通して患者のニーズを満たすための支援を知ることができました。今回の授業を受けて、更に医療福祉への興味が高まりました。

・実習前にしてきてほしいことの中に「自分自身を知る」という言葉がありました。自分に特に必要なことだと思いました。自分を振り返るのは苦しいことですが、自分に向き合うことが、利用者さんと良い関係を築ける一歩になるのではないかと思いました。



 ソーシャルワーカーと接する経験がない学生にとって、実際の仕事について写真等を交えて学ぶことができ貴重な体験でした。そして地域の病院の中で、様々な専門職と連携して医療ソーシャルワーカーとして働く萩原さんの姿勢を通して、学生は病院のソーシャルワーカー役割について学ぶことができました。

社会福祉専攻 講師 松尾祐子



 今回のリレーメッセージ担当の堅田です。

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 新年度を迎え早3ケ月が過ぎようとしています。季節は梅雨、じめじめした過ごしにくい時期ですが、学生達は学内での講義・演習や臨地実習に各々頑張っています。

 今回は7月25日~8月5日に行われる初めての臨地実習(基礎看護学実習Ⅰ)を控えている1年生の状況についてお伝えします。


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 1年生は4月に新たな環境に希望を抱き、新たな友達との出会いに胸を膨らませ入学してきましたが、入学当初は慣れない専門用語に悪戦苦闘し、戸惑いも大きかったと思われます。ようやく学校生活や環境にも慣れてきました。現在は、基礎看護学実習Ⅰを控え、緊張と不安の中、臨地実習への期待が入り混じった複雑な気持ちで過ごしています。


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 臨地実習前の準備として、バイタルサイン測定の技術チェックを6月下旬に行います。バイタルサイン測定は正確な測定値を要求され、かつ患者様に安全で安楽な看護技術を提供しなければならない難しい技術です。


 バイタルサイン測定の講義や演習が始まった頃は看護師の象徴でもある聴診器や血圧計に触れることで看護師の仲間入りをしたという喜びやウキウキ感を抱きながら講義・演習に集中していたことと思いますが、技術チェックを目前に控え、練習を重ねるうちに正確に測定する難しさや患者役の学生にどう説明すれば良いのかなどの戸惑いや上手く出来るかという不安を感じながら練習に励んでいます。


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 基礎看護学実習Ⅰでは『患者を取り巻く環境と看護の役割を理解し、患者との基本的なコミュニケーション技術を活用し、初歩的な人間関係を体験すること』を目的とし、7つの病院で臨地実習を行います。臨地実習は学内で学んだ知識・技術・態度を実際の看護場面で統合させることにより、看護の基礎能力を養うためのものであり、失敗や気づき、喜びが看護への関心、実習への意欲に繋がり、看護観の形成にも大きく影響する大切な実習です。


 講義で学習した看護学の理論や知識を基に、病院や病棟のオリエンテーションから患者を取り巻く環境について理解を深めます。また、病棟では1人の患者様を受け持たせて頂き、患者様に提供されているケアや処置を見学させて頂きながら、指導看護師が示される看護の実際、患者様からの声掛けや言動から看護の楽しさ・素晴らしさ、看護の厳しさを実感し、看護への魅力を発見できることを望んでいます。さらに現在の講義や演習への取り組み状況を振り返り、今後への実習への意欲を高める機会になることを期待しています。


 私達は指導者方々から協力を得ながら、今回の臨地実習を通して学生達が看護の素晴らしさを実感できるように支援していきたいと思います。



 富山福祉短期大学幼児教育学科では、希望する学生は小川が運営する「猿倉ジュニアスポーツクラブ」や「NPO法人 笑顔スポーツ学園」で、子どもからお年寄りまで幅広い方と、スポーツを通じていつでも触れ合うことが出来ます。

 実践的な活動を通じてコミュニケーション能力を高めながら年代の適性に応じた関わり方が出来るように日々学んでいます。

 今回は、笹倉ジュニアスポーツクラブのサポートボランティアの様子を紹介します。


【1】コーン倒しゲーム

子どもたちがたくさん動けるように声かけをしました。

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【2】いっちゃんKNBリレーマラソン

子どもたちと一緒にメンバーを応援したりしました。

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【3】風の城

風の城を目指して約500段の階段をみんなとかけあがります!!

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幼児教育学科 講師 小川耕平



≪参加学生のコメント≫

 いっちゃんリレーマラソンでは、リレーをしている子供の応援をしました。子供達でバトンを繋ぎ懸命にフルマラソンを走る姿から、みんなでひとつのゴールを目指しやり遂げる大切さを改めて感じました。

 風の城では、スポーツ少年団の子供達と風の城までのランニングや体を動かすゲームをしました。 小学1年から中学1年までの子供達が互いに励まし合いながら風の城を目指したり、笑顔で運動をする様子からスポーツの良さを実感しました。

幼児教育学科2年 皆元祐衣さん

 福短の幼児教育学科では、2年時に幼児体育の授業の一環で(公財)サッカー協会公認資格である「キッズリーダー(U-6)」を取得します。この資格を取得するためには、未就学児を対象とした運動遊びについて理論と実技を学ぶ講習を受ける必要があります。

 今回は、日本サッカー協会のキッズインストラクター京谷孝一さんにお越しいただき、実技の講習を受けました。

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 ボールも使いますが、ボール以外の運動遊びも沢山学びます。

 将来保育者を目指す学生にとっては大変有意義な時間になりました。授業の一環でこの資格が取得できるのは北陸では福短の幼児教育学科のみときいています。

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 最後に、一人ひとりに日本サッカー協会さんから修了証、富山県サッカー協会さんから認定証をいただきました。

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幼児教育学科 講師 小川耕平




≪受講した学生の感想≫

・沢山の運動遊びレパートリーを学ぶことができて、とても有意義でした。実技もですが、幼児期の子どもの発育について理論も学ぶことが出来たのでよかったです。

幼児教育学科2年 江添好咲さん



・現場で役立つ技術を学ぶことが出来て大変良かったです。次の実習では是非実践したいと思いました。

幼児教育学科2年 堀田奈那さん

 小川ゼミは、子ども達に楽しく運動遊びを指導するための研究や活動量を確保するための研究を中心に学生自らが体験したり、実際に子どもと関わりながら学んでいます。
 今日はふとしたことから、「鉄棒:逆上がり」について学習することに。

 学生同士で実際に鉄棒に触りながら、逆上がりの方法について学びました。ちなみに、小川は逆上がりが苦手なので学生にお任せでした。



 なんと、今日はたまたま研究室に遊びに来てくれた女子マラソン元日本代表野尻あずさ選手がゼミの学生に鉄棒を指導してくれました。野尻選手は、保健体育の教員免許を持つれっきとした先生です。

 野尻さんから、運動指導ができる保育者になるためのアドバイスを受けました。

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 学生同士で話をしながら、誰でも楽しく鉄棒に触れ合える練習方法について話しあいました。自分たちで考え、実践することで、楽しい運動遊びについて学びを深めることができたようです。


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幼児教育学科 講師 小川耕平



幼児教育学科の1年生が、「保育実習指導Ⅰ」の一貫として保育所見学に行ってきました。その様子をご紹介します!


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目的:

・保育園の子どもたちの遊びや生活、保育士の動きを観察する

・2か所の保育園での異なる年齢の子どもたちを観察し、年齢発達の違いを感じ取る

日時:
平成28年6月3日(金)・10日(金) 1・2限

場所:

社会福祉法人浦山学園福祉会 小杉西部保育園  新湊作道保育園


学生たちは、購入したばかりの実習着を着て、エプロンをつけて保育所見学に臨みました。
エプロンには、学生たちが手作りしたフェルトの名札をつけました。動物やキャラクターなど、子どもたちが親しみやすいものを考えて作成したものです。
クラスに入った学生たちは、フェルトの名札を活かして自己紹介することができました!


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その後は子どもたちと一緒に、工作や運動、公園への散歩、園庭での自由遊びなどをしました。
目線を合わせて話しかけたり、抱っこしたり、体遊びしたりしながら、最初は緊張ぎみだった学生たちも、ぐんぐん子どもたちと心がつながっていったようです。

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年齢による遊びや発達の違い、場面に応じた保育士の対応の仕方など、2つの保育園での学びを通して、学生一人一人がさまざまな課題を認識できたように思います。
今回の学びを、今後の学習や実習に活かしてほしいものです。

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≪学生のコメントをご紹介します≫

・3歳児と0歳児を担当しました。3歳児クラスでは、瞬時に名前を覚えることで信頼関係が築けるのだとわかりました。0歳児クラスでは、行動を真似すると喜んで激しく何度も繰り返します。ただ、危ないこともあるのでしっかり見ていることが大切だと思いました。どちらの保育園で出会った園児も愛らしく、ふれ合っていてとても幸福感を得ました。

幼児教育学科1年 太田悠亮くん


・3日は3、4、5歳児のクラスを担当しました。大きい年齢の子どもが小さい年齢の子どものお世話や手助けをしている姿を見てとても温かい気持ちになり、縦割り保育の良さを感じました。 10日は0歳児のクラスを担当しました。今まで歩けなかった子が初めて1人で5歩歩いたと言う姿をみて、1日で成長の喜びを感じることができました。

保育士さんは常に広い視野で子どもたちの安全を見守り、一人一人の子どもとしっかり向き合っていることを改めて感じました。私はこれからもっと多くの知識を身につけ、理想の保育者になれるよう頑張っていきたいです。

幼児教育学科1年 坪田黎花さん


「光の三原色~にじみ絵体験」

6月10日(金)の藤井ゼミでは透明水彩の三原色を使ってにじみ絵を描いてみました。

幼稚園で初めて子どもたちがやるように、紙を濡らす、画板に載せる、空気を抜く・・と手順を一つ一つ確認しながら進めていきます。

大きな平筆で、湿った紙の上に絵の具をおくと、色はにじんで広がっていき、隣にほかの色をおくと、いつの間にか混ざってもう一つの別の色が生まれます。こうして、「描く」というよりは「色そのものを体験する」のです。 緑や紫が生まれる美しさに、学生たちは喜んで筆を動かしていました。

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次はブロッククレヨンです。

このシュトックマー社のブロッククレヨンは、色を重ねてもにごらないのです。

青の上に黄色を重ねると、きれいな透明感のある緑になります。

またブロッククレヨンの良いところは、「面を描く」ということです。面を使って、紙の上をゆったりと手を動かしながら、だんだんと形が生まれてく。小さい子どもたちにはそんな描き方でたっぷりと楽しんでほしいですね。

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最後は虹色に染めた画用紙に、自分のシンボルマークを描いて、お誕生日カレンダーを作りました。

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「感性豊かな幼児期だからこそ、こんな暖かな感覚印象を与えてあげたい」

子どもを取り巻く「色」環境について、あらためて意識できたようです。

次回は、"森のようちえん"に初参加します。雨の日も風の日も森に集う、元気いっぱいの子どもたちに会えるのが楽しみです!

幼児教育学科 助教 藤井徳子

■科目名:心理学
■担当教員:竹ノ山圭二郎教授

■ミッション(学習目標):人に対する支援は一律のものではない。対人援助に関わる人は、「個人」を理解することが必要となる。心理学を学ぶことによって、人を理解しようとする態度と、人を理解するために必要な基礎知識とを身に付けることができる。

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 富山福祉短期大学では、今年度からアクティブラーニングのための授業ツールとして「クリッカー」を導入しています。クリッカーとは、学生ひとり一人に配布されたカード型端末を用いて、学生の回答を瞬時に集計しスクリーンに表示する双方向コミュニケーション教育機器です。


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 この科目では学生の主体的な学習姿勢(アクティブラーニング)を実現するために、「予習をしてくる」「問題について自分で考える」「自分の考えを他者に伝える」「グループで協力し合いながら協働的に学ぶ」ことを重視した授業を展開しています。学生一人ひとりの授業外学習時間(予習復習)、授業中の発言、グループへの協働的な貢献が個人的なデータとして蓄積され、学生がこの科目を学ぶのに費やした努力が徹底的に「見える化」されます。

 今回が8回目の授業でしたが、この授業までの学生の「総学習時間」の平均は33時間、多い学生では45時間を超えます。これは1週間当たりに直すと平均で4時間、多い方だと6時間、この一科目に対して主体的に勉強している計算になります。また学生一人ひとりの「理解度調査」を毎回行い、学生が学習目標に到達したかどうかをチェックしています。

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 今回の学習テーマは、「他者と集団 : 日常生活的な問題について、個人と他者の相互作用という観点から考える重要性を理解する」です。
 具体的な学習内容は、Ⅰ.ステレオタイプによるジェンダーバイアス、Ⅱ.原因帰属理論、Ⅲ.傍観者効果と正常性バイアス、Ⅳ.集団同調バイアスです。いずれのトピックも偏見・差別、他者援助、防災計画など私たちの普段の日常生活と直接関連する専門的な知識や理論です。

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≪学生のコメントをご紹介します≫

・心理学の授業では、クエスト型授業をしています。 毎回授業でグループのみんなと協力して、心理学についての知識を深めています。 今日は、他者と集団のことを学びました。たくさんの例があってわかりやすく、楽しかったです。

社会福祉専攻1年 殿岡彩樹さん



・心理学を詳しく楽しく学ぶことができました。 社会人の方と混ざって考えていくことで、新しい発見もありました。

社会福祉専攻1年 松浦沙綾さん



・「傍観者効果」を勉強して、集団の中で私も他人の言動に流されることがよくあるな、と思いました。自分に当てはめながら楽しく学ぶことができました。

社会福祉専攻1年 西岡絵里花さん




 また今回の授業は、教員同士の相互参観授業として公開され、社会福祉学科から鷹西教授、松尾講師、村田助教、幼児教育学科から藤井助教が参加しました。富山福祉短期大学では、全ての専任教員が年1回以上、自分の担当科目を学科・専攻の垣根を越えて公開し、お互いに意見交換しながらアクティブラーニングに向けた授業改善に取り組んでいます。

 富山福祉短期大学社会福祉学科では、実践・体験を重視したアクティブラーニングで学ぶ心理学カリキュラムを構築しています。今後も、授業内容など積極的にご紹介していきます。

社会福祉学科長 教授 竹ノ山圭二郎

 6月4日(土)、5日(日)に神戸国際展示場で開催された「第17回日本認知症ケア学会大会」で、卒業生がポスター発表を行いました。
 この学会は、専門職の方やご家族の方など、認知症ケアに携わっている方々が日頃の認知症ケアを振り返り、「認知症ケアとはなにか」を深く掘り下げて考えることを目的として実施されています。

 介護福祉専攻の卒業生2名は、「回想法」について発表しました。

回想法とは、懐かしい思い出を語り合い、「今これから」の生活を豊かにする技法のことです。懐かしい写真を見る、民具に触れる等しながら思い出を語ると、より認知症予防、認知症ケアに効果があるとされています。「昔はこれをよく食べた」「これは当時使っていた」と皆さんと一緒に楽しみながら交流すると、笑顔や発話、意欲の向上につながるという研究報告もあります。


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演題:写真を用いた個人回想法におけるよい聴き手の実践と課題

基礎資格:介護福祉士・社会福祉主事


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 とてもよい経験ができました。座長からの質問に対して、上手く自分の伝えたい事が言葉として出てこない悔しさを経験できました。しかし、働きながら短時間でも利用者さんと回想法を実施すると、本当に素敵な笑顔を見せて下さいます。そして、当時の思い出を教えて下さり、その時の様子は苦い思い出話もあったりしますが、聴き手の態度や関わり方によって、次第に嬉しそうな感情を表出して下さいます。これからもより良いケアをできるように回想法の実践と研究を両立したいと思います。支えてくださった皆さん、本当にありがとうございます。

医療法人社団明寿会 アルカディア氷見 本川静加さん



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演題:氷見市立博物館における地域回想法実践用民具の映像化に関するアンケートの検証

基礎資格:介護福祉士・社会福祉主事


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 初めての学会大会で右も左もわからない私が、あの発表の場所に立てた事は、貴重な経験となりました。平成27年度大学コンソーシアム富山「学生による地域フィールドワーク研究助成」に採択でき、一年間取り組んだ内容の自由記述を内容分析して発表しました。

 多くの方々による指導やサポートがあって本研究発表をする事ができました。この場をかりて感謝したいです。

 そして、ポスター発表終了後、座長から、「7分ちょうど。よく練習しましたか。高齢者と若者をつなぐ、よい研究だと思います」と声をかけに来てくださった事が何よりも嬉しかったです。

社会福祉法人とやま虹の会 しらいわ苑 関野洋平さん



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 二人とも、とても堂々とご自身の研究を発表していました。

 福短の介護福祉専攻では、2年次に介護福祉研究という必修科目があります。先行研究の調べ方、目的、調査方法、結果と考察など、一連の介護福祉研究について、それぞれの担当教員から指導を受けながら学びます。この介護福祉研究を通して、しっかりと根拠に基づく介護を実践できる介護福祉士を養成しています。

 今後は、学生や卒業生の研究に取り組む様子をHPで紹介したいと思います。

 みなさんも、一緒に回想法を学んだり、研究したりしてみませんか。

指導教員・共同研究者 介護福祉専攻 講師 牛田篤



社会福祉士受験対策講座(ウカーロ)の受講者1名(本学卒業生)が、社会福祉士に合格しました。第28回の全国の合格率は26%、ウカーロ受講者では33%になります。



≪合格者の声≫

 1回目の受かると思っていませんでしたが、受かって本当に良かったです。障害分野で働いているので、高齢分野が難しく感じました。ウカーロでは先輩方と楽しく学ぶことができました。これからは社会福祉士会に入会して自己研鑽を続けていきたいと思います。


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 勤務先の障がい者施設では、最近バッチ等の制作に取り組んでいるそうです。これからの活躍を期待しています。頑張ってください!




「ウカーロ」とは・・・

社会福祉士国家試験合格突破フォローアップ戦略プログラム


目 的:

富山福祉短期大学 社会福祉学科では、本学卒業生を対象に社会福祉士資格取得を目指す人を支援していこうと考えています。
「仕事をしているからなかなか勉強に手をつけられない。」「どう勉強していいかわからない。」あるいは、「数回受験しているがうまくいかない」といった方々に受験対策の支援をいたします。

本講座では、有資格の専任教員が"受験経験者"の立場で、各出題科目のグループワークを行い、受験対策(過去問題、模擬試験等)をさせていただいています。

今年度の開催については、詳細が決まりましたらホームページなどでご案内させていただきます。

 6月3日(金)に、社会福祉専攻1年生を対象に福祉施設へ見学(以下、施設見学)に行ってきました。実際の福祉現場を見学させていただくことで、福祉現場や社会福祉士の具体的なイメージをもつことが施設見学の主な目的です。

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 施設見学では「富山県介護実習・普及センター」「富山市障害者福祉センター」「介護老人福祉施設三寿苑」の3ヶ所に行ってきました。

 「富山県介護実習・普及センター」では、講師の先生方に説明をしていただきながら、実際に福祉用具を体験させていただきました。

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 「富山市障害者福祉センター」「介護老人福祉施設三寿苑」では、職員の説明を受けながら、利用者様の生活場面や作業場面を見学させていただきました。


【富山市障害者福祉センター】
HP_社福施設見学5.jpgHP_社福施設見学6.jpgHP_社福施設見学7.jpg【三寿苑】
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 さらに、「介護老人福祉施設三寿苑」では、本学卒業生と話をする機会を設定していただき、「先輩・後輩」ならではの質疑応答が行われました。

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 社会福祉専攻1年生の中には、将来、「福祉現場で活躍したい」「社会福祉士として頑張りたい」と考えているものの、福祉現場や社会福祉士の具体的なイメージをもてずにいる学生もいます。今回の施設見学をキッカケとして、学生それぞれがどのような進路選択をして、どのように成長していくのか。卒業までの2年間、しっかりと見守っていきたいと思います。


社会福祉専攻 助教 村田泰弘


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 こんにちは。今回のリレーメッセージを担当する蘭です。

87gou-1.jpg 私は去年の4月から浦山学園の衛生管理者をしています。衛生管理者とは、常時50人以上の労働者を使用する事業場に、労働者数に応じて一定数以上の衛生管理者を選任し、安全衛生業務のうち、衛生に係わる技術的な事項を管理する人です。

 

 実際の活動は毎月行われる衛生委員会への参加です。委員会のメンバーは産業医である「たかはし内科医院」の高橋先生を中心に、経営者側の代表として学長または学科長、労務担当部署の方と労働者代表の教職員が集まり、環境チェックのた
めに職場巡視や、五月病、生活習慣病、熱中症、食中毒、インフルエンザ、腰痛、喫87gou-2.jpg煙、交通安全など毎月テーマを決めて季節や時期にあった健康問題などについて話し合い、それを全職員に発信しています。また、毎月時間外勤務状況を確認し、過重労働者がいないか確認しています。仕事と生活の調和(ワークライフバランスの確保)を図るとともに、労働者の健康管理に係る措置を徹底し、良好な職場環境を形成の上、労働者の心理的負担を軽減していくことが目的です。




 労働者の安全と衛生について定めた労働衛生法に基づく「ストレスチェック制度」が去年の12月1日に施行され、年1回の実施が義務付けられました。労働者自身の87gou-3.jpgストレスへの気づきと、その対処の支援ならびに職場環境の改善を通じて、メンタルヘルス不調となることを未然に防止する1次予防が実施の目的です。

 ストレスに強くになるには、何事も「まぁいいか」と思う、「自分は自分」とマイペースを保つ、「人生は思い通りにならない」「これもいい経験になる」ととらえる、周りに頼ることができる等があげられます。限界まで抱え込んだり、人に確認せずに自分の思いこみで突っ走らないように、適度に負荷を減らしながら、コツコツやっていくことが大切ですね。

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