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2016年2月

【看護学科、校舎内の紹介パート1】


 本短大は、平成9年に開学し、平成20年に看護学科が設置(入学定員80名)され今年で8年になります。実習施設では、看護師として活躍している卒業生が増えてきました。その姿は、教員にとってとてもうれしく、教育活動への意欲につながります。

 年度末を迎え、看護学科では、1年生が3月下旬まで休み、2年生が実習中、3年生が国家試験を終えて休みとなっています。この時期、校舎内には、2年生のうち学内実習日の学生がいるだけでとても静かです。

 高校3年生の方は、大学受験や就職の準備、1・2年生のみなさんは、期末試験といったところでしょうか?本短大では、3月15日(3月9日締切)に最終の入学試験が行われます。また、オープンキャンパス3月5日(土)、5月下旬と続きます。まずは、気軽に見に来てください!個別キャンパスツアーの企画もありますので、ご都合に合わせ実施いたします。

 今回リレーメッセージ80号から82号の3シリーズで、看護学科校舎、1階から3階をご紹介させていただきます。


1階  看護学科(5号館)正面入口から入り右手に学生ラウンジ

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☆ジュース等の自動販売機

☆手洗い場

☆学生が自由に使えるパソコン

☆プリンター

☆コピー機

☆就職情報の案内


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 看護学科(5号館)正面入口から入り左手に101教室、正面に102教室

 101教室は、主に1年生の授業が行われています。この教室の特徴は、生体模型が展示されていることです。1年次は人体のしくみや働きなどの基礎を学ぶなかで、生体模型にふれながらイメージしやすく役立っています。102教室は、主に2年生の授業が行われます。

☆教壇はなく教室はフラット

☆長机(2人掛け)

 グループワーク、教員との距離感も近い授業です。

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 看護学科(5号館)正面入口から入り2教室の間に学生専用ロッカールーム

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☆在学中、貸与となるロッカー(男女)

☆洗面台完備

☆全身を整えるための姿見









 この他、1階には男女トイレ(身障者用1)、エレベーター、吹き抜けホール、AED完備しています。すべて内装は白を基調として、青色のドアがアクセントになっています。

 次回81号では、2階スペースをご紹介させていただきます!


 幼児教育学科の「第11回卒業記念発表会」が開催されました。

 2年間の集大成として幼児教育学科の2年生が創作ミュージカルに取り組んだ成果を発表しました。

■日時:平成28年2月21日(日)

■場所:射水市大島絵本館

■演目:創作ミュージカル『あかずきん』


 誰もが知っている『あかずきん』のお話を、台本から音楽、照明、衣装、道具、演出に至るまで学生たちの手で作り上げました。

 本番が近くになるにつれ学生たちから工夫したいアイディアが出るようになり、前日のリハーサルでは練習を重ねるごとに完成度が増して行きました。そして、開演の直前まで発声練習やセリフの確認を行い、満員の客席を前に練習以上の堂々とした演技を披露しました。

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 途中で会場通路を使って手裏剣忍者ニンニンジャーのダンスを歌い踊る場面があり、観客のみなさんも一体となって楽しい舞台となりました。

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 公演はキャストとスタッフを入れ替え午前・午後と2回行い、どちらも会場は満員となりました。保育関係者や地域の方々・高校生・卒業生・保護者など多くの方にご観覧いただき、たくさんの大きな拍手をいただきました。


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 2年生はこの大きな成果、喜びを胸に本学を卒業し、4月からはそれぞれ新たな道へ進んでいきます。ひとつのことをやり遂げることの大変さや大切さ、そして達成感は今後に必ず活かされると思います。

 卒業後も、今回の経験で学んだことを活かしてがんばってください。富山福祉短期大学は、皆さんの活躍をこれからも応援しています!



ご来場いただいた皆様ありがとうございました。

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 基礎看護学を担当している長谷奈緒美です。

 2年次4月にある基礎看護学実習Ⅱに向けて、実習病院と打ち合わせ会を行いました。この実習では、患者さんを受け持ち、健康上の問題に対してどのような援助が必要かを考え実践します。患者さんにより良い支援ができるよう、1年間学んだ基礎的な知識や技術を総動員し、考え実践することは看護の楽しさを感じる実習でもあります。

 しかし病院という慣れない環境での3週間の実習は、学生にとって身体的にも精神的にも負担が大きいというのが現実です。そんな学生のサポートとして、本学では実習期間中は教員が実習施設に常駐し、実習指導者と連携しながらの指導体制をとっています。そして、より良いサポートを行なうために、毎年実習前には指導者の方々を招いて、打ち合わせ会を実施しています。

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 打ち合わせ会では、昨年の実習状況の報告と今年度の実習について目的・目標の確認、日程、学生の学習状況などについて短大担当者より説明をしました。その後、実習施設ごとに担当教員との打ち合わせを行いました。


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 それぞれの要望や意見、疑問点などを話し合う場があることはお互いの信頼関係につながり、それは学生が安心して実習できる場をつくることになります。


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 打ち合わせ会では学生の様子を熱心にお聞きになったり、学生の使用しているテキストの内容を確認していかれるなど、実習施設の指導者の方々の熱意をとても感じることができました。

 教員はもちろん、臨床の先輩たちも後輩育成のための協力は惜しみません。看護の楽しさを感じ達成感が得られるよう、そしてそれが将来の看護観につながるよう、実習が始まる前にはこのようなサポートの準備をしてます。今後は、細かい調整を担当教員が実習施設と行っていく予定です。


 平成27年度から、「富山コミュニティー論」が必修科目となりました。実際に地域に出向き、主体的に地域の課題を理解することに取り組みました。今回は幼児教育学科1年生の学習成果報告会の様子をご紹介します。


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■科目名「富山コミュニティー論」

■授業科目の目的

 富山の子育ての現状と課題、あるいは、富山の子育て支援における課題を発見することにより、保育者と社会(地域)とのかかわりについて実感的に理解する。ADグループ別にテーマを決め、観察や調査、インタビュー等の手段により、発見した課題をまとめ、報告書を作成する。



 学生たちは9月から5つのグループに分かれて、それぞれの地域課題のもとフィールドワークを行ってきました。



<発表テーマと概要>

「富山県内の子育て支援サービス「子育て応援団」について」

「とやま子育て応援団」協賛店のサービス内容と子育て中の家族世帯のサービスに対しての認知度・利用状況についての聞き取り調査をする。

「子育て支援センターについて」

「TOYAMA IKUBON」の冊子をもとに子育て支援サービスについて調べ、子育て支援センターを訪ね子育て支援サービスについて調査する。

「子育ての現状について」

子育て中の母親にアンケートやインタビューを行い、子育ての現状と課題を探る。

「子育てについてのアンケート」

自分たちの家族に子育てについてのアンケートを取り調査する。

「子育て支援センターの支援内容と利用状況 ―保育園併設と独立施設の違い―」

保育園併設の子育て支援センターと独立施設の支援センターに行って聞き取り調査をする。


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 フィールドワークをする中で気付いたこと、地域の方に聞いたこと、子育て中の方にインタビューしたこと等をまとめ、写真や表を使ってわかりやすく発表しました。
 質疑応答では、鋭い発言や、意欲的な発言があり、報告内容の理解が深まりました。


 発表後、幼児教育学科の石津学科長から講評がありました。

 「どのグループも大変意味のある体験をしたと思う。みなさんが短大で学んでいる授業内容が、この地域社会とどのようにつながっているのか?保育者がどのようなことを期待されているのか?保育者が貢献できることは何か?そういうことを少しでも実感されたと思う。そのような意味を感じて日々の授業に取り組んでほしいと思います。 」



≪学生の感想を紹介します≫

○わたしたちは子育て中の母親に子育ての悩みをインタビューしましたが、他のグループからわたしたちADだけでは聞くことのできなかった多くの悩みがあることを知りました。保育士になった時にその悩みをどのように支えていってあげたらよいのかとても考えさせられました。授業としては、自分たちで進めることはとても難しかったけれど、インタビュー、フィールドワーク、発表を通して多くを学ぶことができました。



○自分が住んでいる富山県は、子育てがしやすいように様々なサービスや取り組みがあることが分かりました。各ADは実際に子育て中の親に質問したり、子育て支援センターに行き、聞き取りをしたりして学んでいるので、表面的な学びではなく、体験を通して深く学べたと思います。自分が親になった時や、保育者になった時、子育てに不安をもつ方がいたら子育て支援センターを勧めたり、富山コミュニティー論の学びを活かして話ができたらと思います。


 富山コミュニティー論での学びを活かし、2年生になっても、グループ活動の中で課題をみつけ協力して頑張ってほしいと思います。


幼児教育学科 講師 吉川真利子

 幼児教育学科の2年生が、2年間の集大成として『第11回卒業記念発表会』を行います。

 台本・音楽・衣装・舞台セットなど全て学生たちの手作りで、創作ミュージカル『あかずきん』を上演します。学生たちは、発表会のために現在猛練習中です。

 今回は公開練習の様子をご紹介します。

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 背景や小道具などは完成し、学生たちはそれぞれ演者・演奏者・ナレーションなどに分かれて、本番さながらの練習を行いました。

 先生に細かくアドバイスをいただきながら、動きやステージの使い方を確認しました。

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 台本も学生の手づくりであるため、たくさんのキャラクターが登場します。皆さんがよく知っている『あかずきん』とはちがう結末が待っていますよ!
 公演は、キャストとスタッフを入れ替え、午前の部と午後の部と2回行います。午前・午後ともに、それぞれのキャストの個性あふれる演出になっています。


 創作ミュージカル「あかずきん」は一般の方もご覧いただけます。是非ご家族、お友達と観にきてください。お待ちしています。




■日時 : 平成28年2月21日(日)

  ・午前の部:開場10:30/開演11:00

  ・午後の部:開場14:00/開演14:30


■場所 : 大島絵本館

■入場料 : 無料

■お申込み : 
お申し込みフォーム

 幼児教育学科の第5期生による総合演習発表会が、平成28年1月28日(木)に行われました。学科の1・2年生と教員が参加し、2年生は所属したゼミでほぼ1年かけて取り組んできた学びの成果を、代表の学生またはゼミの学生全体で発表しました。この発表会の目的は以下の通りです。


・自分たちの研究の取り組みを発表したり、友達の発表を聞いたりすることを通して、保育の専門性に関する学びを深める。(2年生)

・2年生の発表を聞くことを通して、保育に関する様々な視点や研究方法・考察の仕方等があることに気付き、次年度の学びにつなげていく。(1年生)


今年度は次の内容が発表されました。

石津ゼミ 

・「総合演習の授業内容紹介 ~自分の心に向き合う~」  

・「愛着から見た母子関係」   

・「絵本 ぐりとぐらについて」 


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靏本ゼミ 

・「障害者をサポートする補装具について~レンタル方式のメリット・デメリット~」

・「児童養護施設について~子どもたちの生活~」  

・「食物アレルギーについて」            


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吉川ゼミ

・「パネルシアター」のついての研究発表

・手作りパネルシアター「動物村のクリスマス」

・手作り大型絵本   「こねこのくつや」

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山本ゼミ

・ミュージックベル演奏 

「ハンガリア舞曲 第5番」「トルコ行進曲」


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岡野ゼミ
・子どもが楽しめるDVD製作について

「見習い魔女のテストin魔法学校」DVD上映


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小川ゼミ
・「笑顔スポーツ学園Jr.とスポーツ」

サンダーバーズ公式戦イベント、「みらい創生等若者チャレンジ事業」の取り組み等について

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 発表後には質疑応答の時間が設けられ、1・2年生による活発な質疑応答があり、充実した発表会となりました。

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 発表後、幼児教育学科の石津学科長から講評がありました。

「保育にはいろいろな領域があり、それぞれに深い背景がある。学生は現場に出ていく前に、自分の特技を磨き、またつくりつくりかえていってほしい。それは学生自身のためであると共に、子どもたちのためでもある。」


学生からの感想を紹介します。
【1年生】

○実際に2年生の発表を聞いてみると、1年を通していろいろなことを調べたり、ボランティア等の活動をしたり、ミュージックベルの演奏の練習をしたりして、濃い時間を過ごしているのだなと思った。...2年生になったら自分たちも1年生にすごかったと思ってもらえるような発表をしたい。


○...岡野ゼミはDVDにすること、設定を面白くすることで子どもたちの興味を引くということになると思った。そういった点に目を向けることがなかったので、いろいろなことに目を向けることが大切だな、と改めて思った。...2年生になると私も自分の道を決め、進んで行かなくては、と思う。今回の発表を参考に、あと少ししか決定には時間がないけれど自分の気持ちと相談して慎重に決めていこうと思った。

 

【2年生】

○総合演習発表会では発表者として参加した。自分で調べたことをレポートにし、パワーポイントを作るのはとても楽しかった。...他のゼミの発表を見て、先生の雰囲気が出ていると思った。石津ゼミでは絵本を用いて、授業より深い内容に取り組んでいた。...小川ゼミは社会に関わり、外の世界へ展開していくように感じた。...他のゼミでの活動もとても魅力的に感じた。


○山本ゼミの発表は、心を一つにした、素晴らしい発表だった。練習している姿を見ていたので、本番は一緒になって緊張した。ベルでの演奏は一つ一つの音が本当に大きな役割を果たしているのだと分かった。



 2年生は、今回の発表までの学びそのもの、そして取り組んできた経験を自分の力にして、卒業後に活かしてほしいものです。1年生は先輩たちの学びの姿をもとに、2年生に向けて各自のよさをさらに伸ばしていきましょう。

幼児教育学科 准教授 靏本千種

 社会福祉学科介護福祉専攻1年生の授業『こころとからだのしくみ』において、エンゼルメイクの授業が行われました。その様子をご紹介します。



■科目名:「こころとからだのしくみⅣ」(担当教員:小出えり子講師)


■授業科目の学習教育目標の概要:

「こころとからだのしくみ」について、ICFの視点から利用者の排泄・睡眠などの生活場面における根拠に基づいた生活支援ができる。最終章では「人間の尊厳にかかわる終末期の身体・心理的ケアの支援ができる」ことに目標を設定する。




 今回の授業テーマは、死後の処置「エンゼルメイク」です。

 「エンゼルメイク」とは、入院患者が亡くなった際に看護師がほどこす化粧のことです。家族を亡くした時、その表情が穏やかであれば、残された家族の悲しみは和らぎます。

 エンゼルメイクは、グリーフケア(家族の悲嘆の作業に寄り添い、援助すること)となります。患者が安らかに見えるだけでなく、エンゼルメイクをほどこす時間の共有自体が、家族が死を受け入れる時間、癒しの時間となります。また、死後変化を抑え、最後までその人らしくいさせてあげられることも家族の癒しとなります。死者の生前の様子を家族からよく聞きとり、それに近づけること、家族に寄り添うことが大切になってきます。


 今回は、講師に、富山県アイバンク・コーディネーターの入江真理先生をお招きし、介護福祉専攻1年生30名は、A・Bの2グループに分かれて「エンゼルメイク」について学び、実技指導を受けました。アイバンク・コーディネーターの入江先生は、献眼の意志のあった方々をサポートされています。その場限りのお付き合いでなく、献眼者に毎年手を合わせるなど、その後も家族とつながりを大切になさっています。

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 まずは「エンゼルメイク」の意義について、実際に家族がメイクを通して過ごした穏やかな時間の実例を伺いました。そのあと、実際にメイクをほどこす演習を行いました。学生がエンゼル役となって、メイクがほどこされます。エンゼルの肌をこすらない様に注意し、使用する化粧品の色などにも気を遣いながら、治療前の元気な頃のイメージに近づけます。亡くなった方でも、大切にしていることが伝わるように、扱いにも気をつけます。

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 死に立ちあう家族へのケアともなる「エンゼルメイク」は、家族の意向を汲むようにほどこしていく必要があります。家族が主役ということを忘れてはいけません。細やかな気遣いを行いながら、どういった話を家族とするのか、その時間が家族にどう癒しを与えるかなどを先生から教わりました。

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 今までは8割の方が病院で亡くなられていましたが、これからの時代は施設や在宅で最期を過ごされ、そこで亡くなる方が増える可能性が高いです。介護福祉士になる学生たちも、これから働く場である施設や在宅においても死に立ちあう可能性があります。そのとき、介護福祉士として、家族をケアする必要があるため、技術を学ぶことはとても重要です。


≪指導を受けた学生の感想文をご紹介します。≫

・今回のこのエンゼルメイクの授業を通して少し考え方が変わった。「死化粧」エンゼルメイクは、残された家族の悲しみを和らげる効果がある。エンゼルメイクは、最期のお別れまでその人らしく尊厳を保つという意味もあって行う行為、性別も関係ないと感じた。


・講義を通して、エンゼルメイクは、その人らしい化粧を行うことが大切だと学んだ。その人らしい化粧とは、今まで生きてきた人生を表したものでないかと考えられる。息をしていた時と同じような顔色であったり、その人が今までどう生きてきたのかを家族や写真などから情報を得ながら、家族の方と一緒に化粧をすることによって、家族の方の心のケアに繋がり満足されると思った。自分がエンゼルメイクを行うような立場になったときは、講義で学んだその人らしさを大切にすることを意識して行いたい。

・エンゼルメイクの効果として、亡くなった方が安らかに見える、一緒にエンゼルメイクをすることによって家族の対話の時間の共有ができる、死後変化を抑え、本当のお別れまでその人らしく尊厳を保つことができる、そして癒すためのメイクである、ということがわかり、意識が変わりました。

・エンゼルメイクをすることによって、遺族への心のケアとして大きな意味を持っているのだと分かった。亡くなった方の顔が穏やかであれば、」家族の悲しみは和らぐし、その人らしい顔を家族に聞き、そういう顔に整えることで、家族が最期の別れへの心の準備もしやすくなるのだと思った。


 介護福祉士は、これから必ず死に向き合うことになります。今回の学びを基に、その時には、家族にまで配慮し、優しく寄り添える介護福祉士となってほしいと思います。



介護福祉専攻 講師 小出えり子

【2年生 領域別実習がスタートしました】

 先週に引き続きまして、2年次の2月からスタートした領域別実習をご紹介いたします。

 今回のグループは、成人看護の急性期4週間・慢性期4週間の実習を予定している学生が、実習室で復習と練習を行っていました。


 急性期看護とは、手術を受ける患者の術前・術中・術後の特徴を理解し、患者および家族のニーズに応じた看護、回復支援のための看護を学びます。そのため、実習前には、4事例で看護計画を立案し、患者役看護師役を決めて状態観察、援助を練習しています。


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 左の写真は、手術当日の事例A患者さんに、血圧・脈拍・体温を測定し、必要な観察と、問診、右の写真は、手術前に静脈血栓症を予防するための弾性ストッキングの着用の練習をしていました。手術をする当日では、患者さんや家族の緊張感が高まり、看護は重要な役割をもちます。学生が練習していた血圧・脈拍・体温などはもちろんですが、睡眠状況・不安や緊張の程度・飲食・飲水制限・指示通りの薬・手術室入室に向けて身の回りの整理など様々なことが必要です。

 本日学生は、数値を測定することに集中しすぎて、患者さんへの声かけ、必要な観察ができませんでした。事前に、観察する項目や順番を考えておくことが必要だと学んでいました。

 学生たちは、手術を受ける患者さんと関わる経験は少ないためイメージがつきにくく、想像が困難です。本学では、モデル人形や映像、医療機器をなるべく病院にある物品を準備して、イメージしやすいように工夫して授業・演習を行っています。



 慢性期看護
とは、慢性期疾患患者や終末期にある患者を対象とし、苦痛の緩和や自己実現への支援およびQOL(生活の質)の向上をめざした看護を学びます。


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 この写真は、ベッドから車いすへの移動の練習をしているところです。1年次のテキストに戻って基本的なことから復習し、麻痺がある患者さんや高齢者の患者さんをイメージして考えていました。

 本日の学生は、患者さんの苦痛について考えながらできましたが、自己実現への支援を考えていませんでした。人にとって、日常の生活動作を自分でできないことはとても辛いことです。患者さんのもつ最大限の力を活かして、援助することは重要な支援となります。




 急性期・慢性期看護の実習は、2月22日(月)からスタートします。

 テキストで学習したことが、実際の現場でどのように行われているかについて、臨床経験が豊富な教員たちが自身の体験も踏まえ授業しています。実習へ行くと、学生自身は、見ることだけで精一杯になってしまうことが多くあります。しかし、百聞は一見にしかずで、後の学習に活かせます。

 教員一同、実習病院の方々、患者さん、ご家族のご協力をいただきながら、学生が立派な看護師になれるよう努めてまいりたいと思います。

 社会福祉専攻2年生のソーシャルワーク研究・心理学研究発表会が開催されました。この日、発表に臨んだ6名の学生は、社会福祉専攻で学んできた2年間の集大成として、自ら取り組んだ研究成果を発表しました。


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【ソーシャルワーク研究】

草島瑞季  「富山市におけるスクールソーシャルワークの現状と課題

        ~スクールソーシャルワークのアンケート調査より~」

小坂恭平   「パーキンソン病の方が地域で生活するために必要な要素」

島田一潤  「手話パフォーマンス甲子園の可能性」

朴木滉平  「特殊詐欺から高齢者を守るための地域での取り組み」

米田紗季  「障がい当事者からみた多機能トイレに関する一考察

        ~ユニバーサルデザインの限界~」

【心理学研究】

大川朝世  「どんな人が呼びかけると募金してもらえるのか?

       -募金要請者の性別および困窮者との類似性が募金意思に与える影響-」




 それぞれの発表者と参加した1・2年生による活発な質疑応答があり、充実した発表会となりました。

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 発表会の最後には、社会福祉専攻の先生方より、これから社会人となる学生たちへ温かな励ましが詰まった講評をいただきました。

【講評】

このような研究ができるのは、大学だからこそです。ソーシャルワーク研究・心理学研究は選択科目ですが、1年生は来年チャンスだと思ってぜひチャレンジしてください。ユニークな発表をありがとうございました。(竹ノ山先生)

やりたいことテーマを研究する学生たちから、とてもエネルギーを感じました。就職してからも、日々の支援の中で疑問に感じることをそのままにせず、自分で解決していくことを大切にしてください。1年生も、「大変だな」と敬遠せず、自分と向き合ういい機会と捉えてぜひ受講してください。(村田先生)


研究って大変さもあるけれど楽しいものですね。就職活動・実習を行いながらの研究はとても実りがあるものになると思います。1年生は来年がんばってください。(松尾先生)

それぞれの皆さんの発表から、いろんなことを学ぶことができました。問題意識・課題意識をもつことはとても大切です。「あれ?」と思ったことを調べてわかるプロセスが、社会を変えていきます。(鷹西先生)


 発表者の皆さん、お疲れ様でした。卒業後も、今回の経験を活かしてぜひ研究を続けていってください。富山福祉短期大学は、皆さんの活躍をいつまでも応援しています。

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 臨地での実習は、講義や演習で学んだことを実際の場で体験的に深め、最後に、体験や学んだことと理論との統合を図ることを目的としています。本学では、1年次、2年次、と段階的に基礎実習を体験し、2年次の2月から3年次後期まで領域別実習が続きます。急性期や小児、母性等の7領域で実習します。学生たちは、実習前に事前課題や技術の練習をして実習に行っています。


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 これは、2月1日からの母性看護学実習を行うグループが、実習前に教科書やモデル人形を使用して学習している様子です。新生児の計測方法や根拠について理解を深めていました。学生たちにとっては、初めての見学や体験となります。緊張が先立ち、「どうしょう・・」「緊張する」といった言葉が聞かれていました。


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 実習指導者と教員は、事前に打ち合わせを行い、実習体制を整えています。また、毎日、教員が実習の場へ出向き指導と調整を行っています。学生たちは、学内で学習したことがどのように行われているか、看護師はどのような役割があるのか、実習指導者をモデルとして学んでいきます。


 ご協力いただいている実習指導者はじめ職員の方々、患者さんやご家族への感謝の心をもちながら、実習を進めていきたいと思います。

 学び多き実習になりますように。


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 平成27年度から、「富山コミュニティー論」が必修科目として創設されました。実際に地域に出向き、主体的に地域課題と向き合い、解決策を検討していく科目です。今回は、社会福祉専攻1年生の学習成果報告会の様子をご紹介します。

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■科目名:「富山コミュニティー論」

■授業科目の学習教育目標の概要:

主体的に地域の課題を学び、その解決のために必要な目標を設定し、具体的に「ひと・こと・もの」(地域社会)に関わる行動に移し、自身を「つくり、つくりかえ、つくる」実践力を高める。



 学生たちは9月から4つのグループに分かれ、それぞれ地域課題に着目してフィールドワークを行ってきました。


≪発表テーマと概略≫

「射水市内の公園を調べてみよう」

 歌の森運動公園や太閤山ランドなどの身近な公園へ出向き、バリアフリーの配慮がなされているか、授乳室などの設備は充実しているか調査。


「車いすでも学びたい!!」
 車いすの学生が入学したことを想定し、1日の生活を模擬体験する。学内の教室移動や付近の店での買い物、駅までの通学路をそれぞれ体験し、不自由さ・過ごしやすさについて探る。


「みんな知ってる?! 福短周辺のイイトコロ」
 地域の高齢者・子ども・障がい者が集まる福短周辺のイイトコロについて、どのような場所なのか実際に訪れて調査する。


「大型ショッピングセンターのバリアフリー~課題と展望~」
 大型ショッピングセンターが実際どれくらいバリアフリー環境であるのか、店内やトイレ、映画館、駐車場などを中心に現地調査をおこなう。



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 フィールドワークをして自分たちが気付いたこと、働いている人に聞いたこと、地域の方にインタビューしたことをまとめ、報告しました。報告の際には、多くの写真を用いて現地の様子をわかりやすく伝える、実際におこなったインタビューを再現するなど、わかりやすく伝える工夫もみられました。
 また質疑応答の時間には、みなさん積極的に発言し、報告内容への理解がさらに深まった様子でした。

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 先生方からいただいた講評をご紹介します。

「公園やショッピングセンターなど身近な課題で、たのしく聞くことができました。ちがう価値観をもつ仲間と協力することで得た学びを、今後に活かしてください(村田)」

「福祉はフィールドワークがとても大事です。出かけると、いろんなものが見え、いろんな発見があったと思います。今回の達成感を次の研究に活かしてください(松尾)」

「今回のような、『感じる』→『考える』→『行動する』といった流れは、福祉や研究に共通する大切なプロセスです。来年の研究に向けて、良いスタートが切れたと思います(鷹西)」

「福祉や心理学にとって、いろんな人や場所との出会いは大事です。今回でた疑問や課題を、2年生の研究につなげてください(竹ノ山)」


2年生になると、「ソーシャルワーク研究」「心理学研究」が始まります。今回の経験を活かして課題をみつけ、グループ全員で協力しながらがんばってほしいと思います。


 介護福祉専攻1年生は2月8日(月)より4週間、初めての介護過程の展開やレクリエーションを行う実習に臨みます。その事前事後指導科目である2月1日(月)3限目の「介護総合演習Ⅱ」において、特別講義が行われました。

 講師は社会福祉法人ひみ福祉会「特別養護老人ホームつまま園」で生活相談員をされている好川貴治さんです。実習施設であるつまま園は本学の実習生の受け入れ経験も豊富であり、多くの学生のみなさんが就職へと繋がっている施設でもあります。

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 DVDを用いた施設紹介や相談員の仕事、そしてご自身が介護に従事したきかっけなど穏やかな口調で話され、実習間近で不安な表情だった1年生の皆さんの表情も和らぎ、講義に引き込まれていた様子でした。

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 1年生への質問のやり取りからでてきた、【実習に向けて不安なこと】に対しても丁寧にアドバイスをしてくださいました。
 「介護過程の情報収集がうまくできるか心配」「ちゃんとニーズが明確にできるか不安」という意見に対し、コミュニケーションの重要性や、尊厳を守りながらも「相手を初対面とは思わない」といったコツを教えてくださいました。


 そして施設に入所されている方の情報を元にグループワークを行い、情報をICFの視点で整理し、その方のニーズをいくつでも考えてみるといった演習を行いました。ワークの結果、美術館へ行く!サッカー観戦をする!習字をする!トイレを自立する!子供たちと遊ぶ!といった多くの気持ちを柔軟にくみ取ることができていた様子です。

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 実習では受け持ち担当となった方とじっくり関わり、多くの事を知りその方の気持ちをいろいろな面から考えることが大切、といったアドバイスをしてくださいました。



≪学生の感想をご紹介します≫

・前期に一度実習を経験していますが、実習まで一週間をきるとやはり緊張していました。

 講義で先生が「笑顔で接することが大事」と言われ、改めてリラックスして実習に臨もうと思いました。

・対人援助は失敗もあるかもしれないが、失敗を恐れずいこう!と思いました。

・不安が和らぎました。頑張ろうと思った。


 今回の実習は、介護過程の展開(計画の立案)、個別のニーズに応じた生活支援技術の習得、夜間実習、レクリエーションの企画実践など多くの課題があります。

 その一つひとつが介護福祉士の専門性ともいえます。求められる、リーダー的介護福祉士を目指してまた一歩踏み出した福短介護福祉専攻の皆さんでした。

介護福祉専攻 講師 毛利亘

 平成27年度から、「富山コミュニティー論」が必修科目として創設されました。実際に地域に出向き、主体的に地域課題と向き合い、解決策を検討していく科目です。今回は、学習成果報告会の様子をご紹介します。

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■科目名:「富山コミュニティー論」

■授業科目の学習教育目標の概要:

主体的に地域の課題を学び、その解決のために必要な目標を設定し、具体的に「ひと・こと・もの」(地域社会)に関わる行動に移し、自身を「つくり、つくりかえ、つくる」実践力を高める。



 学生たちは9月から5つのグループに分かれ、それぞれ地域課題に着目してフィールドワークを行ってきました。
 視覚障がい者・高齢者体験等をして町を歩き、感じたことや不安な場所をまとめた地図を作ったグループ、介護施設の職員にインタビュー調査をしてまとめたグループ、地域の高齢者の方にロコモティブシンドロームのテストを受けてもらったグループがあり、それぞれの個性が表れた報告会となりました。


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≪学生の考察の一部を紹介します≫

「視覚障がい者の支援をする上で大切なのは、周囲の状況を適切に伝えること。こそあど言葉などの抽象的な表現は使用せず、「距離」「位置」「障害物の有無」を具体的に伝えることが必要である」

「利用者のニーズを理解し、質の高い個別ケアを提供するためには、複数の専門職がお互いの専門知識を活かし、その内容を情報共有することが重要である。」


「ロコモは誰でもなる可能性があり、まだ若いから関係ないというわけではない。車社会になり歩くことが少なくなっているが、意識することにより筋力の維持・向上、さらに要介護予防につながり健康寿命を延ばすことに繋がると考える」


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 すべての報告の後に、先生方から講評をいただきました。

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「今回のように、グループで一緒に協力し合う姿勢を大切にしてください(牛田)」

「それぞれ興味深いテーマで研究をしていたので、4月からの介護研究にぜひつなげてください(小出)」

「フィールドワークでは現場で当事者と関わって調べる視点を培ったと思います。介護現場における実習でもいろんなことに目を向け、いろんな人と関わることで、さまざまなことに気づいて下さい(毛利)」

「今回の経験を活かし、2年生の研究の過程では、自分自身の成長のために主体的に取り組んで下さい(宮嶋)」


 2年生になると、「介護福祉研究」が始まります。今回の経験を活かし、グループ全員で協力しながらがんばってほしいと思います。


 一年中で寒さが最も厳しくなるころを「大寒」といいますが、今年は1月21日(木曜日)です。大寒は、邪念を払い、気を引き締める事がこの日の意味とされていて 寒稽古や水行をするなどして、邪を払う日として大事にされています。

 射水市にある本学周辺は、先週末から30~40㎝程の雪が積もりました。今日は、北陸では数少ない青空が見えました。立山連邦のパノラマは、心を広くさせてくれます。


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 このようなよい天気ではありますが、3年生は国家試験対策講座で猛勉強中です。


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 本学ではAD(アドバイザー教員)制をとっており、教員はそれぞれ各学年5人~10人の学生を担当します。3年生は、AD教員の研究室で個別に学習し、毎日午後に実施している国家試験対策講座にも参加して合格を目指しています。各教員は、担当科目を中心に問題を作成し、回答・解説していますが、学生間で解説し合い理解を深める様子も見られ、たくましく思えます。あと2週間、学生と一緒に頑張りたいと思います。


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