こんにちは。
今回のリレーメッセージ担当の助手 中井里江です。
ゴールデンウィーク明けですが、お休みの間にリフレッシュできましたか?
さて皆さんは、5月12日は何の日かご存知ですか?
毎年5月12日は『看護の日』です。
『看護の日』というのは、あまり馴染みのない記念日なのですが、病院や医療に関連する施設などで色々なイベントが行われています。この『看護の日』が制定された目的や由来などについてご紹介します。
21世紀の高齢社会を支えていくためには、「看護の心」「ケアの心」「助け合いの心」を私たち一人ひとりが分かち合うことが必要です。こうした心を、地域社会全体で老若男女を問わず誰もが育むきっかけになるよう、旧厚生省により『看護の日』が1990年に制定されました。「看護の日の制定を願う会」という市民団体によって行われていた運動が、きっかけでした。
5月12日の由来は、近代看護を築いたフローレンス・ナイチンゲールの誕生日にちなみ制定されました。1965年から、国際看護師協会(本部:ジュネーブ)はこの日を『国際看護師の日』に定めています。
この5月12日を含む週の日曜日から土曜日までが『看護週間』です。(2016年は5月8日(日)から14日(土)です)。期間中は、『看護』に関する行事が全国で行われます。富山県でも、「1日まちの保健室」や「ふれあい看護体験」「看護の出前授業」などが地域や商業施設、病院・学校などで行われます。
フローレンス・ナイチンゲールの言葉
天使とは、美しい花をまき散らすものではなく、苦悩する者のために戦う者のことだ
ナイチンゲールは単なる優しさだけでなく、科学的な分析に基づく看護を行い、野戦病院での兵士の死亡率を激減させるなどの業績をあげました。彼女の代表的な著作「看護覚え書」は、今でも看護師を目指す者の必読書となっています。
本学のある射水市では富山県看護協会射水支部が5月14日(土)9:30~12:00 射水市太閤山パスコショッピングセンターにて「1日まちの保健室」を開催し、健康や育児・介護の相談や健康チェックを行います。どなたでも参加無料です。日頃から気になることや心配なことなど、看護師がご相談にのります。どうぞお気軽にお越しください。