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【授業紹介】心理学(社会福祉学科社会福祉専攻1年)

■科目:心理学(竹ノ山 圭二郎 教授)

 

授業科目の学習教育目標の概要:

人に対する支援は一律のものではない。対人援助に関わる人は、「個人」を理解することが必要となる。心理学を学ぶことによって、人を理解しようとする態度と、人を理解するために必要な基礎知識とを身に付けることができる。

 

 

この科目は、心理学の基礎的概要を学ぶ、心理系専門科目の導入教育であると同時に、社会福祉士基礎受験資格の指定科目でもあります。そのため、心理学を学ぶ楽しさを伝えることを第一の目標としています。

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この授業では、参加型授業の発展型として、昨年度からゲームデザインの手法を活用した「クエスト型」による授業形態を導入したところ、受講学生から大好評をいただきました。今年度は、さらに改良を加えた「クエスト型v.2.0」として実施しています。

クエスト型授業とは、科目全体をゲームに見立てて、授業の進行と成績評価を行なうものです。学生はプレイヤーとなって、授業中のアクション(積極的発言)と多数のクエスト(小課題)をクリアすることでポイントを獲得します。獲得した総ポイントによって、見習い→戦士→魔法使い→達人→仙人とレベル(学習到達度)が上がっていくしくみとなっています。

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1回目の授業では、データによる客観的証明を大切にする心理学の考え方を実感するために、「思考スピードの測定実験」を行ないました。

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学生全員に手を前の人の肩に乗せて一列につながってもらいます。最後尾の人が右手で相手の肩を握り、その力をリレー式に前に伝えて行き、最前列の人まで反応が伝わる時間をストップウォッチで測定します。これを「単純反応時間」と呼びます。

次に、最後尾の人が右か左かを選択して、どちらかの手で前の人に伝えて行きます。各参加者は、右か左かを判断しながら、力をリレーしていくことになります。これを「選択反応時間」と呼びます。 

グラフ.pngこの「単純」と「選択」の反応時間の差が、各学生の右か左かの判断に要した時間=思考スピードを示しています。

 

研究によって、高齢者の場合、「選択反応時間」がかなり長くなることが判っています。

高齢者によるアクセルとブレーキの踏み間違いによる交通事故の記事を配布して、今回の実験結果と高齢者の交通事故とがどのように関連づけられるかを、学生ひとり一人に考えさせました。実は、高齢者の場合、「選択反応」に時間がかかりすぎるため、衝突回避が間に合わない場合があります。

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学生たちは、今回の実験を通して、仮説を実験などによるデータで検証することを大切にする心理学の考え方を学びました。

 

社会福祉学科社会福祉専攻では、心理学を本格的に学習できるカリキュラムを採用しています。今後も、授業内容などご紹介していきます。

 

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