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2016年5月

 今回の担当は長谷です。新年度となり、はや2ヶ月が過ぎました。進級・進学した皆さんも少し新しい環境に慣れてきた頃でしょうか・・・。

 本学も新入生を迎えましたが、環境に慣れる間もなく聞きなれない専門用語がたくさん出てくる講義や演習が続きます。私が担当している基礎看護学領域では、看護師になるための基礎知識や看護技術について学び、実践能力を身につけることを目指しています。この時期はコミュニケーション技術と観察技術の習得が中心となる「看護技術Ⅰ」という授業を担当しているので、その様子を少しお伝えします。




 看護技術の中で欠かせないものが「バイタルサインの測定」です。バイタルサインとは直訳すると「生命の徴候」となりますが、具体的にはどのようなことかわかりますか?病院に行った時のことを思い出してください。看護師さんに、体温や脈、血圧を測ってもらいませんでしたか?

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 それこそがバイタルサインなのです。

 つまり体温・脈拍・呼吸・血圧の測定と意識状態を観察することを「バイタルサインの測定」と言います。



 「そんなのは誰でも簡単にできる!」と思われるかもしれませんね。簡単なのに、身体が今どのような状態にあるのかを知ることができる、すごい技だと私は思っています。技術ですから、ただ測るだけではいけません。「正しく測る」「測定の結果から正常か異常かを判断する」「異常があれば速やかに対応する」これらができてこそ「看護技術」と言えるのです。

 授業を受けた学生からは「こんなに難しいとは思わなかった」「今までの測り方は間違っていた」という声が聞こえてきます。普段やっているようなことでも、「看護の技」として実践するためには知識が必要であり、正しい技術を身につけなければなりません。そのためには学習と練習あるのみ!

    

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 「看護」という職業は、人の命や人生に関わる仕事だから簡単にはなれないのだと私は思っています。だからこそ、覚えたり、考えたり、練習して失敗し振り返ることが大切なのではないでしょうか。「失敗」してへこむこともありますが、「なんでだろう」と振り返ることが成功への近道だと思いませんか?  

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 学生の間はただ漠然と授業を聴いているだけなのかもしれませんが、これから看護の現場で観察技術の重要性とその力のすごさに気付いてくれる日がくるのを楽しみにしています。



4月の図書館オリエンテーションの時に借りて読んだ本を紹介しました。

紹介された本は、医療ソーシャルワーカー、児童心理、交流分析関連の本でした。本の紹介の後、皆で質問や感想を言いました。少し重い内容の本が多く、学生は真剣に意見を言っていました。

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自分の読んだ本を紹介・意見交換することは、本への興味が深まるきっかけになるのではないかと思います。


社会福祉専攻 講師 松尾 祐子

看護学科の1年生が、岐阜県へ宿泊研修に行ってきました。この宿泊研修は、学生・教員の親睦を深め、看護学生としての意識を再確認するために企画されたイベントです。

■研修目的:

 1.自然環境の中で、心身のリフレッシュを図る

 2.短期大学生として1ヶ月を振り返り、看護学生としての意識を再確認する

 3.学生および教員と交流し、親睦を深める機会とする

■ 日 程 : 2015年5月13日(金)~5月14日(土) 1泊2日

■宿泊場所: トヨタ白川郷自然学校


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看護学科1年生と専任教員3名が参加して、宿泊研修に行ってきました。

5月13日(金) 9時に本学に集合し、出発。

途中、白川郷でグループに分かれて散策し、昼食をとりました。

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トヨタ白川郷自然学校へ到着すると、『看護学概論』の授業として、「私が目指す看護師像」をテーマにグループワークと発表を行いました。


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グループワークでは、それぞれの意見を言い合うことで交流があり、教員の助言によって新たな学びもあったようです。入学してまだ1ヶ月の学生たちですが、それぞれの看護に対する思いをプレゼンテーションすることで、看護職を志す気力が確実にステップアップした時間となりました。

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夕食は、フレンチハーフコースをいただきました。

テーブルマナーに満足気な表情がみられたり、「美味しい!!」とグループ内で思わず笑みがこぼれる1コマがあったりと、楽しいひと時となりました。

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翌日は、飛騨高山を散策し、帰路に付きました。

研修に参加する前は、関わりを持つ機会が少なかった学生同士もいて少し不安もあったようですが、1泊2日研修でグループや部屋が同じになったことで、今まであまり関わったことがなかった学生同士の親睦が深まったようでした。

国家試験全員合格に向け、これから3年間がんばっていきましょう!!

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■科目名:相談援助演習Ⅰ

■担当教員:松尾祐子講師、村田泰弘助教

■授業科目の学習教育目標の概要:

ロールプレーイングなどを中心とする演習形態で、社会福祉を学ぶための基本的知識、価値観及び専門援助技術を、習得する。社会福祉に関する初歩的なテキストを使用し輪読を通して、人権尊重や自立支援などについて考える。また自己及び他者への理解及びコミュニケーション技法についての理解を深める。



 この授業は、社会福祉専攻1年生を2グループに分けた少人数クラスの授業です。アクティブラーニングの一環として、ロールプレイやグループディスカッションなどを取り入れ、学生が積極的に授業に参加しています。


 今回の授業テーマは「より良いコミュニケーションについて学ぶ」です。

 私たちは普段、言語によるコミュニケーション、非言語によるコミュニケーションに囲まれて生活しています。非言語コミュニケーションとは、体の向きや態度、声の高さなどの言葉以外のコミュニケーションのことです。

 まず、非言語によるコミュニケーションにはどのようなものがあるか、2チームに分かれ、チーム対抗で黒板に書いていきました。非言語コミュニケーションからどんな心情が読み取られるか、日常の場面を想像しながらたくさんの例が挙がりました。

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 言語と非言語コミュニケーションから情報を受け取る割合は、「言語:非言語=1:9」だそうです! 話す内容よりも、そのときの態度から多くの情報を受け取ることがわかります。


 その後、面談の場面を想定して、「対人空間」について体験を通して学びました。

 相談者役は援助者役が「正面」「斜め横」「真横」「真後ろ」「背中あわせ」どの位置にいると話しやすいか、実際に話をしながら考えました。

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 「斜め横」が、近づきすぎず、目線を合わせなくても会話ができ、話しやすい距離であることを体験しました。社会福祉現場における相談業務でも、「斜め横」の座り位置になるよう設定されています。


 そして今度は、「非常に近い距離」「近い距離」」「遠い距離」ではそれぞれどのように感じるか、などを体験しました。心の距離によって、相手との心地よい距離が変わってきます。

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 最後に、ペアのうち一方が立ちあがります。一方が立ちあがり目の高さが変わると、「圧迫感を感じる」との意見が聞かれました。

HP_相談援助演習Ⅰ8.jpg この構図は、車いすの方に話しかけるときと同じです。目線を合わせる、離れて立つなどの工夫が必要であることがわかりました。立つ位置や目線も、非言語コミュニケーションのひとつですね。



 コミュニケーションとは、信頼関係をつくり上げるために意思の疎通をすることです。

 そして、コミュニケーションを通して信頼関係を築くときは、話しやすい空間づくりが必要不可欠です。空間づくりにおいて、「相手の非言語コミュニケーションに気付くこと」「自身が出している非言語コミュニケーションを意識すること」が重要であることを、この授業をとおして学びました。



≪学生の感想をご紹介します≫

・言葉ばかり気にしていたので、これから非言語コミュニケーションも気をつけていきたいと思った。

・相手を理解する時には、その人の表情やしぐさもしっかり観察することが必要だと思った。


・コミュニケーションと聞くと、言葉で伝えることを思いがちだけれど、非言語的コミュニケーションも重要な手段の1つだと分かりました。


・相談援助の仕事をするときは、一生懸命に話を聞いたり、同じ目線で接したり、話す位置など様々なことが大切だと分かりました。


 社会福祉専攻では、他にも学生が積極的に授業に参加する「アクティブラーニング」を行っています。今後も、授業内容などご紹介していきます。

 幼児教育学科は、4月27日(水)に1・2年生合同で「実習事前体験学習&新入生歓迎会」を行いました。


■目的:

①幼児教育学科での新年度の1・2年生交流のスタートと位置づけ、年間を通じて学生が交流を深めながら、互いのよさを認め合い、成長し合える人間関係づくりの機会とする。

また、実習事前学習をとおして、本実習に向けた保育・幼児教育をめざす学生としてのこれからの自分を「つくり、つくりかえ、つくる」きっかけとなることを目的とする。

②1年生にとって:豊かな自然の中での2年生と教員による新入生歓迎と1・2年生交流活動を通して、友達の優しさ、自分のすばらしさに気づくと共に、安定して意欲的に学生生活を送るもととなる人間関係をつくる場とする。

③2年生にとって:新入生を歓迎するために計画立案・実践を行い、幼児教育学科をリードしていく意欲と実践力の向上と実習に向けた事前学習の学びの機会とする。

■日時:平成28年4月27日(水)

■場所:県民公園太閤山ランド


 3つの目的を達成するために実行委員を中心に企画・運営し、交流を通して親睦を深めることはもちろん、これから始まる実習に向けての事前学習として取り組みました。

 午前中のプログラムは、リズム体操・借り物競走・大縄跳び。

 学生たちは、それぞれのアドバイザー教員ごとにチームとなり、AD対抗で競い合いました。企画は1・2年生の交流を図る内容となっており、学生たちはいきいきと楽しんでいました。


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 昼食のBBQは、近くのコストコで材料を調達!
 2年生が中心となり、大きなお肉を仲良く食べきりました。

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 午後からのAD対抗ビーチボール大会でも、お互いに声をかけ合いながら、最後まで諦めないでプレーしていました。

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今回の体験学習で学んだことを生かして、1年生は2年生から沢山のアドバイスをもらいながら、初めての実習に向けての準備を進め、2年生は就職までにより専門的な知識と技術を身につけてほしいと思います。 お互いに切磋琢磨しながら、素晴らしい保育者を目指してください!


≪学生のコメントを紹介します≫

・涙を流した日もありましたが実行委員同士で支え合って企画することができました。当日は打ち合わせ不足というのもあって、戸惑うことが多かったのですが周りの仲間たちが声をかけてくれたり盛り上げてくれたので最高の合同体験学習となりました。1つのことをみんなでするのは大変なことですがそんな中で仲間の大切さに気づかされたり今までにない絆が深まるのではないでしょうか。2年幼教最高です!

幼児教育学科2年 江添 好咲さん


・昨年の反省と改善点を話し合いより楽しくなる活動は何かを考えました。
体操では子どももリズムに合わせて踊りやすいものを選びました。活動を通して、人の前に立って伝えることの難しさを改めて感じました。しかし、みんなが笑顔で活動に取り組んでくれた姿を見て嬉しさと共に達成感を感じることができました。

幼児教育学科2年 渡部 愛さん

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 こんにちは。

 今回のリレーメッセージ担当の助手 中井里江です。

 ゴールデンウィーク明けですが、お休みの間にリフレッシュできましたか?

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 さて皆さんは、5月12日は何の日かご存知ですか?

 毎年5月12日は『看護の日』です。

 『看護の日』というのは、あまり馴染みのない記念日なのですが、病院や医療に関連する施設などで色々なイベントが行われています。この『看護の日』が制定された目的や由来などについてご紹介します。



 21世紀の高齢社会を支えていくためには、「看護の心」「ケアの心」「助け合いの心」を私たち一人ひとりが分かち合うことが必要です。こうした心を、地域社会全体で老若男女を問わず誰もが育むきっかけになるよう、旧厚生省により『看護の日』が1990年に制定されました。「看護の日の制定を願う会」という市民団体によって行われていた運動が、きっかけでした。

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 5月12日の由来は、近代看護を築いたフローレンス・ナイチンゲールの誕生日にちなみ制定されました。1965年から、国際看護師協会(本部:ジュネーブ)はこの日を『国際看護師の日』に定めています。

 この5月12日を含む週の日曜日から土曜日までが『看護週間』です。(2016年は5月8日(日)から14日(土)です)。期間中は、『看護』に関する行事が全国で行われます。富山県でも、「1日まちの保健室」や「ふれあい看護体験」「看護の出前授業」などが地域や商業施設、病院・学校などで行われます。


フローレンス・ナイチンゲールの言葉

天使とは、美しい花をまき散らすものではなく、苦悩する者のために戦う者のことだ



 ナイチンゲールは単なる優しさだけでなく、科学的な分析に基づく看護を行い、野戦病院での兵士の死亡率を激減させるなどの業績をあげました。彼女の代表的な著作「看護覚え書」は、今でも看護師を目指す者の必読書となっています。


 本学のある射水市では富山県看護協会射水支部が5月14日(土)9:30~12:00 射水市太閤山パスコショッピングセンターにて「1日まちの保健室」を開催し、健康や育児・介護の相談や健康チェックを行います。どなたでも参加無料です。日頃から気になることや心配なことなど、看護師がご相談にのります。どうぞお気軽にお越しください。

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4月27日(水)、小杉駅南口にあるクアトロブームにてボーリング大会を行いました。介護福祉専攻の1年生は、ADタイムにボーリング大会を開くのが恒例となっています。



学生が企画・進行を担当し、宮嶋専攻長の始球式でゲームスタート!
大会は個人戦で、2ゲームのスコア合計で競い合いました。

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投球フォームも個性が表れます。どのレーンでもストライクが続出。

学生たちは大盛り上がりの時間を過ごし、交流を深めていました。

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男女別で1位から3位を表彰し、拍手でボーリング大会を締めくくりました。

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介護福祉専攻のADタイムは、学生同士交流を深めたり、学習し合ったり、就職について先生と話をしたり、学生主体でやりたいことを計画し、有意義な時間となるようにしています。

今後も、ADタイムの活動をホームページで紹介していきます! お楽しみに♪

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