■科目:介護の基本Ⅱ(社会福祉学科講師 毛利 亘)
■授業科目の学習教育目標の概要
本科目は、介護の基本Ⅰと同様、介護領域の礎となる科目である。
介護福祉士にとって必要な介護福祉に関する知識、利用者主体という基本的な視点、ICFの概念で人を理解し、自立支援に繋げる観点及びリハビリテーション知識を持ち、チームケアの実践力を持つことを目標としている。
(※ICFとは、国際生活機能分類という。2001年5月の世界保健機関(WHO)総会において選択された新しい障害の考え方である。
『現代社会福祉用語の基礎知識』第10版(2011) 学文社より)
今回は、11月21日(水)に行われた社会福祉学科介護福祉専攻1年生の「介護の基本Ⅱ」の図書館活用授業を紹介します。
授業で、図書館を活用された理由を毛利講師にお聞きしました。
「初めての介護実習を前期に終え、そして約6か月間、「介護」や「人間と社会」、「こころとからだのしくみ」を習った今、本科目の最終課題にもなっている、「自身の考える介護とは・・・」を明文化するために、まずは様々な著書から、自身の介護観形成に役立つであろうキーワードを集めに、図書館において授業を行った」との事です。
2月の中旬には、約1カ月の介護実習(介護実習Ⅱ-①)があります。1年生総まとめの実習です。図書館が介護実習の準備計画書類の作成物等に活用されていくものと思います。よりよい実習の成果が得られるように支援していきたいと思います。