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【授業紹介】相談援助演習Ⅰ(社会福祉専攻1年)

■科目名:相談援助演習Ⅰ

■担当教員:松尾祐子講師、村田泰弘助教

■授業科目の学習教育目標の概要:

ロールプレーイングなどを中心とする演習形態で、社会福祉を学ぶための基本的知識、価値観及び専門援助技術を、習得する。社会福祉に関する初歩的なテキストを使用し輪読を通して、人権尊重や自立支援などについて考える。また自己及び他者への理解及びコミュニケーション技法についての理解を深める。



 この授業は、社会福祉専攻1年生を2グループに分けた少人数クラスの授業です。アクティブラーニングの一環として、ロールプレイやグループディスカッションなどを取り入れ、学生が積極的に授業に参加しています。


 今回の授業テーマは「より良いコミュニケーションについて学ぶ」です。

 私たちは普段、言語によるコミュニケーション、非言語によるコミュニケーションに囲まれて生活しています。非言語コミュニケーションとは、体の向きや態度、声の高さなどの言葉以外のコミュニケーションのことです。

 まず、非言語によるコミュニケーションにはどのようなものがあるか、2チームに分かれ、チーム対抗で黒板に書いていきました。非言語コミュニケーションからどんな心情が読み取られるか、日常の場面を想像しながらたくさんの例が挙がりました。

HP_相談援助演習Ⅰ1.jpgHP_相談援助演習Ⅰ2.jpg
 言語と非言語コミュニケーションから情報を受け取る割合は、「言語:非言語=1:9」だそうです! 話す内容よりも、そのときの態度から多くの情報を受け取ることがわかります。


 その後、面談の場面を想定して、「対人空間」について体験を通して学びました。

 相談者役は援助者役が「正面」「斜め横」「真横」「真後ろ」「背中あわせ」どの位置にいると話しやすいか、実際に話をしながら考えました。

HP_相談援助演習Ⅰ3.jpgHP_相談援助演習Ⅰ4.jpgHP_相談援助演習Ⅰ5.jpg

 「斜め横」が、近づきすぎず、目線を合わせなくても会話ができ、話しやすい距離であることを体験しました。社会福祉現場における相談業務でも、「斜め横」の座り位置になるよう設定されています。


 そして今度は、「非常に近い距離」「近い距離」」「遠い距離」ではそれぞれどのように感じるか、などを体験しました。心の距離によって、相手との心地よい距離が変わってきます。

HP_相談援助演習Ⅰ7.jpgHP_相談援助演習Ⅰ6.jpg
 最後に、ペアのうち一方が立ちあがります。一方が立ちあがり目の高さが変わると、「圧迫感を感じる」との意見が聞かれました。

HP_相談援助演習Ⅰ8.jpg この構図は、車いすの方に話しかけるときと同じです。目線を合わせる、離れて立つなどの工夫が必要であることがわかりました。立つ位置や目線も、非言語コミュニケーションのひとつですね。



 コミュニケーションとは、信頼関係をつくり上げるために意思の疎通をすることです。

 そして、コミュニケーションを通して信頼関係を築くときは、話しやすい空間づくりが必要不可欠です。空間づくりにおいて、「相手の非言語コミュニケーションに気付くこと」「自身が出している非言語コミュニケーションを意識すること」が重要であることを、この授業をとおして学びました。



≪学生の感想をご紹介します≫

・言葉ばかり気にしていたので、これから非言語コミュニケーションも気をつけていきたいと思った。

・相手を理解する時には、その人の表情やしぐさもしっかり観察することが必要だと思った。


・コミュニケーションと聞くと、言葉で伝えることを思いがちだけれど、非言語的コミュニケーションも重要な手段の1つだと分かりました。


・相談援助の仕事をするときは、一生懸命に話を聞いたり、同じ目線で接したり、話す位置など様々なことが大切だと分かりました。


 社会福祉専攻では、他にも学生が積極的に授業に参加する「アクティブラーニング」を行っています。今後も、授業内容などご紹介していきます。

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